2014年5月18日 エペソ人への手紙 -賛美と感謝の生活-

「詩と賛美と霊の歌とをもって、互いに語り、主に向かって、心から歌い、また賛美しなさい。」
エペソ5:19


講解説教No.37
エペソ5章19、20節

 酒に酔ってはいけない、むしろ御霊に満たされなさい!というのが主のご命令です。宣教における世の光として、このご命令に従うのです。これまでに持論があったとしたらなおさらのこと主に従う訓練を自分のものにしてください。

 今日学ぶことは、御霊に満たされた生活です。第一に賛美の生活になります。恥じらい文化の日本の生活の中で賛美することはふさわしくないと考える人がいるかもしれません。ただ、主から今学んだことは、*御霊に満たされると賛美の生活になるということです。まず御霊に満たされてから、賛美することがふさわしいかどうか考えるべきです。賛美と同様に、「日本での伝道は難しい」と口にする前に、聖霊があなたに臨む(使徒1:8)と力を受けてキリストの証人となるとの約束の通りを行ってから、難しいかどうかを検討すればよいでしょう。そもそも御霊に満たされるとは、神の支配と力を受けることです。賛美や証の生活は人間的な力で行なうことはできません。イエスも教えの中で、自分たちのうちに良いものが何もないから、ないことを自覚し、豊かにある神に求めよと教えています。「天の父が、求める人たちに、どうして聖霊をくださらないことがありましょう」(ルカ11章)と、主は聖霊に満たしてくださいます。そうすれば、あなたの予想を越えて、その心と口から賛美があふれて来ることでしょう。

 第二に、感謝も溢れてきます。神を賛美できる人の目はいつも開かれています。困難や苦しみがあっても、その中で神の恵みをしっかり見ることができます。神に感謝する材料が事欠かないのです。ところが目が開かれていないと、豊かな恵みがあっても困難だけしか見ることが出来ません。御霊に満たされた賛美と感謝の生活はこの世にはない地道な忍耐と力強い歩みです。主に従いましょう。