4月27日 エペソ人への手紙-光の子どもらしく歩みなさい-

そのためには、主に喜ばれることが何であるかを見分けなさい。
エペソ5:20


講解説教No.34
エペソ5章8-11節

 私たちは主の命令に従って教会を建て上げていきます(4章)。その目的はこの世への宣教のためです(5章-)。そのために光の子らしく歩みなさいというのが今日の教えです。以前はこの世の暗やみに浸透し罪など感じることなく虚しく生きる者でした。しかし今は罪を悲しみ、世との区別がはっきりした歩みです。なぜかと言えば、光となったからです。キリストから光を照らされて愛のうちに歩むようになりました。今後も光として、周囲を照らす歩みがしたいものです。光の子としての歩みは「主に喜ばれることが何であるかを見分ける」歩みです。見分けるとは、実際にテストを行なって説明したり、検証したりします。見分けることは時間を要します。これは聞いてわかるとか、読んで見出すものです。いろいろと思索して、生活体験の試行錯誤の中でほんとうの主のみこころ探るのです。光の結ぶ実は「善意」これは親切さが伴います。第二は「正義」の実です。世の正しさではなく、神の目に正しいかを見ます。答えではないようです。第三は「真実」です。白黒はっきりさせるというよりも、そこに愛と誠実が詰まっています。最後に世の人々を「明るみ出す」ことが求められています。」まとめると、光の子どもとしての歩みは、自分を世から絶つとか逃避することがないように、第二に世の常識に合わせるような妥協の歩みではない、第三に主に喜ばれるための最後の試行錯誤を繰り返す歩みです。似ることで重要なのが、キリストのよみがえりの肉体を私たちも持つ者となります。私たちも死んでもよみがえるのです。