2016年12月25日 クリスマス礼拝ー天に栄光が神に、地に平和が信じる者にあるようにー

「いと高き所に、栄光が、神にあるように。
地の上に、平和が、御心にかなう人々にあるように。」
ルカ2:14


ルカ2章8-14節

 きょう、お伝えする大切なポイントは、天の栄光と地の平和とが結び合うところにクリスマスの喜びがあるということです。天使たちは神の栄光と地上を生きる人々の平和を歌ったのですが、人間の生きている地上の現実はこの時どうだったのでしょうか?皇帝アウグストはローマの初代皇帝と言われ、国内で長く続いた内乱をおさめたことでローマの支配体制を確立しました。「全世界」というほど彼の領土は拡大しました。その平和はローマの圧倒的な軍事力によるものでした。その時代にキリストはお生まれになりました。戦いが終わり、平和になると人や物の行き来が盛んになります。そこに経済的な繁栄がもたらされ、人々の生活が豊かになります。ローマはその絶頂期を迎えようとしていました。しかしその陰で起こっていたことを聖書は語っています。皇帝の勅令による人口調査は繁栄に合わせた国勢調査ではなく、さらに人々の税金を取り立てる手段でした。民衆は苦しめられます。この調査のため皆本籍地に出向かねばならず、ヨセフも妊婦マリヤも例外なく、100キロを超えるベツレヘムへと向かったのです。緊急事態です…赤ちゃんを産んだ場所が家畜のいる小屋?!早急に出産場所を確保しなければならないことが、町が登録者でごった返し、宿という宿がない状況でよくわかります。国の平和を維持するために取られた措置がこれです。いつの時代も立場の弱い人、貧しい人たちが支配者の命令にただ翻弄されるのです。地上に生きる私たちに本当の平和が確立するのは、天において神の栄光が確立することによってです。両者は不可分の関係にあります。これは地上の平和が人間の努力によって決して打ち立てられないことでもあります。私たちの力で平和を実現しようとしても必ず失敗します。私たちに罪があるからです。神を尊敬しないで自分中心に生きている私たちは他の人を大切にすることはできません。キリストがお生まれになったのは、そのような罪の支配下にある私たちに神の栄光を現し、救いを提供し、それを信じる者が本当の平和を頂くためです。

2016年12月25日 週報より報告

【降誕記念日】
☆クリスマスおめでとうございます。主イエス・キリストが私たちを罪から救うため人となられてお生まれになった特別な記念日です。年を重ねるごとにこの方を知り、クリスマスの喜びも増し加わることでしょう。インマヌエルの祝福があるように祈ります。

【イヴ礼拝の祝福】
☆12月24日(土)クリスマスイヴ礼拝が行われました。喜ばしい聖歌隊の賛美がささげられ、キャンドルをともして皆で賛美しました。

【本日の予定】
☆本日の昼食はクリスマス祝会です。食費は大人600円、子ども300円です。礼拝に続き、ご自由にご参加ください。ビンゴ景品の協力をありがとうございました。
☆本日の午後礼拝はクリスマスのためありません。

【予定】
☆12月28日(水)19時30分から年末感謝会を行います(一階多目的室)。終了後、元旦礼拝に備えて清掃を行います。
☆1月1日(日)10時から日曜学校、11時から元旦礼拝を行います。この日の昼食はありません。
1月8日(日)11時から新年礼拝を行います。2017年の新ヴィジョンが語られます。教会員はご参加いただき、キリストの教会に対する喜びと責任を新たにしていただきたいと思います。
☆1月4日(水)、5日(木)国内宣教カンファレンスを行います(国内宣教委員会主催)。説教テーマは「伝道者の召しを全うするために」(3回のうち1回は講義:「伝道者を形造る神学の重要性」)メイン説教者は三澤隆男先生です。婦人向け集会は三澤和子先生、白井恵子先生が担当します。牧師は国内宣教委員の主催側として参加、小宮山歩師が参加します。全体で73名が参加予定です。
☆1月4日(水)の祈り会は牧師がカンファレンス参加のためお休みです。

【教会ヴィジョン】
☆1月8日(日)の新年礼拝において、教会の新ヴィジョンが語られます。それと同時に2017年から2019年までの3年計画を提示します。前年(2014‐2016)のヴィジョン「キリストの弟子として歩む(弟子となる、伝道する、教え導く)」を効果的に進めていくための計画となります。主のみこころが成るようにお祈りください。

2016年12月18日 ルカの福音書ー主の御名によって来られる王ー

「イエスがすでにオリーブ山のふもとに近づかれたとき、弟子たちの群れはみな、自分たちの見たすべての力あるわざのことで、喜んで大声に神を賛美し始め、」
ルカ19:37



講解説教No.100
ルカ19章28-40節

イエスの地上生涯の最後の一週間、エルサレムに入りました。
これはゼカリヤ9:9の預言の成就です。イエスは神の国の王として人々の前にご自身を現しました。イエスはなおも先頭に立って行き、弟子たちが後ろについて行きます。死に行く王を理解できずとも彼らは従います。それが弟子です。マタイ福音書で描いているエルサレム入場は群衆が「ホサナ」と叫んでいます(マタイ21:9)。しかしルカ福音書では群衆が賛美する姿を描いていません。ルカが示したかったのは「弟子たち」の賛美です(37)。その中には救いを頂き「イエスについて行った」盲人だった弟子がいたでしょう(18:43)。或いは失われていたが一方的に見出されたザアカイもいたかもしれません(19:9)。そして受難の真意をほとんど理解できていなくても、なおついて行っている十二弟子たちも勿論。このように、ルカはイエスのエルサレムへの旅を描きながら、イエスについて行く弟子たちの在り方を語っています。彼らは「自分たちの見たすべての力あるわざのことで」(37)主を賛美していました。これはイエスがガリラヤにおられた時から一緒に歩み、従って来た弟子たちだからこそ出来ることです。「天には平和。栄光は、いと高き所に」(38)と賛美しました。イエス誕生のとき、羊飼いたちに現れた天の軍勢の賛美を念頭に置いているかのようです。パリサイ人たちは弟子たちを黙らせようとしましたが、イエスは「もしこの人たちが黙れば、石が叫びます」と返しました。天の軍勢の賛美をだれも止めることができないように、弟子たちのこの賛美をだれも妨げることはできないのです。イエスに従う弟子たち、すなわち私たち信仰者とは、そのような賛美を歌う者たちです。教会の使命はイエスキリストを宣べ伝えることですが、ただ伝えるだけではありません。イエスによる救いの恵みをくださった神を賛美する声を高らかにあげながら宣べ伝えるのです。

2016年12月18日 週報より報告

【日曜学校クリスマス会】
☆12月17日(土)日曜学校クリスマス会が行われました。お誘いしていたお友だちや近隣の子どもたちが大勢集いました。奈保美先生から救い主誕生の福音が語られました。聞いた子どもたちに救いが及ぶようにお祈りください。今年はクリスマスの素敵な工作を皆で行いました。毎年好評の巾着袋(お菓子)をプレゼントしました。

【祈り】
☆沖縄聖書バプテスト教会の石川肇牧師が脳出血で入院中です。2カ月ほどのリハビリに入っていると、回復をお祈りください。

【本日の予定】
☆昼食後、聖歌隊の練習を行います。
☆14時から午後礼拝を行います。毎年のクリスマス、信仰者としてどう祝うか、羊飼いたち、マリヤから学びます。
☆午後礼拝後、トラクト配布を行います。教会清掃と分担して行います。

【予定】
☆12月24日(土)19時からイヴ礼拝を行います。聖歌隊のカンタータの賛美とキャンドルサービスが行われます。
☆12月25日(日)11時からクリスマス礼拝を行います。昼食時に祝会を行います(①祝会食費は大人600円、子ども300円 ②プレゼント交換参加の場合500程度のプレゼントのご用意を③ビンゴ景品のご協力を!)

【年末、年始の予定】
☆12月28日(水)19時30分:年末感謝会
☆1月1日(日)10時:日曜学校、11時:元旦礼拝(昼食なし)、8日(日)11時:新年礼拝
☆1月4日(水)、5日(木)国内宣教カンファレンス(4日の祈り会はお休み)

【教会ヴィジョン】
☆1月8日(日)の新年礼拝において、教会の新ヴィジョンが語られます。それと同時に2017年から2019年までの3年計画を提示します。前年(2014‐2016)のヴィジョン「キリストの弟子として歩む(弟子となる、伝道する、教え導く)」を効果的に進めていくための計画となります。主のみこころが成るようにお祈りください。

2016年12月11日 ルカの福音書-神の国はすぐに現れるか-

人々がこれらのことに耳を傾けているとき、イエスは、続けて一つのたとえを話された。それは、イエスがエルサレムに近づいておられ、そのため人々は神の国がすぐにでも現れるように思っていたからである。
ルカ19:11


講解説教No.99
ルカ19章11-27節

 イエスがエルサレムに向かっていく姿を多くの人が見て、この人こそローマ支配下にあるイスラエルを復興してくださる救い主ではないかと大きな期待を寄せています。そのように神の国がすぐにでも現れると思っていた人たちに、イエスは一つのたとえを話されました。王位を受ける身分の高い人とはイエスのことです。「遠い国」とはローマのことで、独立を認められた国があったとしても、支配国のローマ皇帝に認めてもらわないと王になることはできません。そこで王位を取るためにローマに旅立つのです。イエスの場合の遠い国とは、父なる神のみもとである神の国です。イエスはエルサレムにおける十字架の死と復活を経て天に昇り、父のみもとに帰られるのです。そのイエスが戻って来るとは再臨を意味しています。さて、その再臨による世の終わりまでにはかなりの時間がかかります。王としてのイエスの支配、神の国は人々が期待しているようにはすぐに現れません。そのイエスの不在時が続く間、どうするのか?私たちは今まさに、イエスが十字架と復活と昇天によって父のもとに帰られてから、再臨までの間、イエスの不在の時を生きています(助け主は与えられている)。そこでイエスは十人にそれぞれ1ミナの金を渡し、商売をしなさいと命じました。これはタラントに見る賜物とは違います。信仰者一人一人に与えられている「信仰」のことです。流れから言うと、「イエスを待つ信仰」それが1ミナです。1ミナの信仰の価値を認めて神の約束を信じて生きるなら、豊かな実りが与えられます。与えられた信仰の価値に疑いを抱き、神の国の約束を中途半端に信じるなら実りは半分となるでしょう。1ミナを風呂敷に包んで隠しておいた人に見るのは、信仰の価値を全く信じなかったということです。王として来るとの約束も信ぜず、いや望んでいなかったのです。これは神も遣わされたイエスも無視する行為であり、神の怒りを招きます。あの盲人も、ザアカイも自分に与えられた1ミナを大切なものとして生かした人たちです。さてあなたは1ミナをどう生かしますか?

2016年12月11日 週報より報告

【ドルカスクリスマス会】
☆12月8日(木)ドルカスクリスマス会が行われました。メッセージでは求道の意志を表明された方もおられました。素敵なリースを作り、ご馳走を頂き主イエスを祝いました。38名が参加されました。お祈りを感謝します。

【ワックスがけ】
☆12月10日(土)教会の礼拝堂、多目的を中心にフローリングのワックスがけを行いました。椅子の足のすべりがいつもと違いますのでご注意ください。

【クリスマスカード】
☆宣教地や伝道所からクリスマスカードが届いています。
☆立川教会から諸教会、サポート先の宣教地などにクリスマスカードを送りました。

【トラクト】
☆クリスマス用のトラクトが完成しました。全4000枚、戸建て中心に配布します。

【本日の予定】
☆本日は第二週(会議月)で午後礼拝はありません。
☆昼食後、聖歌隊の練習を行います。
☆聖歌隊後、トラクト配布を行います。
☆配布後、日曜学校教師会を行います。

【予定】
☆12月17日(土)14時から日曜学校のクリスマスを行います。お友達をお誘いしましょう。
☆12月24日(土)19時からイヴ礼拝を行います。
☆12月25日(日)11時からクリスマス礼拝、昼食時に祝会を行います(①祝会食費は大人600円、子ども300円 ②プレゼント交換参加の場合500程度のプレゼントのご用意を③ビンゴ景品のご協力を!)

【年末、年始の予定】
☆12月28日(水)19時30分:年末感謝会
☆1月1日(日)10時:日曜学校、11時:元旦礼拝(昼食なし)、8日(日)11時:新年礼拝
☆1月4日(水)、5日(木)国内宣教カンファレンス(4日の祈り会はお休み)

2016年12月4日 ルカの福音書ーきょう、救いがこの家に来たー

彼に言われた。
「ザアカイ。急いで降りて来なさい。きょうは、あなたの家に泊まることにしてあるから。」
ルカ19:5


講解説教No.98
ルカ19章1-10節

 ユダヤは力で抑えられているローマ支配下にあります。その政府に加担する税を扱う仕事をしているのがザアカイです。彼もユダヤ人、同胞から嫌われる仕事を、なぜ選んだのか疑問です。ザアカイとユダヤ人との間には軽蔑と憎しみという大きな壁がありました。彼がイエス見たさに木によじ登ったのは物理的な問題ではなく、双方の交わりが断絶していた不自然な行動です。ザアカイがそこまでイエスを見たいという思いは、話を聞きたいとか、奇跡を見たいということではなくて、彼の同業者がイエスと交流していることを聞いたからでしょう(15:1)。一目見ることが目的だったザアカイに想定外のことが起こりました。彼の名が呼ばれたのです「ザアカイ!」面識もないのに呼ばれたのは、イエスの全知性を暗示しています。さらには「あなたの家に泊まることにしてある」とまで言われました。原文は英語のmustにあたる「泊まらなければならない」となっています。本来他人の家に泊まる場合は、「依頼、お願い」です。ところがイエスのことばは宣言です。私たちであれば非常識で怒られます。しかしイエスの場合は、『神のご意思であるからそうしなければならない』という意味が込められています。神なら成り立つのです。イエスは「急いで」とも言われました。喜びへと急げということです。罪によって失われた者の救いには喜び以外はありません。その救いを躊躇したり、周囲を気にしたりしないで、喜びへと急ぐべきです。ザアカイはイエスと出会い、新しい人間へと生まれ変わりました。憎む相手を憎しみ返す生き方から、愛し、助け、良い関係を築くことができる新しい生き方を始めることができたのです。自己中心的な生活から他を配慮する生活へと必ず変わります。その変化に貢献しているのがイエスと出会った喜びです。もし今、喜びに欠けるものがあるなら、あなたの家に泊まることにしてあるからというイエスの宣言にちゃんと応答していないことが原因です。イエスを喜んで迎えましょう。

2016年12月4日 週報より報告

【大掃除】
☆11月27日(日)教会の大掃除を行いました。降誕記念に向けてクリスマス装飾をし、玄関先のプランターも新しく花が植えられました。ご協力ありがとうございました。

【部会報告】
☆12月1日(木)ドルカス会でクリスマスの準備を行いました。
☆12月3日(土)青年会でクリスマスが行われました。クリスマスメッセージ(牧師)が語られ、その後、青年たちは素敵なキャンドル作りをし、手作りのケーキをいただきました。今年最初の教会のクリスマスを祝いました。

【ステンドグラス】
☆二階吹き抜けのステンドグラスは、日中太陽の光で室内に映えますが、夜に一定時間外に向けて輝くようにスポットライトをセットしました。タイマーが礼拝堂入口付近にあります。触れないようにお願いします。

【本日の予定】
☆14時から午後礼拝を行います。年末の忙しさが増しますが、正しい休息の取り方を聖書から学び、主にあって有意義に過ごしましょう。
☆清掃後、聖歌隊の練習を行います。

【予定】
☆12月8日(木)10時からドルカス会のクリスマスを行います。
☆12月17日(土)14時から日曜学校のクリスマスを行います。
☆12月24日(土)19時からイヴ礼拝を行います。
☆12月25日(日)11時からクリスマス礼拝、昼食時に祝会を行います(①祝会食費は大人600円、子ども300円 ②プレゼント交換参加の場合500程度のプレゼントのご用意を③ビンゴ景品のご協力を!)

【年末、年始の予定】
☆12月28日(水)19時30分:年末感謝会
☆1月1日(日)10時:日曜学校、11時:元旦礼拝(昼食なし)、8日(日)11時:新年礼拝

2016年11月27日 ルカの福音書 -盲人の救いに見る魅力ある生き方-

彼はたちどころに目が見えるようになり、神をあがめながらイエスについて行った。これを見て民はみな神を賛美した。
ルカ18:43


講解説教No.97
ルカ18章35-43節

 イエスに向かって「ダビデの子よ」と叫び求めた盲人は、金持ちの役人の求めとは対照的です(18:18)。ダビデの子孫にまことの王である救い主が誕生するというのが旧約聖書の預言です。つまり彼は「イエスこそ救い主です」と叫んでいるのです。「こんな罪人の私をあわれんでください」(18:13)と祈った取税人のように、無力で母に泣き求めるほかない乳飲み子のように盲人は「あわれんでください」と願いました。道行く人たちからイエスとその福音の知らせを聞いていた彼は、叫び声に見るようにすでにイエスを信じています。その彼がしたことは、「キリストに会いたい」ということです。救われた人が一番求めることは、イエスとの交わりです。世俗との交わりは黙っていても罪の思いのまま進んでしまいます。イエスとの交わりはそういう中で特別なものとして聖別しましょう。礼拝を通して、デボーションを通して、クリスチャンとの交わりを通して、交わりの楽しみと喜びを経験しましょう。イエスは盲人を連れて来るように指示しました。イエスご自身が行かれたほうが早いですが、あえてお呼びになりました。本当にイエスを求めているかをご覧になりたかったからです。イエスは試して「何をしてほしいのか?」と尋ねられました。彼ははっきりと「目が見えるようになることです」と。彼はもっと沢山の施しがもらえて生活を守ってほしいと願いませんでした。彼が求めたことは「あわれんでください」との求めからわかるように、問題の本質を知っている者として、根本問題から救われることを願いました。生活、勉強、仕事、人間関係…現実問題として切実です。しかしそれらは苦しみの根本ではありません。それらを求めている人はイエスそのものを求めてはいません。根本的な問題を解決したい人は、根本を解決してくださる方を求めるはずです。彼は自分のみじめさの中で、イエスこそ救い主であると信じ、あわれみを求めて、イエスによりすがったのです。イエスはそれを「あなたの信仰」と言っていやされました。見えるようになった彼は、神を賛美しながらイエスについて行きました。問題が解決されたあとのあなたの行動はどんなでしょう?解決されたこと自体を喜びそれっきりでしょうか?クリスチャンの魅力ある生き方は問題が解決されることではありません。解決されてイエスについて行くことです。逆に本当の問題は目が見えないことでも、様々な苦しみでもありません。心底信頼してついて行くことのできるイエスに出会わないことこそが大問題です。イエスについて行くこと、すなわちイエスの弟子となることです。イエスが向かっている十字架と復活の道について行くことです。これは失われた人に永遠のいのちを与える道です。なんと魅力ある生き方でしょう。あなたも今日もイエスと交わり、イエスについて行きましょう。

2016年11月27日 週報より報告

【バプテスマ】
☆11月20日(日)バプテスマ式が行われました。救われた者がその救いを公に証しし、キリストにお従いする姿は感動です。姉の今後の信仰生活が祝福されるようにお祈りください。おめでとうございます。

【再来会】
☆11月23日(水)の祈り会に小宮山歩師のお母様小宮山桂子様が出席されました。キリストの救いがあるようにお祈りください。

【祈りのカレンダー】
☆祈りのカレンダー12月号が出来ています。デボーションに活用してください。神のことばである聖書は永遠の価値を持つものです。永遠でないものに時間を費やすのではなく、聖書にこそ時間を費やすべきです。聖書を読みましょう。

【本日の予定】
☆13時半から15時半まで年末大掃除を行います。動きやすい服装で担当者の指示に従って行ってください。
☆本日は大掃除のため、午後礼拝はお休みです。
☆大掃除後、聖歌隊の練習を行います。クリスマスに向けて限られた練習時間です。聖歌隊奉仕のためにお祈りください。

【予定】
☆12月3日(土)14時から青年会のクリスマスを行います。
☆12月8日(木)10時からドルカス会のクリスマスを行います。

【国内宣教カンファレンス】
☆来年1月4日(水)~5日(木)、JBBF国内宣教委員会主催のカンファレンスが行われます(静岡県富士宮市の宿泊施設)。テーマ「伝道者の召しを全うするために」 講師は三澤隆男師です。詳細は掲示板を。

2016年11月20日 ルカの福音書 ー受難の告知ー

人の子は異邦人に引き渡され、そして彼らにあざけられ、はずかしめられ、つばきをかけられます。彼らは人の子をむちで打ってから殺します。しかし、人の子は三日目によみがえります。
ルカ18:32,33


講解説教No.96
ルカ18章31-34節

 キリストの受難の3回目の告知です。ここで特に伝えているメッセージは、ルカだけが使用している「はずかしめられ」の部分です。「侮辱する」と同じ言葉で元の意味は「傲慢」です。イエスは肉体的にも精神的にも人間の傲慢による苦しみをお受けになったのです。傲慢は罪のうちの一つではなく、罪の根源です。対人関係で生じる様々な問題点(ねたみ、怒り、いじめ、暴力)はお互いに対して傲慢であることが原因です。根本的には神に対する傲慢から生じて来ているものです。教会の交わりを壊すのは性格の悪さや不真面目さではなく、自分を正しいとする互いの傲慢さです。だから主は兄弟を愛しなさい、何度でも赦しなさい、完全でありなさいとお命じになるのです。それに取り組む私たちが出来ないことをとことん知って、傲慢さを砕くためです。イエスは傲慢さを捨て謙遜になれとは教えません。むしろ、謙遜になることは人の力では不可能と教えます。「人にはできない」と。もっと教えたいことは、「神にはできる」ということです。神のみわざであるキリストの贖いによって傲慢の罪による苦しみを引き受け、はずかしめを受けられ、死んでくださいました。私たちの傲慢さがイエスを十字架につけたのです。告知はさらに「三日目によみがえります」と。傲慢の罪の犠牲となって死なれたイエスは三日目によみがえられました。これが傲慢の支配から救い出される唯一の救いです。この素晴らしい告知を弟子たちは何一つわかりませんでした。理解力の問題ではなく、隠された神の真理だからです。聖書のことばを聞いてもすぐに理解できるものではありません。その理解を超えてただ神の恵みにより頼むことは人の理解と努力ではできません。聖霊の働きによって可能です(使徒2:23、24、1:8)。人の理解力で福音が一つもわからないことは神のお考えによることです。もし人の力によって福音を理解するようなことがあったら、傲慢の罪にただちに陥るでしょう。

2016年11月20日 週報より報告

【教会会議】
☆11月13日(日)教会会議が行われました。転籍とバプテスマが承認されました。9、10月の会計が承認されました(教会会計の祝福のためにお祈りください)。ほか各部、委員会報告、キャンプについて等詳細は議事録をご確認ください。

【召天】
☆11月17日(木)教会員兄のお母様が召天されました。現地時間の19日(土)14時に葬儀が行われました。悲しみのうちにいるご家族が天での再会を確かな望みとして、慰められるようにお祈りください。

【部会】
☆11月17日(木)ドルカス会で礼拝が、19日(土)青年会で聖書の学びが行われました。

【パソコン】
☆故障のため新しいパソコン(ノート)を購入しました。

【本日の予定】
☆礼拝後、バプテスマ式を行います。
☆14時から午後礼拝を行います。
☆清掃後、聖歌隊の練習を行います。

【予定】
☆11月27日(日)13時30分から年末大掃除を行います。この日の午後礼拝はお休みとなります。

【クリスマスの予定】
☆3日(土)14時~青年会クリスマス
☆8日(木)10時~ドルカス会クリスマス
☆17日(土)14時~日曜学校クリスマス
☆24日(土)19時~イヴ礼拝
☆25日(日)11時~クリスマス礼拝、昼食時祝会
われらの救い主誕生を記念する特別な日です。まごころから祝うことができるように準備しましょう。友人、家族をご招待しましょう。

2016年11月6日 聖書講演会 -聖書に聞く-

イエスは、彼に言われた。「きょう、救いがこの家に来ました。この人もアブラハムの子なのですから。人の子は、失われた人を捜して救うために来たのです。」
ルカ19:9,10


ルカ19章1-10節


聖書に聞くべきことは、①生けるまことの神がおられ、私たち人間を愛しておられること、②人間は神に対して罪を犯し、例外なく死のさばきを受ける対象であること、つまり救われなければならない立場にあること、です。「天は神の栄光を語り告げ…」(詩篇19:1)とあるように、人が見上げる天体全体はそれらを創造された神の偉大さを物語っています。これは人がだれでも神を認めることができるようになっています。ところが人間は故意に神を知ろうとしない、或いは神を信じることをあえて止めたのです。自分本位な罪を犯して生きるのに神が邪魔だからです(ローマ1:20-21)。そして人は、人として生きるのに最も必要な神の律法に逆らう生き方を選んだのです。神の律法とは、「神を愛すること、人を愛すること」です。人が行う悪い考え、盗み、殺人、性的に悪い行い、貪欲さ、高ぶり、そのほかの行為もすべて神を愛し、人を愛することに反することです。人はそれに反するだけではなく、自らの力で神を愛し、人を愛することが出来ないという愛に完全に失敗した存在であることを聖書は厳しく指摘します。今欲しいものを所有し、繁栄したとしても、すべての人間の行き着く先が死であることは、神の裁きの証明であり寿命で片付くものではありません。裁かれてしかるべき存在を神は愛しているというのです。その理由は「我がもの」だからです。どんなに出来の悪い子でもわが子はわが子です。神は私たちをわが子として失いたくない、その一心です。どれくらい愛してくださっているかは、神の子であるイエスキリストの命を犠牲にするほどです。「神は、実に、そのひとり子をお与えになったほどに、世を愛された…」(ヨハネ3:16)人は聞く必要のないことをいっぱい知っています。あなたが聞かなくてはいけないことは、あなた自身が失われていること、あなたにこそ神の愛が向けられていることです。

2016年11月6日 週報より報告

【聖書講演会】
☆本日は聖書講演会です。年に2回(初夏と秋)テーマを掲げ、説教者をお招きし、一般向けに聖書の福音を伝える集いを持ちます。賛美をささげる礼拝のスタイルで行います。今回は「聖書に聞く」です。
☆説教者に小川淳司先生をお迎えしています。長野県上田市の上田聖書バプテスト教会の牧師です。27歳の時に初めて教会に行き、イエスキリストを信じ信仰を持つようになりました。2005年に神学校入学、在学時より上田の開拓伝道に携わり、2014年正式に牧師となりました。奥様と2男1女の5人家族です。
☆昨日の聖書講演会に調布教会の中川姉が吉野ご夫妻をお連れし、ご主人が救いの確信を頂きました。青木浩子姉がお連れした友人の吉田さんが救いを受け入れました。トラクトをご覧になり鴨藤さんが、お向いの田辺さんが来会、滝山教会から7名参加されました。

【来会】
☆11月3日(木)聖書講演会で配布されたトラクトをご覧になり、お一人の方が教会においでになりました。主の祝福があるようにお祈りください。

【本日の予定】
☆15時から聖書講演会の最後の集いが行われます。小川淳司先生が引き続き、聖書からお語りくださいます。ご参加ください。

【予定】
☆11月7日(月)来年のキャンプ候補地の下見に行きます。参加者は教会を9時に出発します。
☆11月13日(日)聖餐式および教会会議を行います。教会会議においては通常の各部委員会、会計の報告と、バプテスマ希望者の証(山敷羚奈姉)、転入会希望者の証(大嶺英太郎兄)があります。教会員はご出席ください。

2016年10月30日 ルカの福音書-幼子のように-

まことに、あなたがたに告げます。子どものように神の国を受け入れる者でなければ、決してそこに、はいることはできません。」
ルカ18:17


講解説教No.94
ルカ18章15-17節

 イエスのたとえ話が続いていましたが、ここに来て実際の出来事から、ここのところ続いているテーマである「神の国」について教えておられます。祝福して頂こうと親が子どもたちを連れて来ました。ところが、うるさくてイエスのお話が阻まれるからなのか、弟子たちが叱りました。この時イエスは「子どもたちをわたしのところに来させなさい(来ることを赦しなさい)」と言われました(16)。そのことから最終的にイエスが「こういう人でないと神の国に入れません」と言われたので、「神の救いに預かることができるのはどういう人か?」ということをここで教えておられます。呼び寄せた子どもたちを前に、「神の国はこのような者たちのものです」と言われたことから、幼子のようなものが神の国に入ることが出来ます。素直で純真で、大人のような汚れを知らないものが一般的な幼子のイメージですが、聖書から本質を見ていくならば、それは勝手なイメージです。アダムの罪以来、人間は子どものときから神に逆らい自己中心的です。聖書を良く見てください。幼子とは純真無垢な者ではなくて、神の国を受け入れる者です。神の国を受け入れるとは、イエスによって既に実現している神の支配と救いのわざを信じて受け入れることです。神の国は目に見えません。見えるものはむしろ、痛みや苦しみというサタンの支配です。そういう現実の中でイエスの十字架と復活により救いのわざが既に行われているという福音を受け入れることが、神の国を受け入れることです。大人はそこでいろいろと理屈を言って、納得できる説明を求めます。子どもは神の支配の証拠、十字架、復活の証拠など求めません。子どもは親が言うのだから間違いないと素朴な信頼に生きています。そのように素朴な信頼をもって福音を受け入れる者が神の国の恵みに預かることができるのです。きょうのキーワードは「幼子」です。ある程度親の話を聞くことのできる「子ども」ではなく、お腹がすけば泣き、与えられたミルクを飲むような存在が幼子です。これが示すことは、ただ神の恵みによってのみ神の国が与えられるということです。神のみ前でミルクを求めて泣く赤ちゃんのように、神の恵みをただ求め、あわれみによってそれが与えられるのです。前節の「神さま。こんな罪人の私をあわれんでください」と祈った取税人も自分から何もすることができない幼子です。ただ神のあわれみを受けるほかない幼子なのです。

2016年10月30日 週報より報告

【先聖日の恵み】
☆10月23日(日)港北ニュータウン聖書バプテスト教会の鹿毛愛喜先生とご家族をお迎えしました。日曜学校、礼拝、午後礼拝と聖書のメッセージを取り継いでいただきました。
☆10月23日(日)牧師は仁戸名教会でメッセージの奉仕を行いました。新来者、求道者に福音が伝えられ、修養会ではⅡコリント4章から、①あわれみによる福音の務め、②土の器を用いる神、について語られました。お祈りを感謝します。

【聖書講演会】
☆今週5日(土)15時から、聖書講演会が開催されます。これまでに各地域にトラクトが配布されました。配布先からお問い合わせのお電話も頂いています。また、兄姉がご家族や友人を直接お誘いしていることと思います。来会の約束を頂いているところもあります。神様は私たちの考えやはかりごとを越えて救いのために働きかけてくださるお方です。この方を認めて福音の働きのために続けて祈りましょう。
☆11月6日(日)の日曜学校も聖書講演会として講師にメッセージしていただきます。日曜学校用のトラクトを配布し呼びかけています。子どもたちが集うようにお祈りください。

【本日の予定】
☆本日は第五週のため午後礼拝はありません。
☆昼食後、聖歌隊の練習を行います。聖書講演会で賛美をささげます。聖歌隊の働きが用いられるようにお祈りください。
☆トラクト配布を行います。ご協力ください。

【予定】
☆11月3日(木、祝日)のドルカス会はお休みです。
☆11月5日(土)15時から小川淳司先生を迎えて聖書講演会が行われます。6日(日)は日曜学校、礼拝、午後礼拝と3回説教奉仕をしていただきます。小川先生は5日(土)、教会に宿泊されます。

2016年10月23日 ヨハネの福音書-何を求めているのか-

イエスは振り向いて、彼らがついて来るのを見て、言われた。「あなたがたは何を求めているのですか。」彼らは言った。「ラビ(訳して言えば、先生)。今どこにお泊りですか。
ヨハネ1:38


ヨハネ1章35-42節

「福音の光を持っている私たち」 10/22(土)仁戸名BBC修養会のメッセージより(井口師担当) Ⅱコリント4:1-6

「『光が、やみの中から輝き出よ。』と言われた神は、私たちの心を照らし、キリストの御顔にある神の栄光を知る知識を輝かせてくださったのです。」(Ⅱコリント4:6)天地創造の光と同じように、神は失われた私たちの暗い心にキリストの御顔を輝かせてくださいました。頂いたこの光をどのように扱うかをパウロは教えています。「この務め」(1)、「キリスト・イエスを宣べ伝える」(5)と言っているので、頂いた光は自分のために使うものではありません。7節以降には「福音の光」が「宝」(7)、「イエスのいのち」(10,11)と言い替えられています。それを私たちを通して人々に「明らかに示」していくものと教えているので、福音の光の扱いというのは、宣べ伝えることだとわかります。しかしもし、宣べ伝えていなかったとしたら、頂いた光を私物化しているのであって輝きを失っています。福音の光を宣べ伝えていく大切な姿勢は、あわれみを受けてこの務めに任じられているということです。自分が何か霊的に相応しいものになったから宣教の働きができるのではありません。神のあわれみがなかったらクリスチャンとして生きること(礼拝、奉仕、献身…)さえ赦されていないでしょう。そうであればなおさらのこと、福音の光を宣べ伝える働きに加わることなど決して出来ないのです。神のあわれみによって福音を伝える働きをするということは、救われているクリスチャンであれば誰にでも出来るということです。また自分が弱いということが福音宣教をしていかない理由にもならないと言うことです。高価な油を塗りにイエスのところにやって来た罪深い女も、人前に出ようとしなかったサマリヤの女も、イエスを裏切ったペテロも、ただ主にあわれみを受けたという事実だけをもって、福音を宣べ伝えることをしました。私たちも間違いなく、福音を宣べ伝えることができます。主のあわれみに感謝します。

2016年10月23日 週報より報告

【説教者】
☆本日説教者に鹿毛愛喜先生を迎えています。5歳で信仰告白、中学3年に受浸、高校時代に献身。マルコ14:3を通して伝道者の召命を頂く。2006年神学校卒業し、港北教会の青年担当伝道師として招聘。2014年に按手礼を受け、現在に至る。教会が立ち上げた精神障がい者の作業所「マローンおばさんの部屋」の非常勤スタッフとしても働いておられる。ご家族は奥様ちひろ先生、長女みわざさん(2歳)、長男栄臣さん(5ヶ月)。

【ドルカス会】
☆10月20日(木)ドルカス会主催の「聖書のお話とお料理の会」が行われました。福音を聞いた方々が救いに導かれるように祈りましょう。

【手話ろう会】
☆10月22日(土)港北教会主催の手話ろう会が東京聖書バプテスト教会で行われました。立川教会からも参加しました。

【仁戸名教会説教奉仕】
☆牧師は20日(金)から仁戸名聖書バプテスト教会の修養会、伝道集会の説教奉仕に出かけています。20日(金)には新来者が集い、求道の思いを表明されました。

【本日の予定】
☆14時から午後礼拝を行います。礼拝に引き続き、鹿毛愛喜先生が説教されます。
☆清掃後、聖歌隊の練習を行います。
☆トラクト配布を行います。ご協力ください。(平日、ご自宅周辺の配布にもご協力お願いします。)

【予定】
☆10月25日(火)、26日(水)神学校でオープンカレッジが行われます。「宣教学特別講義(4講)」として奥村明郎師(佐倉教会、宣教学教師)が担当されます。

2016年10月16日 ルカの福音書ー自分を低くされるか、高くされるかー

あなたがたに言うが、この人が、義と認められて家に帰りました。パリサイ人ではありません。なぜなら、だれでも自分を高くする者は低くされ、自分を低くする者は高くされるからです。
ルカ18:14


講解説教No.92
ルカ18章9-14節

このたとえの結論は「自分を高くする者は低くされ、自分を低くする者は高くされる」(14)です。「自分」という言葉がくり返し使われているキーワードとなりますが、イエスが問題とされているのは『自分のことをどう見るか(自己評価)』です。「パリサイ人」は律法を厳格に守り、正しい生活を送っていた人です。誰もが神のみ前に出て祈るのに相応しい人と見られていました。彼の祈りは「感謝」でした。その内容は、自分が罪人とは違う生き方が出来ていること、献金など自分の信仰の行いが出来ていたことへの感謝です。「取税人」は異邦人に加担する裏切り者、罪人の代表と見られていた人です。彼の祈りは「赦し」を請うことでした。この取税人が義と認められました。彼の祈りが聞かれ罪が赦されたのです。一方パリサイ人は義とされませんでした。つまり彼は神に罪人と宣言されたということです。なぜでしょう?パリサイ人の見つめていたものは取税人を含むいわゆる罪人たちです。それと、そういう罪人たちとは違う自分自身をも見つめていました。つまり彼は他人と自分ばかり見て、神のほうは一つも見つめていなかったのです。彼の「心の中の祈り」は「自分自身に向かって祈った(直訳)」ものであって、根本的な問題があります。祈りではないということです。一方取税人の目には周囲の人はひとりも入っていません。ただ神に赦しを乞うことであって、目を天に向けていないのではなく、彼には神しか見えていないのです。取税人は宮の隅っこで、パリサイ人は中央で祈ったことでしょう。しかし神のみ前に立っていたのは取税人です。パリサイ人は神のみ前にいません。人の前にいます。この両者の違いが自分を高く評価するか、低く評価するかという違いを生んでいます。人の前、つまり人間同士の比べ合いに生きている限り、私たちは常に自分を高く評価されたい者であり続けます。大切なのは神のみ前に立つことです。その方がさばきをなさる方だと知る者はおのずとみ前に立つことができます。

2016年10月16日 週報より報告

【部会】
☆10月15日(土)青年会でたこ焼パーティーが行われ、楽しい交わりの時を持ちました。

【トラクト】
☆聖書講演会のトラクトが完成しました。9千枚を3週間で配布する予定です。福音を知る確かなきっかけとなり、新来者が集うことを願いながら配布しましょう。

【本日の予定】
☆14時から午後礼拝を行います。聖書が教える健康法を、肉体と霊のつながりに着目しながら学びます。
☆清掃後、聖歌隊の練習を行います。
☆トラクト配布を行います。ご協力ください。

【予定】
☆10月20日(木)10時から聖書のお話とお料理の会(ドルカス会主催)を行います。新来、再来される方々が福音を信じることができるようにお祈りください。
☆10月21日(金)~23日(日)牧師は仁戸名教会で説教奉仕です。21日午前(女性向け)、23日午前(礼拝)は「あなたの人生を輝かせる福音の光」として伝道メッセージ、22日午後、23日午後は「福音の光を持っている私たち」としてクリスチャン向けの修養となっています。お祈りを。23日(日)の日曜学校、礼拝、午後礼拝の説教者は鹿毛愛喜師です。

【諸教会、神学校】
☆10月10日(月)桶川聖書バプテスト教会の独立式が行われました。立川教会からお祝い金をささげました。
☆10月22日(土)14時から東京聖書バプテスト教会で「手話ろう会」が行われます(主催:港北教会)。詳しくは啓示版を。
☆10月25日(火)、26日(水)神学校でオープンカレッジが行われます。「宣教学特別講義(4講)」として奥村明郎師(佐倉教会、宣教学教師)が担当されます。

2016年10月9日 ルカの福音書 -失望せずに祈れ-

あなたがたに言いますが、神は、すみやかに彼らのために正しいさばきをしてくださいます。しかし、人の子が来たとき、はたして地上に信仰が見られるでしょうか。
ルカ18:8


講解説教No.91
ルカ18章1-8節

 失望しないで絶えず祈ることをたとえで教えられました。「神を恐れず、人を人とも思わない裁判官」は神を信じない、自分の利益のためにしか動かない人です。彼以上にさばく立場の人がいないので、自由に自分の得のためだけに動くことができます。彼がやもめの訴えを取り合わなかったのは何の得にもならなかったからです。やもめは社会的に弱い立場の代表です。裁判官がどういう人であれ、そこに行って「相手をさばいて、私を守ってください」と訴えるほかありません。イエスはこの弱い立場のやもめの姿に、失望しないで絶えず祈る姿を見ておられました。支配している人が裁きを行うことができます。今この世界は、神を恐れず人を人とも思わない力が支配しています(エペソ6:12参考)。そこにこそ、神を恐れて人を尊重する正しい裁きと支配が確立することを願い求めるのです。では、どうしたら気落ちしないで求めることができるでしょうか?それは目に見える現実の背後から、神こそがこの世を支配しておられることを信じていることで祈ることが可能になります。神の裁きと支配はすでに確立しているのです。ただ、今神の支配は完成していません。それはイエスが再びおいでになるまでは目に見えないもの、信じるしかないものです。同時に神を恐れない人たちの支配がそこにあります。その中で御国の完成を信じつつ忍耐して生きるのです。失望しないで祈りながら歩むことが大切なのです。さて、たとえで裁判官はやもめの訴えを「うるさくてしかたがないから」というやはり自分の損得の理由から、かなえてやりました。自分本位な裁判官でさえそうなら、主の民のために惜しみなく与える神は必ず私たちの祈りに答えて、裁きを行ってくださるということを教えています。私たちは失望しないで祈り続ける理由と根拠を知りました。同時に、祈りを止めてしまう根拠がないことも。それはただサタンがほほ笑むだけです。祈りを止めていた人は祈り始めましょう。祈っていた人はやもめのようにもっと祈りましょう。

2016年10月9日 週報より報告

【来会】
☆9月25日(日)新しい方が礼拝に出席されました。祝福がありますように。

【国内宣教委員会】
☆10月2日(日)~5日(水)牧師は国内宣教委員会のメンバーと岡山、松江、高知の伝道所訪問に行きました。各教会1~2時間の訪問で、その地域ならではの人々とのかかわり、教会形成など伺いました。限られた時間ですが祈り合う幸いを得ました。1000キロ以上の移動距離でしたが、台風からも守られました。お祈りを感謝します。後日発行する「かいたく」誌に訪問記が掲載されます。

【JBBF機関誌】
☆各新刊が届いています。「野の花」の「相模原殺傷事件から」(旭川聖書バプテスト教会員・黒田英敏著)、「宣教クォータリー」の「故斉藤雄典牧師の沖縄宣教45年の恵み」など掲載されています。お読みください。

【本日の予定】
☆本日第二日曜日は会議月のため午後礼拝はありません。
☆清掃後、聖歌隊の練習を行います。
☆聖歌隊後、日曜学校教師会を行います。

【予定】
☆10月10日(月)13時30分から桶川聖書バプテスト教会の独立式が行われます。熊谷バイブルバプテスト教会の伝道所として開始され、これまでに借家として使用していた土地建物を購入、内島伝道師の按手と準備を進めていました。独立後の教会の自立した歩みが祝福されるようにお祈りください。
☆10月15日(土)13時から青年会を行います。
☆10月20日(木)10時から聖書のお話とお料理の会(ドルカス会主催)が行われます。
☆10月21日(金)~23日(日)牧師は仁戸名教会の修養会で説教奉仕です。
☆10月23日(日)日曜学校、礼拝、午後礼拝の説教者は鹿毛愛喜師です。ご家族でおいでになります。

2016年10月2日 ルカの福音書 ー自分のいのちを保つ者、失う者ー

「自分のいのちを救おうと努める者はそれを失い、それを失う者はいのちを保ちます。」
ルカ17:33


講解説教No.90
ルカ17章22-37節

 パリサイ人から(20,21)弟子たちに転じて、『神の国の完成までこの現実をいかにして生きるか?』という教えがきょうのテキストです。第一(22-24)に惑わされないように。再臨のイエス(神の国完成の時)は「こちらだ」「あちらだ」と惑わしの声が聞こえてきます。しかしイエスの再臨は天にひらめく稲妻のように、誰の目にはっきりとわかるものだと教えます。終末の厳しい困難の時には惑わされやすいので、しっかりイエスの教えを見つめていましょう。第二(25)にイエスが再びおいでになることを見るよりも前に、弟子たちは十字架のイエスを見なければなりません。それは神の国の中に弟子として、自分を捨て、自分の十字架を負って生きることです。終末に向かうほど人々の生活は自分本位さを極めて行きます。クリスチャンと言われる人たちも困難に動揺してその愛は冷えて行くのです。その中で他者を愛して生きる人は少数です。それゆえ嫌われます。それが十字架を負って生きる弟子の道です。第三(26-32)に主のみこころのうちに全ての営みをすることです。多くの人はノアの時代の人たちのように、自分たちだけで生きているかのように、計画やすべての行動に神を度外視して生活しています。しかし私たちは趣味や楽しみを持ちつつも、たとえ神がそれらをお取りになったとしても、すべては主のものとして主を喜ぶのです。主のみこころのうちにとはそのことです。最終的にイエスは、自分のいのちを失う者なのか?保つ者なのか?を問われます。勉強すること、仕事をすること…といった営みに、神なしで自分で自分を生かそうとする人はいのちを失います。逆にそういう神なしの営みの中には自分を本当に生かすものはないと自覚している人は、世との大きな違いゆえに困難を受けます。しかし既に世に勝利している十字架と復活のイエスによって、肉体の死を超えた永遠のいのちを神の国の完成とともに保つことになります。改めてみこころのうちを歩み直し、ノアのように救いの箱舟に乗り込むよう人々を招きましょう。

2016年10月2日 週報より報告

【部会報告】
☆10月1日(土)青年会で映画上映会(「神は死んだのか?」)が行われました。*クリスチャンの大学生と無神論の哲学教授との神の存在証明を巡る大激論が描かれた映画

【祈りのカレンダー】
☆祈りのカレンダー10月号が出来ています。祈りの課題を活用し、教会全体の祈りを増してください。

【諸教会】
☆9月26日(月)八王子教会の西原智彦師の按手礼式が行われました。今後副牧師に就任されます。教会の祝福をお祈りください。
☆滝山教会より牧師交代のお知らせが届いています。退任された片村師、就任された鄭師それぞれの挨拶を掲示しています。

【本日の予定】
☆14時から午後礼拝を行います。エズラの信仰から祝福されるミニストリーの必須条件を学びます。
☆清掃後、聖歌隊の練習を行います。

【予定】
☆牧師は本日夜から5日(水)まで国内宣教委員会の伝道所訪問に出かけます。岡山教会(澤清嗣師)、松江教会(柳谷師)、高知教会(下元師)、徳島教会(万好師)を車で移動します(6名乗車)。祝福と安全をお祈りください。
☆10月5日(水)祈り会は通常通り行います。
☆10月10日(月)桶川教会の独立式が行われます。
☆10月20日(木)10時から聖書のお話とお料理の会(ドルカス会主催)が行われます。
☆10月21日(金)~23日(日)牧師は仁戸名教会の修養会で説教奉仕です。
☆10月23日(日)日曜学校、礼拝、午後礼拝の説教者は鹿毛愛喜師です。ご家族でおいでになります。

2016年9月25日 ルカの福音書 ーあなたのただ中にある神の国ー

…「神の国は、人の目で認められるようにして来るものではありません。『そら、ここにある。』とか、『あそこにある。』とか言えるようなものではありません。いいですか。神の国は、あなたがたのただ中にあるのです。」
ルカ17:20、21


講解説教No.89
ルカ17章20-21節

 神の国はいつ来るのか?との質問は、「神としての支配が実現するのはいつか?」という意味です。質問したパリサイ人たちは神の支配がまだであるという現状認識です。なぜまだなのか?それは今支配しているのは、人間の力や権力だからです。事実彼らはローマの支配下にありました。神の国はいつ?の問いには「どういうことが起ったら神の国の到来が迫っていると知ることができるのか?」と言うことが含まれています。これはパリサイ人だけではなく弟子たちも知りたがりました(ルカ21:7)。それは前兆を知ることで自分たちがどう判断し、行動すればいいかわかるからでしょう。しかし神の国の支配は、人が自分の手の内に置いて判断したり予測できるものではありません。世の終わりは御使いも子(イエス)も知りません(マルコ13:32)。ただ父だけが知っているとの聖書の主張は、人間が神の支配の領域に入ることが出来ない、或いは入ってはいけないからです。さて、神の国はあなたがたのただ中にあります。それは心の中にあるのではなく、パリサイ人たちの間にあります。今彼らの間にあるのはイエスだけです。そうです、あなたがたのただ中にあるとは、主イエスキリストご自身が彼らの間に来ておられることを指して語っている言葉です。しかし、イエスが来られたことで神の国が来たと思っていないのが彼らです。私たちも神の支配がまだ来ていないと思わないではいられない現実の中を生きています。神の国の支配はすでにそこにあります。ひとり子イエスがこの世に来られたことによって実現しているのです。イエスは私たちの罪の贖いのためにすべての苦しみを受けて十字架で死なれました。それは死では終わらず、死人の中からよみがえられたことによって信じる者に永遠のいのちを約束されました。そこにこそ神の支配の確立があるのです。私たちの生活の繁栄、悩みの解決に神の支配を見るのではなく、イエスの愛と救いの支配に見なければなりません。絶えず問題が生じ、病や悩みを得ていてもです。なぜなら、神の国は実現するだけで終わらず、完成するからです。イエスがもう一度この世界に来られたとき、目に見える仕方で完成してくださいます。


2016年9月25日 週報より報告

【報告】
☆9月19日(日)滝山教会で牧師就任式が行われました。鄭永健師が就任し、大木英雄師、佐藤一彦師、グリムウッド師、片村襟舎師、井口師から按手が授けられました。
☆9月19日(月)ハレルヤ教会で谷井涙賀師の按手礼式が行われ、多くの先生方から按手が授けられました。歩師とお母様が出席しました。
☆9月22日(木)船橋教会で濱田献師とマハー永実師の結婚式が行われました。
☆9月24日(土)滝山・立川青年合同の遠足が行われました(川越)。
☆徳島聖書バプテスト教会(萬好徹治師)よりすだちをいただきました。

【本日の予定】
☆14時から午後礼拝を行います。詩篇19篇から私たちが手にしている聖書の素晴らしさを味わいましょう。
☆清掃後、聖歌隊の練習を行います。

【予定】
☆9月26日(月)八王子教会で西原智彦師の按手礼式が行われます。牧師が出席します。
☆10月2日(日)夜~5日(水)牧師は国内宣教委員会のメンバーとして伝道所訪問を行います。行き先は岡山、松江、高知(徳島)です。車での移動です。各教会に祝福があるようにお祈りください。5日祈り会は通常通り。
☆10月13日(木)10時から第5回聖書のお話とお料理の会(ドルカス会主催)が行われます。参加者に福音の恵みがあるようにお祈りください。

2016年9月18日 ルカの福音書 ー神への感謝ー

イエスの足もとにひれ伏して感謝した。彼はサマリヤ人であった。
ルカ17:16


講解説教No.88
ルカ17章11-19節

 イエスがツァラアトを癒すとき、手を差し伸べて触れて癒す場合と(5:13)、全く触れることなしに癒す場合とがあるようです。今回の場合イエスのおことばによって癒しが実現したのではなく、彼らが祭司のところへ行く途中に癒されました。ツァラアトは宗教的汚れで、医者ではなく祭司がこの病だと判断し、或いはきよめられた、つまり癒されたと判断します。イエスが祭司に見せよと言われたのは、癒されたことを祭司に判定してもらいなさい、ということです。その行く途中に癒されました。彼らが祭司のところに行き始めたときにはまだ癒されていなかったのです。患部に触れ、癒されるという実感のないままイエスの命令のままに向かって行ったのです。10人はまだ起こっていない癒しの事実を信じて行動を起こした素晴らしい信仰者です(ヘブル11:1)。そのうちの一人だけがイエスのもとに引き返してひれ伏して感謝しました。そのサマリヤ人だけにイエスは「あなたの信仰があなたを救った」と言われました(新改訳は「直した」と訳しているがより相応しい訳は「救った」)このサマリヤ人から見た救いとは、感謝することです。10人とも癒されたという御墨付きをもらうために祭司のもとへ向かいました。社会復帰するためです。しかしサマリヤ人は途中で癒されたことを知った時に、祭司のもとへ行くのをやめて引き返しています。そして大声で神を賛美しイエスを礼拝したのです。彼は感謝しつつ礼拝を最優先したということです。主の恵みによって自分にはあれが出来る、この働きができると自分の信仰の歩みを整えることより、ただ感謝して礼拝することが何よりも大切です。感謝にあふれた礼拝者は、人間関係や学校、仕事で抱える様々な問題があったとしても「立ち上がって、行きなさい」と力強く前進できます。これから始まる1週間の歩みには計画通りよりも失敗のほうが多いかも知れません。しかしその中でこそ感謝をもって力強く歩むことができるのが私たちです。ですから、まずは礼拝からです。主よ、感謝します。

2016年9月18日 週報より報告

【教会会議】
☆9月11日(日)聖餐式及び教会会議が行われました。各部、委員会の報告がされました。また、7,8月の会計報告がされ、承認されました。教会会計の祝福をお祈りください。

【祈り会報告メール】
☆祈り会報告メールの配信先を調整中です。配信をもうしばらくお待ちください。

【部会】
☆9月15日(木)ドルカス会の礼拝が行われました。

【教会車】
☆9月16日(金)教会車イプサムの1年点検が行われました。エンジンのノッキング、停止の不具合は汚れの詰まりが原因であることがわかり、正常な状態に改善されました。リコールの入荷待ちの助手席エアバックも装着されました。

【本日の予定】
☆昼食後、礼拝堂で伝道委員会を行います。聖書講演会のテーマを決めます。
☆14時から午後礼拝を行います。詩篇からの興味深いテーマです。神の民が聖書のおしえを生活に適用した証しが詩篇です。ご参加を。
☆清掃後、聖歌隊の練習を行います。

【予定】
☆9月19日(月)滝山教会で行われる牧師退任式及び新牧師就任式の案内が来ています(14時~15時半)。母教会の祝福を覚えてご自由にご参加ください。同日ハレルヤ教会で谷井涙賀師の按手礼式が行われます。
☆9月22日(木)船橋教会で浜田献師とマハー永実師の結婚式が行われます。
☆9月24日(土)滝山・立川教会の青年たち合同の遠足(川越巡り)が行われます。

2016年9月11日 ルカの福音書 -しなければならないこと-

あなたがたもそのとおりです。自分に言いつけられたことをみな、してしまったら、『私たちは役に立たないしもべです。なすべきことをしただけです。』と言いなさい。
ルカ17:10


講解説教No.87
ルカ17章1-10節

 10節までにイエスの4つの教えが出て来ます。これは弟子たち限定の教えです。それは教えの内容から、また5節で「使徒」という言葉を先取りして使っていることからも(イエスの復活の証人として派遣される者のこと)、弟子たちに集中した教えであるとわかります。ここから、イエスに従う信仰者として生きるとはどういうことかを学びます。根本的な教えが7節以下の4つ目の教えにあります。なすべきこと(しなければならないこと)をしただけです、という僕として生きるということです。奴隷はその労働に対して主人に感謝されることを期待すべきではないし、主人は奴隷の労働に給料を払う必要もないというのが両者の当然の関係です。イエスは弟子たちにあたながたもそのとおりであって、「しなければならないことをしただけです」と言いなさいと教えます。僕がしなければならないことの第一は、兄弟をつまずかせないことです(1つ目の教え)。「小さい者たち」つまり信仰の弱い人たちの信仰の歩みを邪魔をして神に仕えることを出来なくしてしまうことがつまずかせることです。つまずかせないこと、それが僕として主に仕えいて行くにあたり第一に考えなければいけないことです。謙虚に聞くより意見を貫きたい、ほめるより欠点を指摘したいという感覚は僕にはなく、雇い人の感覚です。僕であることを忘れることが人をつまずかせる原因となります。僕がしなければならない第二は、戒めて赦すことです。厄介な罪の部分をスルーしてなるべくごたつかないように交わりを築くことは僕の生き方に相応しくありません。ですから罪をそのままにしてはいけないということで戒めます。戒めの目的は赦しです。罪を戒めて赦すことによって良い交わりを回復することが可能です。戒めと赦しがセットであることが重要です。戒めて赦す!これはいわゆる上に立っていては出来ません。僕だからこそ出来ることです。最後に、僕に信仰を増す必要はありません。信仰は量でも質でもありません。信仰は生きているかどうかが問題です。生きている信仰は「根こそぎ海の中に植われと言えば、言いつけどおりになる」信仰です。これは明らかに神の力です。要するに生きた信仰とは神の力を引き出させる信仰です。教会に下手な人間的作用をなくし、僕たちを通して神の力が溢れる場所としましょう。

2016年9月11日 週報より報告

【祈りのカレンダー9月号】
☆教会の様々な祈りの課題と日々のみことばがカレンダーになっています。他でデボーションを進めている方も教会の祈り課題として活用してください。

【祈り会報告メール】
☆毎週水曜日の祈り会の説教箇所とテーマ、及びその日に挙げられた祈りの項目をメールで配信し始めました。毎月発行の祈りのカレンダーも含めて、私たちが主に祈りをささげることは重要です。

【神学校入学式】
☆9月5日(月)神学校の入学式が行われました。5名の新入生(編入2名含)を加えスタートしました。石川校長始め教師たちの働きを含めて学生たちの訓練のためにお祈りください。
☆神学校だより新号をお持ちください。卒業生、新入生、在校生の証がそれぞれ掲載されています。

【本日の予定】
☆昼食後、教会の草取りにご協力ください。人数がいればわずかな時間で出来ます。
☆13時45分から聖餐式及び教会会議を行います。教会員はご出席ください。
☆会議後、清掃、日曜学校教師会を行います(一階部分清掃は教師会後に)。

【予定】
☆9月15日(木)10時30分からドルカス会で礼拝を行います。
☆9月17日(土)13時から青年会(聖書の学び)を行います。

【滝山教会】
☆9月19日(月)滝山教会で行われる牧師退任式及び新牧師就任式の案内が来ています(14時~15時半)。母教会の祝福を覚えてご自由にご参加ください(掲示板をご参考)。

【JBBF】
☆9月19日(月)ハレルヤバプテスト教会の谷井涙賀先生の按手礼式が行われます。
☆10月10日(月)桶川バイブルバプテスト教会の独立式が行われます。

2016年9月4日 ルカの福音書 ー神の助けなくしてー

アブラハムは彼に言った。『もしモーセと預言者との教えに耳を傾けないのなら、たといだれかが死人の中から生き返っても、彼らは聞き入れはしない。』
ルカ16:31


講解説教No.86
ルカ16章19-31節

 金持ちとラザロの話は天国と地獄についての教えに取られがちですが、イエスが伝えたいところは別にあります。これは実名を使ったたとえ話です。そのあたりにもイエスの意図が見えます。「ラザロ」とはヘブル語の「エルアザル」を短くして出来た言葉で、「神が助ける」という意味があります。イエスが描いたラザロは全身おできの病人で金持ちの門前に置いてもらい食べる者を乞うほか生活の手立てがない貧乏人でした。つまり神の助けがなくては生きることができない人間を表現したのです。貧しいけれど誠実な人だったとイメージしたいところですが、聖書はそういうことを何一つ語っていません。一方、金持ちのほうは名がつけられていません。彼は高級な服を来て毎日贅沢に暮していました。ラザロが彼の家の門前に置かれ、彼はそれを許していたようです。イエスがこの金持ちで描きたかったことは、彼が地上での生活に満足していたことです。一つも困ることはなかった、従って神に助けを求める必要もなかったのです。ただ彼は地上のことだけを考えました。さて二人は死んだ後、ラザロはアブラハムのふところ、金持ちはハデスへ。金持ちは死で終わりではないことに気づかされました。暑いのでラザロをよこして欲しいとの願いは取り下げられ、彼は地上にいる5人の兄弟のところへラザロを遣わして欲しいと改めて願います。しかし逸れも否定され、「モーセと預言者(聖書)に聞くべきです」と諭されました。金持ちはなおもアブラハムの言うことを否定し、死人がよみがえって現れたら悔い改めるに違いないとかたくなに迫りました。聖書に耳を傾けないなら、奇蹟が起こって喜んでも信仰はなくなってしまいます。大事なことは聖書に耳を傾け、聞きますと謙虚でいることです。自分を正当化するため、自分の正しさをわからせるために聖書を利用したって駄目です。ただ神を信じて頼る他ない、その信仰によってのみ悔い改めて御国へ導かれるのです。ただ聖書に聞きましょう。それが唯一の道です。

2016年9月4日 週報より報告

【先主日の祝福】
☆8月28日(日)の礼拝説教は小山淳也先生(名古屋サウスサイドバイブルバプテスト教会牧師)により「真の平和」と題して語られました。
 お礼状を頂いています。掲示板をご覧ください。

【部会報告】
☆9月1日(木)ドルカス会で聖書の学びが行われました。オリーブの木の剪定を行いました(枝が混み虫がつきやすくなっていた為)。
☆9月3日(土)青年会で聖書の学びが行われました。学び終了後、青年クリスマスについての打合せをしました。

【召天】
☆8月28日(日)22時35分、澤愛作先生(めぐみバプテストテンプル)が召されました。42歳でした。9月1日(木)に行われた前夜式に400名、2日(金)の告別式に300名が集い、愛作先生の遺言どおり伝道集会として行われました。「この病気は死で終わるだけのものではなく、神の栄光のためのものです…」(ヨハネ11:4)と上田廣行師(名古屋BBC牧師)によって語られました。教会とご家族に主の慰めがあるようにお祈りください。

【本日の予定】
☆2017夏季キャンプアンケートをまだ提出されていない方は本日中にお願いします。
☆14時から午後礼拝を行います。
☆午後礼拝後清掃を行い、その後聖歌隊の練習を行います。

【予定】
☆9月5日(月)14時から神学校の入学式が行われます。

【JBBF】
☆牧師就任の報告が届いています。船橋教会の安藤新牧師、沖縄教会の石川新牧師。9月19日(月)滝山教会で片村師の牧師退任、鄭師の牧師就任の式が行われます。
☆10月10日(月)桶川バイブルバプテスト教会の独立式が行われます。

2016年8月28日 真の平和

キリストこそ私たちの平和であり、二つのものを一つにし、隔ての壁を打ちこわし、

エペソ2:14


(祈り会説教Ⅰサムエル記23章より)
 
「ダビデは主に伺って言った。『私が言って、このペリシテを打つべきでしょうか』」(2)、「ダビデはもう一度、主に伺った」(4)、「…主よ。どうか、あなたのしもべにお告げください…」(11) ダビデの神への信仰の記述や神がダビデとともにいるという記述は、サムエル記22章までに頻繁に見られました。しかし神との対話を記したのは23章が初めてです。ここにダビデの成長が見られます。これまでのダビデは主のみこころを伺うことはなく、場当たり的な信仰でした。もちろんそれでも主はともにおられ守られます。「主はどのような者を用いられ、どのような者を退けられるのか?」というのがサムエル記の中心テーマです。神はダビデを用いたいので、敵が攻めて来るという問題を生かしてダビデの成長を望まれたのです。これまでのダビデであれば、状況で判断していました。しかし今の彼は神のことばを判断材料にしています。私たちも主のみこころがわかるまで主に伺いましょう。一方神に退けられるサウルは「神は彼を私の手に渡された」(7)、「主の祝福があなたがたにあるように。あなたがたが私のことを思ってくれたからだ」(21)と一見信仰的に見えるのですが、そうではありません。彼は神がともにおられるという事実に基づいているのではなく、自分の気持ちの問題として「神の導きだ、祝福だ」と言っています。自分に都合が良く、心情的に気持ちが良ければ「導きだ!」と言い、自分に都合が悪く、つらくなれば、神はいないし、導きもないのです。私たちも、もう場当たり的な信仰生活をやめて、常に「主よ、私はどうすべきですか?進むべきでしょうか?留まるべきでしょうか?」と主に伺いましょう。

2016年8月28日 週報より報告

【青年交わり会の祝福】
☆26日(金)から名古屋サウスサイド教会の小山先生ご家族と青年の兄弟たちが教会訪問に来られています。27日(土)は青年たちで昼食をともにした後、礼拝をささげました。「主にある交わり」について小山先生よりメッセージを頂きました。午後は立川駅周辺巡りと防災館へ行きました。夕刻から兄弟会主催のバーベQを行いました。立川教会の成長の足跡を映像(プロジェクター)で振り返る時も持ちました。主の祝福を感謝します。

【本日の予定】
☆14時から午後礼拝を行います(井口師担当)。
☆午後礼拝後清掃を行い、その後聖歌隊の練習を行います。

【予定】
☆9月1日(木)10時30分からドルカス会を行います(聖書の学び)。
☆9月5日(月)14時から神学校の入学式が行われます。説教者は鹿毛独歩師(港北BBC牧師)です。小宮山師が出席予定です。


【夏季キャンプに関するアンケート】
☆先主日お渡しした、2017年夏季キャンプに関するアンケートを本日中にご提出ください。

【祈り】
☆めぐみバプテストテンプル(群馬県大泉町)の澤愛作先生が27日深夜、脳出血のため救急搬送されました。翌朝4時間の手術を受け、現在意識のない状態で自力呼吸で眠っているとのことです。回復のために、ご家族のためにお祈りください。

【JBBF】
☆按手礼式の祝福をお祈りください。9月19日(月)ハレルヤ教会、9月26日(月)八王子教会。

2016年8月21日 ルカの福音書 -人に尊ばれる者、神に尊ばれる者-

イエスは彼らに言われた。「あなたがたは、人の前で自分を正しいとする者です。しかし神は、あなたがたの心をご存じです。人間の間であがめられる者は、神の前で憎まれ、きらわれます。
ルカ16:15



講解説教No.85
ルカ16章14-18節

 「神にも仕え、また富にも仕えるということはできない」(13)とのイエスの話に対してパリサイ人たちはあざ笑いました。彼らは神に仕えつつ富をも得ることができると思っていたからです。イエスの結論は二者択一を語ってはいません。富は神から預けられた人生の元手であってむしろ使うべきなのです。ただその使い方を、預かっているものが神のものであるのを忘れて自分のものであるかのように使うなら、富を不正とするのであって、富の奴隷となります。神と富とに兼ね仕えることはできないとはそういう意味です。「どちらか選べ」と迫られているように聞こえるのは、逆に富に執着していることの証拠です。彼らは富を使ってはいません。使わされているのであって支配されています。無意識のうちでしょうが、彼らにとって富は生きる手段ではなく目的となっています。イエスは彼らを「人の前で自分を正しいとする者」と言いましたが(15)、それは正しさの見返りを求めているからです。「これだけ頑張って神の戒めを守っているのだから、神の祝福としての富が与えられるはずだ」と信じているのです。「律法と預言者」(16)とは旧約聖書のことで、それはヨハネまでで終わりで、今や福音が告げ知らされる時代が始まっているとイエスは言われました。そして律法を堅く守っているユダヤ人だけではなく、だれもが御国に突入するかのごとく入ることができるようになっていると言われました。イエスが伝えたいことは、「自分は正しいと見せて、その正しさの報いとして祝福を得ようとする姿はもはや古い考えだ」ということです。とは言っても、神の定められた律法の真意は決して終わっていないということを、律法の「結婚」を例に説明されました。彼らは律法から離婚してもよいとします(マタイ5:31)。しかしイエスは、「神が結び合わせた二人は、二人ではなくもはや一人である」との奥義から離婚の想定はゼロです。ただ人間の結婚の扱いがひどいために、関係が保てなくなってしまう場合のみ適用されたのです。私たちは字面を守ろうとしているのではありません。それはただ自分を正しく見せているだけです。終末の混乱した時代にいる者だからこそ、福音に生きる者として、真の律法の精神を汲み取り、示して行かなければなりません。

2016年8月21日 週報より報告

【習志野キャンプの祝福】
☆牧師と奈保美先生は習志野キャンプでの説教奉仕を祝福のうちに終えることが出来ました。キャンプ中4クラス(小学、中高、外国語、成人)がそれぞれ集会を持ち、小学(奈保美師)、成人(牧師)を担当しました。未信者も多く参加し、救いやバプテスマの決心をする方が与えられました。お祈りを感謝します。

【本日の予定】
☆14時から午後礼拝を行います。神に用いられる人が苦難から解放される目的について語られます。
☆午後礼拝後清掃を行い、その後聖歌隊の練習を行います。新しい曲に入ります。

【予定】
☆8月24日(水)祈り会は牧師の夏休みのためお休みです。
☆8月27日(土)サウスサイド教会との青年交わり会が行われます。26日(金)16時小山師家族と青年たちが到着予定、27日(土)午前から16時半まで礼拝(小山師)とレクを行います。(滞在中教会泊)
☆8月27日(土)18時から兄弟会主催のサウスサイド教会青年たちの歓迎としてバーベQを行います。希望者はボード掲示物に記入してください。立川教会員は食費大人200円、中学生以下100円。お手伝いできる方は17時に集合してください。飲物、フルーツの献品を募集します。ご協力ください。

【夏季キャンプに関するアンケート】
☆2017年夏季キャンプに関するアンケートにご協力ください。教会員家庭数で配布します。8月28日(日)までにご提出ください(小宮山師まで)。

【JBBF】
☆9月5日(月)14時から神学校の入学式が行われます。5名(編入1名)の入学予定、説教者は鹿毛独歩師(港北BBC牧師)です。
☆10月10日(月・祝)仁戸名教会主催の青少年スポーツ交わり会が稲毛海浜公園で行われます。運動が苦手な方はバーベQお手伝いとしての参加もOKです。食費が中、高校生500円、大人800円です。掲示板を見て参加希望者は小宮山師まで。

2016年8月14日 ルカの福音書 -富の正しい用い方-

この世の子らは、自分たちの世のことについては、光の子らよりも抜けめがないものなので、主人は、不正な管理人がこうも抜けめなくやったのをほめた。
ルカ16:8


講解説教No.84
ルカ16章1-13節

 15章が神の愛の偉大さについてイエスに反する者たちに教え、16章はいっさいの所有者であり審判者である神を弟子たちに教えています。やがて人は神から預かっていたものを神の前に報告する時が来ます。ここでイエスは弟子たちに対して、将来イエスに報告するために、今弟子としてどうすべきかを、たとえをもって教えられました。(たとえの内容)主人の財産管理を任せられていた管理人が、管理の仕方で不正をしているという訴えがされました。管理人は解雇の危機をどうしたら乗り越えられるかを考えた末、いつ仕事を辞めさせられても、人がその家に迎え入れてくれる策を取りました。主人から借金をしている取引先の人たちを呼び、主人からの借金を減額してあげたのです。借金を減額した人たちの信頼を得て、今解雇されたとしても、将来の再就職に有利な立場を作ったのです。このたとえからイエスが弟子たちに教えたいことは管理人の賢さです。この世の人たち(未信者)は、知恵を用いて将来に備えるのに対して弟子たちは天に宝を積む際にそれほど知恵を用いていないというのを前提に、もっと賢く知恵を用いよ!と言っています。具体的には「不正の富で、自分のために友をつくれ」と。神から預かっている富を用いて、たましいをキリストに導くこと、永遠に続く友情を築きなさいと教えています。富とは私たちの体にはじまり、才能、教養、知識、技術や資格、これらのものは神から預けられた神のものです。不正の富と言っているのは、神の所有を忘れ自分の楽しみのために使うことで、汚れたお金のことではありません。不正な管理人は主人の富を用いて自分のために友を作りました。それに対して弟子たちも、この世の富はすべて神から託されたものであることをしっかり自覚して、やがて来る神の国のために友を作らなければなりません。そのために、消極的には、神から委託されたものを自分で楽しむのを止めましょう。これらは必ずキリストのさばきの座(Ⅱコリント5:10)でどう扱ったのかを残らず報告しなければなりません。次に積極的に神から委託されているものでたましいをキリストに導き、キリストの弟子をつくりましょう。あなたのビジネスライフも神から委託されたものです。それを用いて人々をキリストに導くのです。ビジネスライフで疲れた自分をクリスチャンライフで回復させるというものではありません。生き方を分離するから疲れるのであって、二つ同時に生きることはできないのです。

2016年8月14日 週報より報告

【本日の予定】
☆本日は第二週(会議月)のため午後礼拝はありません。
☆清掃後、聖歌隊の練習を行います。

【習志野キャンプ】
☆牧師と奈保美先生とかのんは本日礼拝後、習志野キャンプに出発します。宿泊先は千葉県柏市の手賀の丘少年自然の家です。(電話04-7191-19223)習志野教会のほかに佐倉教会も参加します。奈保美先生の3回の子ども集会と子育てについての講義のため、牧師の「弟子について」の5回の集会と伝道集会の奉仕のために、祈りささえてください。

【予定】
☆8月27日(土)立川教会と名古屋サウスサイド教会の青年交わり会が行われます。
☆8月28日(日)の日曜学校の礼拝、及び11時からの礼拝は小山淳也師がメッセージされます。祝福をお祈りください。28日(日)午後礼拝は牧師が担当します。

【JBBF関係】
☆9月5日(月)神学校で入学式が行われます。4年課程2名、2年ワーカーズコース2名の計4名が入学予定とのことです。
☆9月19日(月・祝)ハレルヤ教会で谷井涙賀師の按手礼式が行われます。諮問者は石川実師、説教者は山宮利忠師です。

2016年8月7日 ルカの福音書 -見出された喜び-

だがおまえの弟は、死んでいたのが生き返って来たのだ。いなくなっていたのが見つかったのだから、楽しんで喜ぶのは当然ではないか。
ルカ15:32


講解説教No.83
ルカ15章25-32節

 15章後半からの神の愛の偉大さについて学びます。父になだめられながらも家に入ろうとしないほど怒っている兄息子がいます。父がご馳走してくれなかったことを怒っているのではなく、駄目な弟が帰って来ただけで大喜びなのに、一生懸命仕えている自分の価値を認めてくれないことに怒っています。兄息子は父に反論しました。「長年の間、私はお父さんに仕えました」とあります。ここで使われている言葉は「奴隷として仕えた」という言葉です。自分の考えや意志に関係なしに、つまり彼は本心から仕えてはいなかったということです。周囲の期待の目を気にしてとか、父の遺産目的に仕方なくというふうに、自己保身が目的です。「戒めを破ったことは一度もありません」と断言しきった言葉があります。律法の一つ一つを確かに守っており、ことにあの弟とは違うという自負があります。このことから兄は父からも弟からも一線を引いていることがわかります。こんな兄に父は立ち返って欲しいと願っています。父との関係を回復した弟息子と同じように、実は父との関係が断ち切れている兄息子との関係も回復を願っているのです。「子よ。」と呼びかけているのはその現れです。兄は父といながら喜びがありません。関係が壊れているからです。そうすると人との関係も壊れます。彼は「あなたの息子」と呼び弟と口にすることができないほど、弟を受け入れることができません。あなたは他の人との関係は大丈夫ですか?心にわだかまりを持ちながらの関係ではないですか。その場合他人の中にその原因を見る前に、あなたと神との関係がちゃんと保たれているかをまず確認しましょう。神との関係を喜んでいますか?祈りやみことばから遠ざかっているなら、或いはただ義務に過ぎない状態であれば、修復しましょう。神は交わりたいのです。

2016年8月7日 週報より報告

【日曜学校キャンプの祝福】
☆7月31日(日)~8月2日(火)日曜学校キャンプが行われました。3回の集会、①「イエスさまとお会いしよう」(ルカ24:27-35)、②「聖霊の力で」(使徒1:3-14)、③「他の人のために」(ピリピ2:19-24)とメッセージが語られ、決心者が多く起こされました。みことばを示された者たちが行動に移すことができるようにお祈りください。地域の公会堂を借りてのレクレーションやバーベQ、銭湯など楽しく過ごしました。初めて行った教会でのキャンプ、次回に生かします。
☆食品の献品をありがとうございました。
☆本日の日曜学校で証しと特別賛美がささげられました。

【青年会】
☆8月6日(土)青年会の聖書の学びが行われました。また、青年会の新しい紹介ボードが作成されました。多目的室に掲示されていますのでご覧ください。

【祈りのカレンダー8月号】
☆ご活用ください。日常の流れを止め、心を静かに神に向かう時間を必ず持ちましょう。

【本日の予定】
☆礼拝後、キャンプ参加者の証しと特別賛美(高校生)があります。
☆14時から午後礼拝を行います。ペテロの手紙から、霊的成長のための捨てるもの、取り入れるものについて学びます。
☆清掃後、聖歌隊の練習を行います。
☆聖歌隊後に日曜学校教師会を行います。

【予定】
☆8月14日(日)~16日(火)牧師夫妻が習志野キャンプの講師に招かれています。柏市の手賀の丘少年自然の家にて。
☆8月27日(土)立川教会と名古屋サウスサイド教会の青年交わり会が行われます。小山先生ご家族とサウスサイドの青年たちが26日(金)夕方から28日(日)まで滞在されます。28日の日曜学校と礼拝では小山師がメッセージされます。祝福をお祈りください。

2016年7月31日 ルカの福音書 ー失われた息子のたとえー

しかし、我に返ったとき彼は、こう言った。『父のところには、パンのあり余っている雇い人が大ぜいいるではないか。それなのに、私はここで、飢え死にしそうだ。
ルカ15:17


ルカ15章11-24節
講解説教No.82

 神様はすべての人が罪人であることを自覚して悔い改めることを望んでおられます。15章はその神の愛の偉大さを教えています。3つ目のたとえの話し出しは、弟息子が独立生活をしたいから身代を前もってくれ!と。神から離れたいと望む人間の強い思いを表しています。アダムは神の豊かな支配のもとにあるエデンの園で、神の恵みを疑い、神から離れて欲に身を任せました。彼が神に従うことをやめたのは自分が主となったため、自分の考えのほうを正しいとし、神を自分の考えから遠ざけたのです。神から離れた結果はアダムにも弟息子にも見られるように、堕落と貧困の生活への転落です。豚のたべる餌を欲しがるとは落ちるところまで落ちたということです。そのとき彼は我に返りました。「お父さん…罪を犯しました」と心の中で。悔い改めたとはいえ、この時の彼の思いは父のもとに帰れば食料にありつけるという自分本位な思いです。以前とそう変わりありません。しかし悔い改めの第一歩であることは間違いありません。動機が不十分であれ父のほうに向きを変えたのですから。人が教会に通い始める動機も、苦しさから解放されたいとか、安らぎを得たいという自分本位なものです。父のほうに向きを変えたのですが、見つけたのは父が先でした。ずっと息子の帰りを待っていたからです。ただ待っているのではなく、父に思いを向ける息子を待っていたのです。つまり息子の意志を尊重して待ち続けてくださったのです。黙示録3:19,20に戸の外に立って待ち続けているイエスの姿を見ます。私たちの人格を尊重し、提供されている救いを受け入れるかどうかの自由をあくまで重んじてくださっておられます。実に待つことは愛と忍耐という限りないエネルギーが必要です。それが他でもないこの私に向けられているのです。たとえが教えていることはシンプルに神の愛です。私たちは神に見いだされました。雇い人としてではなく息子としてです。神の子ども、その大事な関係一点に神は招いておられます。他に望んではおられません。私たちがその関係を心から望むまで神は待ち続けてくださいます。

2016年7月31日 週報より報告

【献堂5周年記念礼拝の祝福】
☆7月24日(日)献堂5周年記念礼拝が行われました。映像や証しを通して会堂建設の経緯を振り返り、その働きが主のための主のみわざであることを確認しました。Ⅱ歴代誌6章から「礼拝と祈りの絶えない教会」と題してメッセージが語られました。
☆記念礼拝に初来会者が与えられました。久しぶりに来会された姉妹も与えられました。主の恵みが益々ありますように。

【本日の予定】
☆本日第5週のため午後礼拝はありません。
☆昼食後、日曜学校キャンプの会場として使用する教会の1階と2階を宿泊できるようにセッティングします。兄弟会中心に作業にあたってください。14時30分から日曜学校キャンププログラムが開始されます。

【日曜学校キャンプ】
☆本日から8月2日(火)まで教会で日曜学校キャンプが行われます。祝福をお祈りください。「ささげよう」をメインテーマに、第一集会で「イエスさまとお会いしよう」(ルカ24:27-35)、第二集会で「聖霊の力で」(使徒1:3-14)、第三集会で「他の人のために」(ピリピ2:19-24)とメッセージが語られます(牧師)。キャンプ中、奉仕や作業を子どもたちが率先して行い信仰の自立を養います。

【青年会】
☆8月6日(土)13時から青年会の聖書の学びを行います。
☆8月27日(土)立川教会と名古屋サウスサイド教会の青年交わり会が行われます。小山先生ご家族とサウスサイドの青年たちが26日(金)夕方から28日(日)まで滞在されます。28日礼拝では小山師がメッセージされます。祝福をお祈りください。

【推薦図書】
☆著書「私は教会のメンバーです」(トム・Sレイナー著 地引網出版)をお勧めします。キリストのからだである教会を建て上げるために、教会員ひとりひとりに有用なものです。

2016年7月24日 献堂5周年記念礼拝 -礼拝と祈りの絶えない教会-

そして、この宮、すなわち、あなたが御名をそこに置くと仰せられたこの所に、昼も夜も御目を開いていてくださって、あなたのしもべがこの所に向かってささげる祈りを聞いてください。
Ⅱ歴代誌6:20


Ⅱ歴代誌6章4-21節

 ソロモンが神殿を完成させたときに語ったことば(祈り)から二つのことを学びます。第一に主を礼拝したいという思いを高めることです。彼は父ダビデのことを語り始めました。「私の父ダビデは、イスラエルの名のために宮を建てることを、いつも心がけていた」(7)ダビデには王としての大切な仕事が山ほどあったことと思いますが、彼の心は神殿を建てることでいつもいっぱいでした。それは、ダビデは主を礼拝することが最高の望みとして抱いていたからです。彼は多才でありながら、とにかく、主の家である神殿に住まうこと、命の限り主の麗しさを眺めることを願っていました。詩篇23篇でも「…私は、いつまでも、主の家に住まいましょう」(6)と歌っています。私たちは世における責任ある仕事を持ちながら、なおいつまでも主を崇めたいという強い願いを持っているでしょうか?学生としての責任を日々負いながら、何よりも神を礼拝したいという願いを持っているでしょうか?結局ダビデは神殿を建てることを赦されなかったにもかかわらず(9)、その心はしぼむことはありませんでした。それもまたキリストを表しているのであって、父ではなく、御子が宮を建て、御子が国を治められるのです。私たちも主がお与えくださった会堂で、主を心から礼拝しましょう。第二に神殿で祈りをささげることです。天も、天の天も主なる神をお入れすることはできない、神殿などなおさらと理解していたソロモンが神殿を建てた理由は、祈りです。「この宮、すなわち、あなたが御名をそこに置くと仰せられたこの所…に向かってささげる祈りを聞いてください」主の御名によって祈り、その祈りが聞かれるという神との交わりを神殿(教会)で持つことができます。教会は地上にある限り、天への祈りを絶やすことのない所です。もっと祈りがささげられるべきです。この祈りの奉仕は信仰者であれば、どなたでもできます。祈りに参加しただちに祈りましょう。

2016年7月24日 週報より報告

【献堂5周年記念礼拝】
☆本日は献堂5周年記念礼拝です。会堂建設は霊的教会を建て上げていくにあたっての大切な成長手段です。この節目に成長させてくださった神の働きのみわざを回顧し、感謝をささげましょう。また、新たな5年に向かって福音宣教の進展を主に期待しましょう。

【聖書講座】
☆7月18日(月)滝山教会で「福音の本質」についての聖書講座が行われました(講師、ジェフアダムス師)。「罪か潔白か」の欧米文化からではなく、「恥か名誉か」のアジア文化をいかに尊重して福音を伝えることができるか?について講師の中東での宣教の証しを交えて講義を頂きました。

【本日の予定】
☆14時から午後礼拝を行います。社会(国、政治)に対するクリスチャンの責任について聖書から学びます。
☆清掃後、聖歌隊の練習を行います。
☆聖歌隊後、SSキャンプの最終打合せを行います。

【日曜学校キャンプ】
☆7月31日(日)~8月2日(火)日曜学校キャンプ(上級クラス以上)を行います。会場は立川教会です。「ささげよう!!」のテーマで自立した信仰に成長することを目標とします。
☆キャンプに必要な食品の提供をお願いします(献品)。ホワイトボードに必要リストを貼っておきますので、献品される方はご記入ください。

【青年交わり会】
☆8月27日(土)立川教会と名古屋サウスサイド教会の青年交わり会が行われます。小山先生ご家族とサウスサイドの青年たちが26日(金)夕方から28日(日)まで滞在されます。28日礼拝では小山師がメッセージされます。祝福をお祈りください。

2016年7月17日 講解説教No.81 ―神の大切なもの―

なたがたのうちに羊を百匹持っている人がいて、そのうちの一匹をなくしたら、その人は九十九匹を野原に残して、いなくなった一匹を見つけるまで捜し歩かないでしょうか。
ルカ15:4



ルカ15章1-10節

 14章の流れからイエスはパリサイ人、律法学者たちに失われた一匹の羊のたとえと、なくなった一枚の銀貨のたとえを話されました。100匹いた羊のうち1匹がいなくなったら見つかるまで捜し歩かないだろうか?というものです。このたとえで大事な点は「あなたがたも」です。つまり、自分の大切なものがなくなったら当然、必死に探し回るだろうということです。なくした一枚の銀貨も同様です。彼らがそれらを捜すのは、その人が特別慈悲深いからではありません。自分の大事なものだから捜すのです。こうしてイエスはだれの中にも当然あるこの思いに目を向けさせ、「神のもの」、「神の大切なもの」を伝えようとしました。神はご自分の大切なものが失われていくのを、黙って見ていることの出来ないお方です。捜しに来られ、見つけ出し、ご自分のもとに取り戻そうとされるのです。イエスが取税人、罪人たちと食事をし迎え入れるのは神のみこころに従ってのことなのです。イエスの招きに応えず、主の教えに聞く耳を持たない指導者たちもまた失われた人たちです。神にとっては彼らも自分のものであって、取り戻そうとされるのです。神がご自分の御子を送られたのは、他でもないそのためです。キリストは失われて迷子になっている私たちを捜し出し、神のもとに連れ帰ってくださるまことの羊飼いとしてこの世に生まれたのです。では、私たちはあの取税人、罪人たちのように、イエスのもとに話を聞こうとして集まってくるのか?それともパリサイ人、律法学者たちのように、自分の罪を認めようとせず、イエスの招きを拒むのか?この問いが突きつけられています。きょう、このたとえ話からシンプルにイエスキリストの救いを考えましょう。あなたは神の大切なものです。神はあなたを見出して喜びたいのです。神の招きに応じましょう。

2016年7月17日 週報より報告

【教会会議】
☆7月10日(日)聖餐式と教会会議が行われました。運営委員会から提案の伝道師招聘について討議され、小宮山歩姉を立川聖書バプテスト教会の伝道師として招聘することを決議しました。主が働き人を送ってくださったことを感謝します。会計より5、6月の会計報告(承認)の後、教会会計の現状について同委員会より報告されました。また牧師より牧会報告にてみことばの勧めがありました。教会会計の祝福をお祈りください。伝道委員会より秋の聖書講演会(講師:小川淳司師)の日程が11月5日、6日に変更になったことが報告されました。

【青年会】
☆7月16日(土)調布教会の青年会を招き、主にある交わりの時を持ちました。Ⅱコリント8章から教会間の交わりについて語られ、交わり以前に自分自身を主にささげることが求められました。午後には昼食とレクレーションの楽しい時を過ごしました。25名が参加しました。お祈りを感謝します。

【本日の予定】
☆14時から午後礼拝を行います。伝道を行うに当たってまずすべきことが何かを学びます。
☆清掃後、聖歌隊の練習を行います。
☆聖歌隊後、SSキャンプの打合せを行います。

【献堂5周年記念礼拝】
☆7月24日(日)11時から献堂5周年記念礼拝を行います。映像を通して主の恵みを回顧し、メッセージを通して宣教の働きに新たな決意をして行きます。教会員はご出席ください。

【日曜学校キャンプ】
☆7月31日(日)~8月2日(火)日曜学校キャンプ(上級クラス以上)を行います。会場は立川教会です。「ささげよう!!」のテーマで自立した信仰に成長することを目標とします。

2016年7月10日 ルカの福音書 -キリストの弟子の歩む道-

「わたしのもとに来て、自分の父、母、妻、子、兄弟、姉妹、そのうえ自分のいのちまでも憎まない者は、わたしの弟子になることができません。
ルカ14:26


講解説教No.80
ルカ14章25-35節

 本日はイエスの教えから「弟子とされた私たちが信仰にしっかり留まり、最後まで弟子として歩むために必要なこと」について学びます。必要なことを教えられたら歩み出しましょう。このテーマを教える為に二つのたとえが語られています(28-32)。塔を建てようとする人のたとえと、他の国と戦いに赴こうとする王のたとえです。塔完成の費用計算、戦いに勝ち目があるかの戦略会議…そういうことをしっかり準備しないで建て始めると中途で物笑いの種になり、戦いでは悲惨な結末を迎えることになると教えておられます。いずれのたとえも「まずすわって(腰を据えて)」と、最後までやり遂げるための準備が教えられています。イエスの弟子として歩むことにおいても、腰を据え全力を集中させて準備しなければなりません。何かをしながらは出来ません。その準備とは、「父、母、妻、子ども、兄弟、姉妹を憎むこと、自分のいのちまでも憎むこと」です。マタイ10章37節のイエスのことばを合わせて考えると、「イエスキリストをより愛し、より大切にする」と教えていることがわかります。この教えは33節の「自分の財産全部を捨てる」につながります。文字通り捨てることではなく、自分の持っている物、蓄え、それが金銭的、物質的なものだけではなく、見えない精神的なものも含めてですが…そういうものを拠り所とすることを止めなさい!との教えです。捨てないことは、それに頼り、安心を得ようとしていることであって、イエスの弟子として生きてはいません。準備ができていないのです。イエスは最後まで弟子として歩んできて欲しいと心底願っておられます。ですから、自分に問いましょう。「ほんとうに愛し、拠り頼んでいる相手はだれか?自分の持ち物?人?仕事?学ぶこと?…それともイエスか?」 塩が塩けをなくしたら何によっても味付けが出来なくなりますから大変です。クリスチャンが失ってはならない塩けは、イエスを愛し、拠り頼んで生きることです。もし途中でイエスよりも他のものを拠り頼むようになれば、塩けをなくし、外に投げ捨てられます。神が捨てるとは書いていません。クリスチャンを見ている未信者が捨てるのです。中途半端だからです。この世のはかない罪の行いにも向かわず、とはいえキリストの示す弟子の道を歩もうとしない中途半端さです。味のない塩なので捨てられるのです。これは警告です。自分の十字架を負ってイエスについて行きましょう。すでにイエスが背負って歩み抜いてくださっていますから。十字架を背負った先に復活の希望があります。

2016年7月10日 週報より報告

【部会】
☆7月7日(木)ドルカス会の聖書の学びが行われました。「罪」についてローマ8章を中心に学びました。

【本日の予定】
☆13時30分から聖餐式及び教会会議を行います。教会員はご出席ください。
☆清掃後、日曜学校教師会を行います。

【献堂5周年記念礼拝】
☆7月24日(日)11時から献堂5周年記念礼拝を行います。主の恵みのわざに感謝し、会堂が用いられて宣教することができるように祈って行きましょう。教会員はご出席ください。

【予定】
☆7月16日(土)11~15時、立川教会で調布教会青年会との合同青年交わり会を行います。メッセージでは他教会との交わりの意義についてⅡコリント8章から語られます。立川教会の青年たちの準備が守られ、従事できるようにお祈りください。
☆7月18日(月・祝)10-12時、滝山教会で聖書の特別講座が開催されます。テーマ:「福音の本質 ~聖書的、実践的な伝道のために~」、講師:ジェフ・アダムス先生(Graway教会主任牧師)申込みなしの無料。

【諸教会】
☆習志野教会主催の夏期キャンプのご案内が来ています。井口師と奈保美師(子ども集会担当)が講師に招かれています。参加希望者は牧師まで。日時:8月14日(日)~16日(火)メッセージ準備のためにお祈りを(大人集会6回、子ども集会3回)。詳しくは掲示板をご覧ください。
☆7月31日(日)14時30分から船橋聖書バプテスト教会の牧師交代式が行われます。49年間の開拓と牧会に従事した三澤隆男師から、安藤修司師(現副牧師)に引き継がれます。

2016年7月3日 ルカの福音書 -神からの招待状-

主人は言った。『街道や垣根のところに出かけて行って、この家がいっぱいになるように、無理にでも人々を連れて来なさい。言っておくが、あの招待されていた人たちの中で、私の食事を味わう者は、ひとりもいないのです。』
ルカ14:23,24


講解説教No.79
ルカ14章15-24節

14章全体のテーマは「誰が天国へ入ることができるのか?或いは入ることができないのか?」神からの招待状をどう扱うかということです。食卓に着いていた一人が「神の国で食事をする人は、何と幸いなことでしょう」と言いました。実はこれ、自分たちのことを「幸せ者!」と言っているのであって、食卓に着いていたラビたちのほとんどがそう信じて疑いませんでした。これに対してイエスはたとえ話を展開されました。その内容からすると、そこにいる多くの幸せ者たち!?のほとんどが神の食卓に着かない、すなわち天国に入れないというものでした。神の招待状は心のこもった丁寧なものです。前もってご招待をお伝えし、当日出向いて行ってもう一度招くというものです。この招きを断ったのがユダヤの霊的指導者たちです。最初のバプテスマのヨハネを通しての神の招きも断りました。畑、牛、結婚生活・・・神の招待のほうがはるかに重要で、前もって招かれたものですから、断る理由にならない実に失礼な言い訳です。怒った主人は町の大通りや路地(小道)に行って一般庶民を招きなさいと指示しました。まだ空席があるので今度は、街道や垣根のところに「出かけて行って」無理にでも招いて来なさいと…私たち異邦人のことです。神の国へ招く、神の愛と熱心さが伝わってきます。このたとえは、自分を高くする者は低くされ、自分を低くする者は高くされるというモチーフと密接に関係しています。イエスは神の国に入るための霊的原則を示されたのです(イザヤ2:12、エゼキエル17:24)。神の招きを拒否する理由は高ぶりと自己充足です。この人は自分に自信をもち、自分に夢中です。一方神の国に入る人は、自分を神の支配に明け渡して、完全に神により頼む人です。神の助け無しにはいられないどうしようもない罪人が入るのです。このような人を聖書は謙遜な人と見なし、神からの招待状を素直に受けるのです。

2016年7月3日 週報より報告

【部会、委員会】
☆7月2日(土)青年会で聖書の学びが行われました。
☆7月2日(土)運営委員会が行われました。

【祈りのカレンダー】
☆祈りのカレンダー7月号が出来ています。日々のデボーションに活用してください。

【本日の予定】
☆午後2時から午後礼拝を行います。与えられた試練とその苦しみは、自分の霊的必要よりももっと先に素晴らしい目的があることを学びます。
☆午後礼拝後、会堂清掃にご協力ください。
☆清掃後、聖歌隊の練習を行います。

【献堂5周年記念礼拝】
☆7月24日(日)11時から(通常の礼拝時)、献堂5周年記念礼拝を行います。新会堂が与えられて5年が経とうとしています。映像や報告で新会堂建設の経緯を思い起こし、主の大きなみわざを感謝します。また、この会堂に主の民があふれるように、宣教への思いを新たにする時としましょう。

【予定】
☆7月7日(木)10時30分からドルカス会で聖書の学びを行います。
☆7月10日(日)13時30分から聖餐式及び教会会議を行います。
☆7月16日(土)11~15時、立川教会で調布教会青年会との合同青年交わり会を行います。「Team(チーム)」をテーマにみことばが語られ教会間の交わりを深めます(説教者:井口師)。調布教会から十数名の青年たちが参加予定です。準備(集会、昼食、レク)のためにお祈りください。

【諸教会】
☆習志野教会主催の夏期キャンプのご案内が来ています。井口師と奈保美師(子ども集会担当)が講師に招かれています。参加希望者は牧師まで。日時:8月14日(日)~16日(火)*立川教会の主の日の一日が終わり次第出発
詳しくは掲示板をご覧ください。
☆京都聖書バプテスト教会から松江伝道所支援と柳谷徹伝道師の派遣についてのお知らせが来ています。

2016年6月26日 ルカの福音書 -高くする者は低くされ、低くする者は高くされる-

その人たちはお返しができないので、あなたは幸いです。義人の復活のときお返しを受けるからです。」
ローマ14:14


講解説教No.78
ルカ14章1-14節

 イエスは安息日に18年間病の霊につかれて病気の人(13:10-13)と、水腫の病気の人(14:1-4)を癒されました。これに対して、安息日に仕事をしてはいけないと厳しく守っていたユダヤ人たちはイエスを責めました。安息日であっても命を救うことは律法でも認められているにもかかわらず、安息日の本来の意味と目的を見失っている彼らに対して、イエスはたとえを話されました。パリサイ人の食事の席に招かれたイエスは、他の招待客ができるだけ上座の席を選んで座っているのをヒントに話されたたとえのポイントが「上座に着いた人は、後で末席へ移動させられ、末席に着いた人は、後で上座へと移動させられる」というものでした。この結論が11節の「自分を高くする者は低くされ、自分を低くする者は高くされる」となります。高くする者とは、「友人、兄弟、親族、近所の金持ち」で(12)、低くする者とは「貧しい者、からだの不自由な者、足のなえた者、盲人たち」813)です。両者の違いはお返しができるかできないかです(お返しに自分の主催する宴会に招待できるか)。イエスは貧しくてお返しのできない人をこそ招きなさいと教えます。そうすることによって「義人の復活のとき、お返し(報い)を受けるからです」世の終わりにおける神のさばき(報い)のことです。報いてくださるのは神であって、貧しい人こそ招くことを神は喜ばれます。自分を低くする者とは、神の恵みをただで受けるだけで、何のお返しもできない、神に貢献するものを何も持っていない人のことです。あの18年間病気の人、水腫の人にあらわされています。どちらも助けないと死んでしまうという事態なのです。その人自身、救いを必要としていることを自覚し、救い無しには生きることができない、神はこの人たちこそ招き、救ってくださるのです。「わたしは、高く聖なる所に住み、心砕かれて、へりくだった人とともに住む。へりくだった人の霊を生かし、砕かれた人の心を生かすためである。」イザヤ57:15

2016年6月26日 週報より報告

【聖書講演会の祝福】
☆6月18日(土)、19日(日)聖書講演会が祝福のうちに行われました。19日(日)の礼拝では「失われない希望」(ローマ5:1-11)、午後礼拝では「心は燃えていた」(ルカ24:13-32)と題してみことばが語られました。説教者の白石先生からお礼状が届いています(掲示板)。

【卒業式】
☆6月24日(金)神学校の卒業式が行われました。説教者のマーク・ミリオニ師(米国バプテストバイブルカレッジ学長)から、卒業生に向けて、①賢くあれ、②価値ある者であれ、③働き手であれ、④勇士であれとのメッセージが語られました(申命記11:26-32)。2年課程修了2名、4年課程卒業2名、小宮山歩姉が4年課程を祝福のうちに卒業されました。おめでとうございます。

【本日の予定】
☆午後2時から午後礼拝を行います。神の導きを知り、確信をもって前進できる秘訣を学びます。
☆午後礼拝後、会堂清掃にご協力ください。

【予定】
☆7月2日(土)9時15分から運営委員会を行います。
☆7月2日(土)13時から青年会の聖書の学びを行います。
☆7月10日(日)13時30分から聖餐式及び教会会議を行います。
☆7月18日(月・祝)10時~12時、滝山教会で特別講座「福音の本質~聖書的、実践的な伝道のために」が行われます(無料)。講師はGraceway教会のジェフ・アダムス先生です。掲示板の案内をご覧ください。

2016年6月19日 聖書講演会 失望に終わらない希望~力強く生きるために~

この希望は失望に終わることがありません。なぜなら、私たちに与えられた聖霊によって、神の愛が私たちの心に注がれているからです。
ローマ5:5


ローマ人への手紙5章1-11節

「さあ、天を見上げなさい。星を数えることができるなら、それを数えなさい…あなたの子孫はこのようになる。彼は主を信じた。」(創世記15:5,6)アブラハムが神の約束を信じたとき、およそ80歳でした。妻も高齢の上、不妊症でした。希望がない状況であることは明らかですが、聖書は「彼(アブラハム)は望みえないときに望みを抱いて信じた」、と記しています。ぶどうの木であるまことの神、イエスキリストにつながっていると、アブラハムように希望に満ちた生き方ができます。私たちの人生にも、どうしても希望が持てない時があります。人間的に見るなら望みえない状態にもかかわらず神から希望が与えられるのです。希望がないと判断を下すのは私たちの五感です。目で見、耳で聞き、手で触り、舌で味わい、鼻で嗅ぐ限りにおいて可能性はないという結論を心に出すのです。しかし、たとえ私たちがそのように感じる時でさえ、神の約束は希望を持つことができます。クリスチャンは神のみことばを大切にします。アブラハムも神の約束のみことばをどのような時も捨てませんでした。クリスチャンにとって神のみことば(約束)は食べ物であり、エネルギー源です。みことばを食べながら生きている人は、まわりの状況に左右されず元気でいることができます。不況が長引こうと、世の中全体が閉塞感に包まれようと、その人の目にはいつも希望が見えているからです。これからの人間社会は五感だけで生きている人はどんどん元気を失っていくでしょう。しかし、私たちは神のみことばによって希望を抱いて生きることができます。人は神のみことばなしでは、真の意味で肯定的な生き方はできません。神のみことば、それは約束(真実)の世界です。神のみことばによって可能性が開かれるのです。神のみことばが私たちの人生を導きます。神のみことばは絶対にあなたを裏切りません。
「雨や雪が天から降ってもとに戻らず、必ず地を潤し、それに物を生えさせ、芽を出させ、種蒔く者には種を与え、食べる者にはパンを与える。そのように、わたしの口から出るわたしのことばも、むなしく、わたしのところに帰っては来ない。必ず、わたしの望む事を成し遂げ、わたしの言い送った事を成功させる。」 (イザヤ55:10,11)

2016年6月19日 週報より報告

【聖書講演会の祝福】
☆本日は聖書講演会です。白石公章先生を説教者としてお招きしています(千葉県八千代聖書バプテスト教会牧師)。昨日、第一回目の聖書講演会が行われました。「最悪な状況でも」と題して、「平安を与える計画…あなたがに将来と希望を与えるためのもの」というエレミヤ書から語られました。新来者が与えられました。主の救いがありますように。

【部会報告】
☆6月16日(木)ドルカス会の礼拝が行われ、伝道に備えてⅡコリント4章から学びました。宣教は私たちの知恵や力によらず、弱さによって行われること、宣教は神のあわれみを受けての務めであることを確認しました。

【本日の予定】
☆午後2時から聖書講演会の第三回目として、白石先生からみことばが語られます。午前に引き続き、ご参加ください。

【予定】
☆7月2日(土)9時15分から運営委員会を行います。
☆7月10日(日)13時30分から聖餐式及び教会会議を行います。

【神学校卒業式】
☆6月24日(金)14時30分から16時30分(式後のレセプションの時間を含む)神学校の卒業式が行われます。神学生が卒業します。この日、甲府のご両親も出席される予定です。出席者は教会を11時に出発します。

2016年6月12日 ルカの福音書 -イエスの嘆きの涙-

ああ、エルサレム、エルサレム。預言者たちを殺し、自分に遣わされた人たちを石で打つ者。わたしは、めんどりがひなを翼の下に集めるように、あなたの子らを幾たび集めようとしたことか。それなのに、あなたがたはそれを好まなかった。
ルカ13:34


講解説教No.78
ルカ13章31-35節


イエスが十字架で処刑されるカウントダウンはすでにされています。ユダヤ指導者たちはイエスをいかにして殺すかだけを考えています(11:53,54)。そこでイエスは特別な準備をされました。①後にイエスキリストを宣べ伝えて行く弟子たちのための準備が一つ。②もう一つは群衆への準備です。イエスにとって群衆はあわれみの対象です。ですから、その準備と言うのは福音を宣べ伝えるという救いの準備です。すでにイエスは、「その人のいのちは財産にあるのではない」(12:13-21)と語り、「今のこの時を見分けよ」(12:54-59)と語り、「悔い改めなさい」(13:1-9)と語り、「あなたの病気はいやされたとの解放の宣言をされ(13:10-21)、「狭い戸口から入りなさい」(13:22-30)と語り、福音を語らずにはいられないのです。きょうの部分もその続きです。ヘロデから逃れよとの助言を受けたイエスは、逃れるためにではなく、人々を解放するための救いのわざを行い続けます。「ヘロデがどう思おうと,福音を宣べ伝える働きを変わらずに続けていくと宣言されているのです。イエスの進まれる場所は死ぬための場所であるエルサレムです。神のことばをいくら語ってもエルサレムの人々は聞く耳を持たない。結局教えを拒み、十字架につけて殺してしまうのです。イエスは神とイスラエルの長い救いの歴史を踏まえて、「ああ、」と嘆かれたのです。神は何度も民を集め、養い、育もうとされました。民はことごとくそれを拒み、自分のしたいようにしました。私たちも同じく自分本位に生きる者です。本来翼の下にいるべき無力なひなであるにもかかわらず。救いの御手はまだ伸べられています。それに応えて翼のかげに身を置けばよいのです。イエスが言われるとおり、今は恵みの時、救いの日です。

2016年6月12日 週報より報告

【聖書講演会開催】
☆6月18日(土)15時から聖書講演会の第一回目が行われます。メッセージをされる白石牧師のためにお祈りください。伝道は教会の最大の使命です。すでに祈りに覚えながら、講演会にお誘いしていることと思います。聖霊の助けを頂きながら、その方々をキリストのもとに導くことができるようにしましょう。
☆6月19日(日)10時からは日曜学校において白石先生からメッセージがあります。日曜学校用のトラクトが用意されていますので、日曜学校の生徒たちはトラクトを活用して、友だちを誘いましょう。

【諸教会から】
☆沖縄聖書バプテスト教会から、故斉藤牧師の召天の証しが届いています。
☆船橋聖書バプテスト教会から献堂式出席と献金のお礼状が届いています。
☆川島実成先生からのお礼状が掲示しています。
☆大分聖書バプテスト教会から、中畑基師の副牧師就任のお知らせが届いています。基師は滝山聖書バプテスト教会で伝道師として奉仕していました。
☆大阪の千里ニュータウンバプテスト教会から創立50周年記念式典のご案内が届いています。

【本日の予定】
☆本日は第二日曜日のため午後礼拝はありません。
☆聖歌隊の練習を行います。
☆松中団地を中心にトラクト配布に出かけます。ご協力ください。
☆日曜学校キャンプの打合せを行ないます。

【神学校】
☆6月24日(金)14時30分から16時30分(式後のレセプションの時間を含む)神学校の卒業式が行われます。出席希望者は配車の関係上、本日中に申し出てください。24日(金)教会を11時に出発予定です。

2016年6月5日 ルカの福音書 -ルカの福音書-

「努力して狭い門から入りなさい。なぜなら、あなたがたに言いますが、入ろうとしても、入れなくなる人が多いのですから。」
ルカ13:24


講解説教No.77
ルカ13章23-30節

救われる者は少ないのですか?の問に対してイエスは、「努力して狭い門から入りなさい」とお答えになりました。救いに人間の努力が必要なのだということではなく、イエスを信じてこそ救いを与えられるという信仰の決断が求められています。救われる者は少ないのかとの問いには「この戸口は自分の寸法と合っているか、どうなのか、入れるか入れないか?入ろうかどうしようか?ドアの仕組みは大丈夫か?」と戸口付近をうろうろしている状態です。これは入れてもらえないのではなく、入ろうとする意志の問題であり、救いを求める求めがない人たちのことです。25節からたとえ話でこの勧めを言い換えています。このたとえのポイントは「戸口が閉じられる時が来る」ということです。救いに預かることにはタイムリミットがあるということです。最終的リミットはイエスが再びおいでになる時までです。イエスはこれまでに時が平等に与えられている、その時には限りがあること、その時を生かせと教えています。12章35節以下では、いつ帰って来るかわからないが、主人が帰って来る時が迫っていること、12章57節以下には裁き主である神の御前に出るための道の途中にあるのだから、今のうちなすべきことをしなさいと、13章6節以下にはタイムリミットは1年!と。教会に集い、礼拝に出席してみことばも聞いた。聖書も読んだ。その教えを生活の中で生かそうとも。けれども、人々は戸口から入りませんでした。本当にイエスによる救いに預かることを熱心に求めなかったのです。信仰の決断をしなかったのです。たくさんの罪を犯しつつも、神の呼びかけに応じた人が御国の民であり、戸口から入ることのできる人です。神の国に入ることができないのは罪を犯した人ではなく、主の呼びかけを無視した人、入ろうとしなかった人です。

2016年6月5日 週報より報告

【先聖日の恵み】
5月29日(日)浦和聖書バプテスト教会の川島実成副牧師からメッセージを頂きました。先生からお礼状を頂いています(掲示板)。

【亀岡教会奉仕】
☆5月26日(木)~31日(月)の亀岡教会修養会、及び関西地区合同婦人会、合同壮年会、牧師会の説教奉仕が祝福されました。亀岡教会の霊的成長のためにお祈りください。

【召天式】
☆6月2日(木)牧師は沖縄聖書バプテスト教会で行われた故斉藤雄典牧師の召天式に出席しました。沖縄宣教45年の「走るべき道のりを走り終え」凱旋された斎藤牧師を偲び、ラージャス師、上田晃師、ボード師、小川宗五郎師はじめ多くの先生方が集いました。ご家族、沖縄教会の兄姉に慰めがあるように。

【日曜学校キャンプ】
☆7月31日(日)~8月2日(火)日曜学校キャンプを行います。対象が小学4年~高校3年、教会にて「献げよう」のテーマで行います。自発的な信仰を養う実践的キャンプを目標とします。ご参加を。

【本日の予定】
☆14時から午後礼拝、沖縄教会の故斎藤牧師を偲びⅡテモテ4章から語ります。
☆聖歌隊の練習、トラクト配布を行います。
☆日曜学校キャンプの打合せを行ないます。

【駐車場】
☆駐車場のゴミ置き場の解体、看板を移設しました。駐車スペースが広くなりました。今後、タイヤ留めを設置する作業を行います。

【神学校】
☆6月23日(木)、24日(金)神学校の卒業カンファレンスが行われます。「牧師に求められるリーダーシップの資質」 24日(金)卒業式が行われます。兄姉もご出席ください。

2016年5月29日 ヨハネの福音書 ーキリストの愛を知ってー

彼らが食事を済ませたとき、イエスはシモン・ペテロに言われた。「ヨハネの子シモン。あなたは、この人たち以上に、わたしを愛しますか。」ペテロはイエスに言った。「はい。主よ。私があなたを愛することは、あなたがご存じです。」イエスは彼に言われた。「わたしの小羊を飼いなさい。」
ヨハネ21:15


ヨハネの福音書 21章15-17節

(5月22日午後礼拝より「生活の奉仕の手本」)
「乏しいからこう言うのではありません。私は、どんな境遇にあっても満ち足りることを学びました。」(ピリピ4:11)より多くの物質を求め、消費することが幸いであるかのような世の中で御国の民としていかに生活するかが問われています。パウロは「学びました」と言っているので、それまでは物質、消費社会の中に埋もれて生活していたということです。私たちも学ばなければなりません。第一に、いっさいのものが神のものだと学びます。「また、私の神は、キリスト・イエスにあるご自身の栄光の富をもって、あなたがたの必要をすべて満たしてくださいます。」(ピリピ4:19a)いっさいの物が神のものですから、そこから自分に与えられるものを持たせて頂いているということになります。自分のものなどありません。第二に、その神の所有のもので、自分に必要なすべてのものが満たされることを学びます。この場合、神が「それがみなあなたがたに必要であることを知っておられる」(マタイ6:32)という信頼することも含めて学ぶ必要があります。第三に、神が私の必要を満たすと約束されているのならば、自分は神の用意してくださるもので満足できることを学びます。与えられた物で満足するのはその人の責任です(それ以上は貪欲の罪に陥ります)。学んだ結果パウロは、人の金銀や衣服をむさぼる必要もなく(使徒20:33)、彼の仕事さえも自分の利益のためではなく与えるためのものとなりました(使徒20:34)。それはすべて、パウロの師であるお方の教えに従ってのことです。「受けるよりも与えるほうが幸いである」とのイエスの教えです(使徒20:35)。

2016年5月29日 週報より報告

【本日の説教者】
☆本日の礼拝説教者、川島実成先生をご紹介します(先生からの紹介文をそのまま引用します)。1978年生まれ。クリスチャンの家庭に生まれ、小学生の時イエス・キリストを罪からの救い主と信じる。大学生の時、献身をするように神様から迫られたが逃げて就職する。3年後心から悔い改めて召しを確信し、日本バプテスト聖書神学校に入学する。卒業後、浦和聖書バプテスト教会にて招聘され、現在は副牧師として奉仕している。

【船橋BBC献堂式】
5月28日(土)船橋聖書バプテスト教会の献堂式が行われました(説教者:斎藤雄典師)。200名弱収容の大きな礼拝堂含め全体を木造で建設されました。主のご栄光が現されるように。

【教会ヴィジョン】
☆夏に予定している日曜学校キャンプはヴィジョンに基づいた、子どもたちが自発的な宣教を訓練できるプログラムを準備中です。先日行われたドルカス会に来られたご婦人たちも、福音を教え、導くことができるように継続して、その方々のために祈りましょう。

【牧師の説教奉仕】
☆牧師は26日(木)から京都の亀岡教会の修養会奉仕です。合同婦人会、家庭集会の奉仕を終え、本日午前、午後の礼拝、夜に関西合同壮年会、翌月曜日に関西地区牧師会での説教奉仕を終えて戻る予定です。

【トラクト】
☆聖書講演会のトラクトが完成しました。テーマ:「失望に終わらない希望」 ~力強く生きるために~講師:白石公章牧師(八千代BBC) 9千枚の福音のきっかけをご家庭に届けましょう。

【本日の予定】
☆本日第5週のため午後礼拝はありません。
☆聖歌隊の練習を行います。
☆本日午後はトラクト配布を行います。
☆本日の兄弟会はお休みです。

【予定】
☆6月2日(木)10時30分からドルカス会の聖書の学びを行います。
☆6月4日(土)13時から青年会の聖書の学びを行います。

2016年5月22日 ルカの福音書 -無力さからの解放-

そこで、イエスはこう言われた。「神の国は、何に似ているでしょう。何に比べたらよいでしょう。 それは、からし種のようなものです。それを取って庭に蒔いたところ、生長して木になり、空の鳥が枝に巣を作りました。」。
ルカ13:18、19


講解説教No.76
ルカ13章10-21節 

 18年もの病気だった人をイエスはいやされました。そのいやし方に注目してください。「手を置かれると」というのは良くあるいやしのパターンですが、その前に「あなたの病気はいやされました。」という宣言は何か不自然というか不思議です。直訳が「あなたはあなたの病気から解放されました」となります。この時、イエスは会堂で神のことばを教えておられました。イエスのメッセージには原則があります。それはイエスが宣教を開始されたときの最初のメッセージで語られています(ルカ4:16-21)。イザヤ61章がその原則です。貧しい人々に福音を伝えること、捕われ人には赦免、盲人には目が開かれることしいたげられている人を自由に。この良き知らせを伝え実現されるためにイエスは来られたのです。それを今回の場合もお語りになっていたと考えると、その教えの実例として会堂にいた病気の人をいやされることで人々に解放の福音を迫ったのです。私たちもイエスの宣言を聞いています。イエスが私たちの罪をその身に負われ、十字架で死なれたこと、死者の中からよみがえられたことによって罪と死から解放されたのです。18節以降にたとえ話が続きます。「からし種、パン種」というちっぽけなものが何か?ということがこれらの文脈から大切になります。それはイエスの解放の宣言です。今はちっぽけですが一度蒔かれたら生長して木になり鳥が巣を作るほどになる…イエスの宣言はパン種のようなものです。私たちの生活の悩み、困難、無力さ、罪はイエスの解放宣言よりもはるかに大きくて強いように思えてしまいます。けれども、イエスの解放の宣言は私たちの生活にやがて大きな力を発揮し、その全体を変えていくのです。それは私自身に、隣人との関係に絶大な影響を与え、素晴らしく変えられるのです。 

2016年5月22日 週報より報告

【部会報告】
☆5月19日(木)ドルカス会の「聖書のおはなしとフラワーアレンジメント」が行われました。聖書のメッセージは箴言26章から「陰口に勝利する!」と題して、ことばの罪から福音が語られました。新来者、再来者含めて25名が集いました。お花とお食事も楽しく行われました。来会された方々に主の恵みとあわれみがあるようにお祈りください。
☆5月21日(土)青年会で聖書の学びが行われました。

【教会車】
☆5月18日(水)教会車のイプサムの6ヶ月点検が行われました。同車は助手席のエアバックがリコール対象となっていて、現在助手席エアバックの機能が停止されています。部品が入り次第交換修理が行われます。機能停止中、助手席は使用禁止です。

【本日の予定】
☆14時から午後礼拝が行われます。エペソの長老たちへのパウロのメッセージから、パウロの生活と奉仕の手本について学びます。
☆清掃後、聖歌隊の練習を行います。
☆聖歌隊後、日曜学校キャンプの打ち合わせを行います(SS教師)。

【予定】
☆5月26日(木)~30日(月)牧師は亀岡聖書バプテスト教会の修養会の説教奉仕です。テーマ、「人との上手なかかわり方」祝福をお祈りください。
☆5月29日(日)の礼拝説教者は浦和聖書バプテスト教会の川島実成伝道師です。

【神学校】
☆第4学年の神学生の卒業に向けて準備のためにお祈りください。5月27日(金)卒論提出、6月2日(木)、3日(金)卒業試験。卒業式は6月24日(金)です。

【献堂式】
☆5月28日(土)13時30分から船橋聖書バプテスト教会の献堂式が行われます。説教者は斎藤雄典牧師(沖縄BBC)です。出席予定者は牧師まで。23日(月)までに人数を知らせます。

2016年5月15日 ルカの福音書 -悔い改めの実 神の忍耐-

番人は答えて言った。『ご主人。どうか、ことし一年そのままにしてやってください。木の回りを掘って、肥やしをやってみますから。
ルカ13:8


講解説教No.75
ルカ13章1-9節 

 災難にあったガリラヤ人のことを報告した人がいましたが、罪深いからさばきを受けたと思っていたようです。しかしイエスは否定し、「あなたがたも悔い改めないなら、みな同じように滅びます」と。シロアムの塔が倒れた突発的な事故で18人もの人が死んだことを例に取り、同じように悔い改めないなら、みな同じように滅びるとくり返されました。問題は死んだ方々ではなく、生きている人間です。こういう時こそ、今の時代を見分け、何が正しいかを判断しなければなりません。3年もの間いちじくの木の実がなるのを待ったが成らないので切り倒せと主人が番人に告げるたとえ話をされました。番人は「どうかそのままにしてやってください」と。せっかく植えてもらったのに、いつまでも主人に対して実を結ばない罪深い状態、負債を負った状態があります。イエスは残虐な支配者に殺されることも、突発的な事故で命を落とすことも罪に対する罰だとはいいません。むしろそういう人たちに問いかけます。「あなたがたは罪深い者ではないか、返済不可能な負債を神に負っているのではないか」と。イエスは「悔い改めないなら…滅びます」と言い、「…死にます」と言っておられません。原語で「滅びる」は「いなくなる」の意味です。イエスが言われたいことは「地上に生きている今、あなたがたは悔い改めなければならない、それこそ今のこの時代を見分けること」ですと。悔い改めるとは、悪いことを犯したことを反省するという意味ではなく、本来生きるべき場に帰ること、神との交わりの中に帰ることです。「…そのままにしてやってください」との番人の願いは「赦す」という意味です。「父よ。彼らをそのままにしてやってください。私が彼らのために死に、復活し、そしてこれからも語りかけますから」(ルカ23:34)

2016年5月15日 週報より報告

【教会会議】
☆5月8日(日)聖餐式および教会会議が行われました。○各部会からの報告が行われ、○会計から3,4月の会計報告(承認)、2015年度会計監査によって、残高が確認されました(5月7日実施)。○伝道委員会から聖書講演会の予定が報告、29日から配布開始。○物品施設委員会から看板移設と駐車場整備について、12日(木)に業者に見積、○運営委員会から、神学生の卒業後の予定が報告:立川教会にて伝道者として働きたい、7月会議にて証、伝道者としての招聘について審議 新会堂移転5周年礼拝を予定。

【日曜学校教師会】
☆5月8日(日)教師会が行われ、夏のキャンプについて検討がされました。今年の高学年キャンプは7月31日(日)14時30分~8月2日(火)、立川教会にて行われます。

【墓前礼拝】
☆5月14日(土)奥多摩霊園にて墓前礼拝が行われました。霊園管理者によって草が刈られてきれいでした。ルカ10:20から「名が天に書き記されている」みことばが語られました。

【本日の予定】
☆14時から午後礼拝が行われます。祈り会にてサムエル記の連続説教中、午後に第4章から語られます。
○清掃後、聖歌隊の練習を行います。

【予定】
○5月19日(木)10時からドルカス会で「聖書のおはなしとフラワーアレンジメントの会」が行われます。姉方のご友人が多数集います。福音の恵みに預かる方が起こされるようにお祈りください。
☆5月21日(土)13時から青年会が行われます。
☆5月29日(日)の礼拝説教者は浦和聖書バプテスト教会の川島実成伝道師です。牧師は京都亀岡教会で奉仕中です。

2016年5月8日 ルカの福音書 ー時代を見分け、正しい判断をー

偽善者たち。あなたがたは地や空の現象を見分けることを知りながら、どうして今のこの時代を見分けることができないのですか。
ルカ12:56


講解説教No.74
ルカ12章54-59節

イエスはどこか他人事のように聞いている群衆に対して「偽善者たち」と厳しいことばをかけられました。なぜか?「地や空の現象を見分けることを知りながら、今のこの時代(時)を見分けることができない」からです。「今のこの時代」はカイロスということばが使われていて、神のことばが実現する時(ルカ1:20)、(さばきとしての)神の訪れの時(ルカ19:44)と同じことばです。つまりこの時代は生と死、救いと滅びに関わる時であって、神のさばきの時代であるということです。「見分ける」ということばは「正しいと認める」という意味にもなり、まとめると「どうして、今のさばきの時代を吟味して、正しいと認めることが出来ないのですか?」となります。これを理解させるためにイエスは裁判官のたとえを話しだされます。返すべき借金を返さなかったために、ついに裁判官の前に連れて行くことに…裁判官の前に立たされれば、有罪を宣告されて投獄です。そして当時のお金の最小単位である1レプトン(1円)を返すまで、決して出ることはできないと。訴えられている人にとって「今のこの時代」は、まだ裁判官の前に立たされてはいない、牢にも入れられていないそういう時代、時です。その時にすべき正しいことは何かを判断しなければなりません。だからイエスは「途中でも、熱心に彼と和解するよう努めなさい」と教えます。「和解」という言葉には「無罪放免にされて、そのあとずっと自由」という意味合いが含まれています。問題は借金の返済です。道の途中でいくら謝っても返せるわけではありません。まずイエスが求めたことは「あなたたちは返すことの出来ない借金を抱えたまま生きている人なのだ」ということをわからせることでした。今のこの裁きの時代の正しい判断とは、決して返すことの出来ない罪の借金を抱えていると把握していることです。その借金の保証人がイエスです。イエスがそのすべての責任を負うことを前提に「偽善者たち」とあわれみのことばをかけられるのです。人生が終わるまでにその方のことばを見分けねばなりうません。

2016年5月8日 週報より報告

【青年キャンプの祝福】
☆5月2日(月)~5日(木)北海道の深川市で、すずらん教会主催の全国青年キャンプが行われました。講師のナビール・ゼイダン師(オーストラリアFaithバプテスト教会牧師)からテーマ「TEAM(チーム)」に基づいて①Together:一緒に、②Eeveryone:みんなが、③Achieves:達成する、④More:もっと、これらの4回のメッセージを頂きました。メッセージCDが送られてきましたらぜひ聞いてください。他にも霊的にも肉体的にもリフレッシュされた催しがありました。お祈りを感謝します。

【各部委員会】
☆5月7日(土)午前に運営委員会の打ち合わせが行われました。
☆5月7日(土)午後に青年会が行われました。

【本日の予定】
☆礼拝後青年キャンプ参加者から、キャンプ報告が行われます。
☆13時30分から聖餐式及び教会会議を行います。教会員はご出席ください。
☆本日は会議(第二日曜日)のために午後礼拝はありません。
☆教会会議後、日曜学校教師会を行います。

【予定】
☆5月14日(土)14時から奥多摩霊園で墓前礼拝を行います。配車の関係上、参加希望者は本日お帰りになるまでに、墓前礼拝出席表(ホワイトボードに掲示中)に名前と人数をご記入ください。
なお、墓地の草取りは墓地礼拝当日に行う予定です。参加者状況を見て草取りと礼拝の調整を行います(例年雑草は少ないのでご安心ください)。
☆牧師の京都府亀岡聖書バプテスト教会・修養会の説教奉仕は以下のとおりです。お祈りを。テーマ「人との上手なかかわり方」5月26日(木)関西合同婦人会、28日(土)家庭集会、29日(日)礼拝、午後礼拝、夜の合同壮年会(会場:高槻教会)、31日(月)関西地区牧師会 
☆5月29日(日)の礼拝説教者は浦和聖書バプテスト教会の川島実成伝道師です。

【記念著書】
☆千葉バイブルバプテスト教会から、望月次郎牧師遺稿集「ヨルダンの彼方を望んで」が届きました。週報に書かれた数々の説教、2014年全国聖会(浜松)の説教、2014年12月望月牧師の最後の説教、他信仰箇条解説等。教会図書に加えます。お読みください。

2016年5月1日 ルカの福音書 -平和か、対立か-

あなたがたは、地に平和を与えるためにわたしが来たと思っているのですか。そうではありません。あなたがたに言いますが、むしろ、分裂です。
ルカ12:51


講解説教No.73
ルカ12章49-53節

 12章は宣教に従事する弟子たちに対しての教えが展開されています。

 「地に火を投げ込むため」というキリストが地上に来られた目的はどういう意味なのでしょうか。さらに「日平和を与えるために来た」のではない、「むしろ、分裂です」と衝撃的なことばを語っておられます。イエスが切望されていることは、地に投げ込んだ火が燃えることです。これはイエスが受けるべきバプテスマを受けたら成就します。すなわち、それはイエスの十字架の死のことです。キリストが到来されたことは事実救いと平和です。しかし同時に、それは人々の偽りの生活や不正、悪と不義を暴くことにもなります。その結果、多くの人の実態が暴かれます。そうすると人々の間に、亀裂が生じ、怒りが見え隠れし、ごまかしたり、こじつけたりします。多くの人は自分の本当の姿を認めようとしないからです。結果、神に従う者とそうでない者(未信者)との間に深刻な対立が生じることになります。キリストの福音は、人々の真の姿をさらけ出します。救いが実現するためには多くの人の心の思いが暴かれなければならないのです。それを抱いたまま、或いは隠したままの平和などあり得ません。聖書を単に道徳的なこととして語るなら分裂など起こりえません。むしろ人々は「その教えは素晴らしい」と言うでしょう。しかし純粋にキリストの十字架の死と復活を語るなら、その人の罪を責めることになり、必ず人は二分されます。家族の間にさえ、それによって亀裂が入るのです。真の救いと平和のために、家族に見る親しい関係以上に、イエスキリストとの関係を優先させるべきことも教えられます。いずれにしてもまず、キリストの平和をいただきましょう。宣教に従事する者として、福音に対する危機感を持つことも教えられます。

2016年5月1日 週報より報告

【聖書講演会の準備】
☆6月18日(土)、19日(日)に行なわれる聖書講演会の説教者とテーマが決まりました。
テーマ:「失望に終わらない希望~力強く生きるために~」
説教者:白石公章牧師(八千代聖書バプテスト教会)
この機会を生かし、ひとりひとりを通してキリストの福音が宣べ伝えられるように祈って行きましょう。

【本日の予定】
☆14時から午後礼拝を行います。単なる助けではなく、今そこにある助けについて、先週に引き続き詩篇から。
☆会堂清掃後、聖歌隊の練習を行います。

【予定】
☆5月3日(火)~5日(木)全国青年フェローシップキャンプが北海道(深川市)で開催されます。立川教会から4名参加します。3日(火)成田6時5分発、空港周辺駐車場に車を預けるため、教会を午前2時に出発します。キャンプの祝福と守りをお祈りください。
☆5月4日(水)の祈り会は、牧師が青年キャンプに参加のためお休みです。
☆5月8日(日)13時30分から聖餐式及び教会会議を行います。
☆5月27日(金)~5月30日(月)牧師は京都の亀岡聖書バプテスト教会の修養会で説教奉仕です。
☆5月29日(日)の礼拝説教者は浦和聖書バプテスト教会の川島実成伝道師です。

【伝道実習】
☆4月26日(火)から神学生は札幌聖書バプテスト教会で伝道実習中です(本日まで)。その後青年キャンプに合流します。

2016年4月24日 ルカの福音書 ー待ち望むべき将来ー

あなたがたも用心していなさい。人の子は、思いがけない時に来るのですから。
ルカ12:40



講解説教No.72
ルカ12章35-48節

 イエスはこのたとえで弟子たちのあり方、生き方を教えておられます。たとえの設定は、しもべが主人の帰って来るのを待っているというものです。使徒1:9-11にもあるのですが、イエスが人としてお生まれになり、地上生涯で神の国を教え、人々を罪から救うために十字架で死なれ、三日目に復活され、昇天されるというのが、救いのために来られた初臨です。そして、もう一度天からおいでになるときは、すべての者を裁く審判者として来られます。それを再臨と言います。イエスが世界をお裁きになられると、それまで保たれていた世界が終わります。神の国が完成するのです。イエスの再臨を待ち望むことは教会の中心的な信仰の一つです。このたとえでイエスの再臨を待つ信仰を教えているのです。イエスの再臨を待つ上でのポイントは『それがいつなのかわからない』です(マタイ24:26)。いつ来るのかわからないことで一番大切なことは、いつでも大丈夫なように緊張感と期待感を抱きながら、準備をしておくことです(35-38)。イエスをしっかりと待っているしもべにはイエスからの報いがあります(37)。また「全財産を任せるようになる」とたとえであるように、イエスが再臨されたときには、その人に大きな責任と喜びを与えてくださいます。45節以下には再臨の期待と緊張感を失ってしまうしもべの姿が書かれています。しもべの姿を忘れ、自分の願いや思いを遂げることが一番になり周囲を傷つけます。原因は「主人の帰りはまだだ」と心に思うことです。神の国を完成しようとする神の心を知りながら、再臨の準備をせず、弟子として働かなかったら、神の心を知らなかった人よりも厳しい裁きを受けるのです。自分のことばかり考える生活から抜け出して、主が再び来られることについて改めて準備をしておこうではありませんか。

2016年4月24日 週報より報告

【来会】
☆4月17日(日)礼拝に、名古屋サウスサイドバイブルバプテスト教会の兄弟また、初来会者が与えられました。祝福があるようにお祈りください。

【ドルカス会】
☆4月21日(木)ドルカス会の礼拝が行われました。

【教会の草花】
☆モッコウバラが満開です。今後駐車場の整備で移植する予定です。暖かさとともに駐車場や裏手のスペースに雑草が生えてきました。物置にカマがあります。空いた時間での草取りにご協力ください。

【本日の予定】
☆昼食後、伝道委員会を行います。聖書講演会のテーマについてです。(牧師室にて)
☆14時から午後礼拝を行います。ストレス社会の中にあって確かな安らぎを得る秘訣を詩篇から学びます。
☆会堂清掃後、聖歌隊の練習を行います。
☆夕刻に青年会の歓迎会が教会近くのレストランで行われます。

【予定】
☆5月3日(火)~5日(木)全国青年フェローシップキャンプが北海道で開催されます。立川教会から4名参加します。
☆5月4日(水)の祈り会は、牧師が青年キャンプに参加のためお休みです。
☆5月8日(日)13時30分から聖餐式及び教会会議を行います。
☆5月27日(金)~5月30日(月)牧師は京都の亀岡聖書バプテスト教会の修養会で説教奉仕です。
☆5月29日(日)の礼拝説教者は浦和聖書バプテスト教会の川島実成伝道師です。

2016年4月17日 ルカの福音書 -神の国を求めなさい -

何はともあれ、あなたがたは、神の国を求めなさい。そうすれば、これらの物は、それに加えて与えられます。
ルカ12:31


 心配ごとから解放されて自由に生きるとは具体的にどういうことなのかを考えましょう。生きる手段としてお金や財産は必要です。しかしそれらはその人の人生や命を決定するものではありません。そう考える人は自分の命までも自分のものとしています。いや、命は神のものです。神は愛をもってご自身と交わることができるように、このいのちをお造りくださいました。ですから、そのいのちに必要なものは神が当然備えてくださるのです。だからそれらのものを捜し求めて心配するのを中止せよと命じるのです。人は人生の成功を望み、実現させようと努力します。自分の能力を開発し、仕事の業績をあげて充実した日々を送りたいと。自分が自分であることを確かめ、自分らしさを生かして、「生きがい」を求めます。ところがそれを求めるところに必ず心配ごとがくっ付いて来ます、尽きません。生活の充実、生きがいを求めること自体間違ったことではないですが、なぜ心配を止めることができないのでしょう?それは、求めた生きがいで自分の人生をやっていくことができる、決定づけることができると考えるからです。そうではなくて、私たちのいのちを養う神の恵みの中で、自分の能力や特技を生かすのです。イエスは言われます。「持ち物を売って、施しをしなさい」もう私たちは自分の所有しているお金や財産で自分の命とからだを養う必要がありません。自分のものにこだわり、しがみつくのではなく、むしろ、それを自由に用いることができるのです。神のみこころにかなうことのために使うのです。これぞ自由であり、それが神の国であり神の支配です。益々それを求めましょう。

2016年4月17日 週報より報告

【青年会】
☆4月16日(土)青年会が行われました。ヤコブ1:21、22からのメッセージと分かち合いの後、青年会ポスター作りの作業を行いました。

【本日の予定】
☆14時から午後礼拝を行います。クリスチャンにとって明確に知りたい「神の導き」について語られます。
☆会堂清掃後、聖歌隊の練習を行います。

【予定】
☆4月21日(木)10時30分からドルカス会の礼拝を行います。
☆5月3日(火)~5日(木)全国青年フェローシップキャンプが北海道で開催されます。立川教会から4名参加します。
☆墓地清掃日を4月30日(土)と予定していましたが、道路混雑の恐れがあるため、日程調整中です。決まりましたらお知らせ致します。

【JBBF諸教会報告】
☆八王子聖書バプテスト教会(牧師:ラージャス師、伝道師:西原智彦師)が独立しました(3月20日付)。おめでとうございます。西原伝道師ご家族が会堂二階の住まいに引っ越されました。
☆船橋聖書バプテスト教会の献堂式のご案内が届いています。5月28日(土)13時半~
☆足利聖書バプテスト教会の斉藤一彦師が牧師を退任されました。現在めぐみバプテストテンプルの澤愛作師が牧師代理です。後任牧師が与えられるようにお祈りください。
☆宣教レポート
①ハワイ宣教報告が上久保宣教師より届いています。(掲示しています)
②東アジア宣教が届いています。ご覧になりたい方は青木浩子姉まで。

2016年4月10日 ルカの福音書 ー心配する事を止めなさいー

それから弟子たちに言われた。「だから、わたしはあなたがたに言います。いのちのことで何を食べようかと心配したり、からだのことで何を着ようかと心配したりするのはやめなさい。
ルカ12:22


講解説教No.70
ルカ12章22-30節

 自分の命とからだに関する心配ごとにはどんな事がありますか?当時の人たちは「食べる、着る」でした。そんな心配の真っ最中の人たちに、イエスは「今(心配を)やめなさい」と禁止令を出されました。心配しなくても良い根拠となるものがなければ言えないことです。心配してはいけないのは、「いのちは食べ物よりもたいせつであり、からだは着物よりたいせつだからです」(23)。もし神がいのちのように大切なものを私たちに与えてくださったのであれば、そのいのちに必要なものを必ず備えてくださるということです。『いのちは誰のものか?』の問いに、ちゃんと答えを持っていなければなりません。聖書は、いのちは神のものと言う前提で話しています。いのちをくださった神が養ってくださることがわかるように身近な例を示しました。今そこに飛んでいる鳥は種まきも刈り入れもしない。そんな一羽も神は養っておられる。また、ここに咲いている野ゆりも紡ぎも織りもしない。明日には刈り取られてしまうそんな花さえ、神は美しく装ってくださる。それらよりはるかにすぐれた人間を神は必ず養い、装ってくださると、その真理をよく考え悟りなさいと教えています。考えるべきは私たちが優れていることではなく、神が私たちを養っておられる事実です。心配事を中止せよとの命令は、養うお方を信頼しなさいという命令であることがわかってきます。心配が絶えない人たちを「信仰の薄い人たち」(28)と言われました。信頼すると口で言いながら、実際の生活では、仕事のこと、人間関係のことなど信頼していない状態があるのです。イエスは日常生活のことであれやこれや捜し求め、気をもむことは神を信じていない異邦人が切に求めていることだと指摘されました。信じていないのだから、当然のことながら自分の命とからだを自分が養わないといけません。しかしイエスは、「あなたがたの父は、それがあなたがたにも必要であることを知っておられます」と言われました(30)。親は子の本当の必要を知っています。そういう人格的な信頼関係に着目すべき言葉です。さて、私を本当に養うのは誰なのか?自分自身か、神なのか?そして、これからも心配し続けていくのか、それとも、もう心配を止めるのか?

2016年4月10日 週報より報告

【日曜学校進級式】
☆4月3日(日)進級式が行われました。幼稚科、小学下級科、小学上級科、中学男子科、高校男子科、中高女子科、成人科とそれぞれ進級し、新クラスがスタートしました。10名の教師たちで信仰教育にあたります。この働きのためにお祈りください。

【本日の予定】
☆本日は第二週のため午後礼拝はありません。
☆清掃後、聖歌隊の練習を行います。
☆聖歌隊後、日曜学校教師会を行います。

【予定】
☆4月16日(土)13時から青年会の聖書の学びを行います。
☆4月30日(土)教会墓地の清掃(草取り)に行きます。兄弟会中心に企画します。詳細は後日お知らせします。
☆5月14(土)13時30分から奥多摩霊園で墓前礼拝を行います。

【JBBF諸教会】
☆以下の教会の牧師、副牧師、伝道師就任及び退任のお知らせです。
①滝山教会、就任:鄭永建副牧師、デボア美知子伝道師。退任:須藤真砂恵伝道師、中畑基伝道師(3月20日付け)
②岡崎教会、就任:疋田建次牧師。退任:上田晃牧師。(3月20日付け)
③太田教会。就任:佐藤一彦牧師。退任:能吉雄牧師(3月27日付け)

2016年4月3日 ルカの福音書 -貴方の人生を決定づけるもの-

そして人々に言われた。「どんな貪欲にも注意して、よく警戒しなさい。なぜなら、いくら豊かな人でも、その人のいのちは財産にあるのではないからです。」
ルカ12:15

講解説教No.69
ルカ12章13-21節 

 「どんな貪欲にも注意して…」と教えていますが、このイエスの教えと私たちの「貪欲」の理解と大きく違います。自分の正当な取り分を超えて欲しがることを貪欲と言う一般の理解に対して、イエスは、自分が持っている物によって自分の命を得ること(生きること)ができると思っていることが貪欲と教えました。お金に限らず能力や才能、美貌やスタイルも財産と言うことができます。それらを豊かに持っていたとしても、それによってその人の人生を決定づけるものではありません。それを求めていることは自覚のある無しにかかわらず、貪欲の支配の中にいるということです。このおしえを具体化したたとえが教えられています(16-20)。人生これから!というときに命を失うことはあります。自分に財産があっても死を免れることは出来ないということも教えられます。またその財産は他の人へ手離さなければなりません。このたとえの金持ちが「愚か者」と言われたのは、自分で得たもので生きることができる、それで人生が決まると思っていたからです。神のものである命さえも「自分のたましい」(19)と言って神を完全に抜きにした発想、生活をして来たことが愚かと言われた原因です。人のいのちは財産にあるのではない、神にあるのです。イエスが教えられたことは、人に命を与え、日々をそれを保ち導き、そして定められた時にそれを取り上げられる神がおられるということです。取られる神は恐ろしい神ではなく、愛に満ちた神です。とういうのも、救われている者はイエスの死とよみがえりにより、信じた者にも同じからだのよみがえりが約束されています。これまでの生き方が間違っていたなら、率直に認め、主に救いを求めましょう。兄姉、あなたの人生を決定づけるイエスを信じているけれど、財産そのものを求めていたならば、主はそれらを退けられます。主に悔い改めましょう。そして、次週のイエスのメッセージに期待しましょう(次週説教テーマを参考)。


2016年4月3日 週報より報告

【復活記念礼拝の祝福】
☆3月27日(日)主イエスの復活を記念する礼拝が行われました。マルコ16章から人間を支配する死の力が復活によって根本的に取り去れたこと、それが私たちの生活に大きな変化をもたらすことを確認しました。聖歌隊によって主の復活の力強い賛美がささげられました。

【ジュニアキャンプの祝福】
☆3月30日(水)から4月1日(金)全国ジュニアキャンプが行われました。説教者の山宮師からイエスキリストが力強く語られました。救いの決心者が与えられ、当教会参加者からも信仰の決心が与えられました。みことば以外にも楽しい企画が盛りだくさんありました。お祈りと支援(交通費サポート)を感謝します。

【青年会】
☆4月2日(土)青年会で聖書の学びが行われました。

【祈りのカレンダー】
☆祈りのカレンダー4月号が印刷されています。礼拝堂後ろの棚からお持ちください。日々のみことばと祈りの時が恵み豊かなものとなるように。

【本日の予定】
☆礼拝後、ジュニアキャンプ参加者から報告と証し、特別賛美があります。
☆14時から午後礼拝を行います。
☆会堂清掃後、聖歌隊の練習を行います。

【予定】
☆4月30日(土)教会墓地の清掃(草取り)に行きます。兄弟会中心に企画します。詳細は後日お知らせします。
☆5月14(土)13時30分から奥多摩霊園で墓前礼拝を行います。
☆5月27日(金)~30日(月)牧師は亀岡聖書バプテスト教会(京都)の修養会の講師として参加します。

2016年3月27日 復活記念礼拝 -墓の中を確かめよ-

青年は言った。「驚いてはいけません。あなたがたは、十字架につけられたナザレ人イエスを捜しているのでしょう。あの方はよみがえられました。ここにはおられません。ご覧なさい。ここがあの方の納められた所です。
マルコ16:6


マルコ16章1-8節

「イエスに油を塗りに行こうと…」(1)「墓の入口からあの石をころがしてくれる人が…」(3)「誰かが私の主を取って行きました」(ヨハネ20:13)女たちの最大の関心は、イエスのご遺体を埋葬することです。そんな女たちの問題点を御使いは指摘しました。「なぜ生きている方を死人の中で捜すのですか」(ルカ24:4)女たちが捜していたのは死人であって、その傍らで悲しみを癒そうとしているのです。ここに人間の限界を見ます。人間は肉体をもって生きています。それ故に様々な苦しみを経験します。肉体は次第に衰えて行きます。その行き着く先は死です。人間はその範囲を決して超えることができません。死という限界の範囲で物事もはかります。死の支配の中で望みにならない望みを探し、すぐに渇くことがわかっていても生活の中に癒しを求め続けます。肉体をもって生きるとはそういうことです。「死のとげは罪である」(Ⅰコリント15:56)と聖書は言います。人を致命的な死に至らせるものが罪であるということです。また死のとげは、死の恐怖をも意味します。医学が進み肉体の痛みを緩和させることは十分あっても、死の恐怖は取り除くことは決して出来ません。もしその人の罪が赦されているなら安心して死と向き合うことができるでしょう。ですからクリスチャンは死を直視することができます。イエスがよみがえられて遺体のあった墓が空っぽだったということは、イエスが肉体を持ってよみがえったことを意味します。そしてそのイエスのからだのよみがえりは、十字架上で一切の罪を処罰し、私たちをどこまでも支配していた死までも滅ぼされたということです。ここに根本的な救いがあります。イエスを信じる私たちもイエスと同じように復活体をいただくのです。

2016年3月27日 週報より報告

【復活記念礼拝】
☆本日は主イエスキリストの復活を記念する復活記念礼拝です。キリストの復活は、キリストの贖いの死が有効であること、またキリストが神であることを確証させた重要な事実です。
☆本日の聖歌隊賛美は①「マリヤの物語」、②「復活の歌」のキリストの復活を讃えた賛美2曲です。
☆「イースターエッグ」を記念にお持ちください(本日中にお召し上がりください)。

【教会奉仕】
☆2016年度がスタートします。前年度担当していた奉仕を継続する兄姉、新たに奉仕に加わる兄姉、それぞれ確認し、喜びと責任をもって奉仕にあたりましょう。「それは、聖徒たちを整えて奉仕の働きをさせ、キリストのからだを建て上げるためであり」(エペソ4:12)私たちに委ねられている働きはキリストのからだである教会を建て上げ、宣教することです。兄姉ひとりひとりそのからだを成している、なくてならない存在です。

【本日の予定】
☆礼拝後、ジュニアキャンプ参加者はピアノ前に集まってください。
☆14時から午後礼拝を行います。
☆午後礼拝後、会堂清掃を行います。

【予定】
☆3月30日(水)~4月1日(金)国立中央青少年交流の家(静岡県御殿場市中畑2092-5 ℡0550-89-2020)でジュニアキャンプが行われます。参加者は30日(水)教会に10時に集合してください。
☆3月30日(水)祈り会は牧師がジュニアキャンプ参加のためお休みとします。
☆4月2日(土)13時から青年会の聖書の学びを行います。
☆4月3日(日)日曜学校の進級式を行います(通常の日曜学校時間)。

2016年3月20日 ルカの福音書 ーイエスを人の前で認めるー

そこで、あなたがたに言います。だれでも、わたしを人の前で認める者は、人の子もまた、その人を神の御使いたちの前で認めます。
ルカ12:8


講解説教No.68
ルカ12章8-12節

 きょうイエスが問いかけておられるのは「あなたがたはわたしを人の前で認めるのか?それとも知らないと否定するのか?」です。おびただしい群衆が注目するときに弟子たちに問いかけたのです。教会の人たちの前で主を認めるわけではなく、イエスを知らない人、どっちつかずにいる人たちの前で主を認めるのです。原文から人の前で主を認めるとは、イエスと同じ言葉を語る、となります。それは相手の語ることに同意し、自分も同じ思いであることを言い表すことです。9節の「わたしを人の前で知らないと言う者は…」は、人の前でイエスと自分との関係をどう言い表すのか」ということがポイントとなります。そのためには自分がどういう立場であるかを言い表すことも大事になってきます。すなわち神の前に罪深い者であって、救いを必要とする者だということ、キリストが私のために十字架で死なれたこと、三日目によみがえられたこと、私にとってその方はまことの救い主であるということを言い表すことで、イエスとの関係が明確になります。そのようにイエスと自分との関係を人の前で言い表すのです。そのようにイエスとの関係を言い表した者を、イエスは本物の弟子として認めてくださいます。正直、確かに人前で言い表したら波風が立ちます。師であるイエスは波風どころではありませんでした。ですから良いのです。むしろその切羽詰った状態の時に主を認め続けることが求められているのです。恐れる必要はありません。聖霊の助けを与えてくださいます。聖霊は人々の前で、自分とイエスとの関係を言い表すべきことばを教えてくださいます(11,12節)。ですから宣教において不利な立場に置かれたとしても問題ありません。聖霊は教える責任があり、私たちはその教えを信頼して守る責任があります。

2016年3月20日 週報より報告

【総会報告】
☆3月13日(日)聖餐式及び年次総会が行われました。2015年度活動報告、各礼拝出席数報告、各部委員会の報告及び新年度予定が資料に基づいて報告されました。決議事項として以下のことが承認されました(2016年度活動計画、新年度委員体制、2016年1、2月会計報告、2016年度各予算)。新年度もおのおのに与えられた賜物をもって互いに仕え、キリストのからだである教会を建て上げ、キリストの福音を宣べ伝えて行きましょう。

【各集会の祝福】
☆3月17日(木)聖書のお話とお料理の会(ドルカス会)が行われました。36名のご婦人たちが出席しました。お子様たちも22名集い立川教会の大学生たちがベビーシッターを担当しました。福音が語られました。救いのためにお祈りください。
☆3月19日(土)イースター子ども会が行われました。33名の子どもたち、7名のお母様方が参加されました(教会員合わせて計50名)。奈保美先生からわかりやすい復活のメッセージが語られました。救いのためにお祈りください。

【本日の予定】
☆14時から午後礼拝を行います。
☆会堂清掃後、聖歌隊の練習を行います。

【受難週】
☆3月20日(日)から26日(土)は受難週です。イエスキリストが受けられた痛みと苦しみが私たちの罪を贖うためであったことを覚えて過ごしましょう。

【復活記念礼拝】
☆3月27日(日)イエスキリストの復活を記念する「復活記念礼拝」を行います(通常の11時の礼拝時)。この礼拝を通して、クリスチャンがしっかりと復活信仰に立つこと、新しい方々、求道中の方々に福音を伝えましょう。

【ジュニアキャンプ】
☆3月30日(水)~4月1日(金)御殿場でジュニアキャンプが行われます。8名が参加します。説教者の山宮先生のために、参加者の信仰成長のためにお祈りください。なお、30日(水)の祈り会はキャンプのためにお休みとなります。

2016年3月13日 ルカの福音書 ー恐れるべき方ー

恐れなければならない方を、あなたがたに教えてあげましょう。殺したあとで、ゲヘナに投げ込む権威を持っておられる方を恐れなさい。そうです。あなたがたに言います。この方を恐れなさい。
ルカ12:5


講解説教No.67
ルカ12章1-7節

 イエスへの敵意の激化で、今後の弟子たちの宣教活動にも迫害として向けられて来ます。ですから、イエスは「まず弟子たちに」(1)と注意と激励をされます。弟子たちが注意すべきは迫害者たちへの恐れです。彼らを恐れて自分の信仰を隠してしまう、そういう偽善に気をつけなければなりません。自分の内側には確かにイエスキリストを信じている信仰があります。その信仰を内側に隠して、周囲を恐れて信仰者ではないかのように外側を取り繕う危険性があります。「クリスチャンとしてどう見られているのだろう?それをおもてに出して変に思われたくない」というのは、自分が信じている事実と食い違う偽善の心です。次に、イエスは人を恐れてはならない理由を述べられます。神がすべてのことを明らかにされる時が必ず来ます(2)。また、福音の真理は弟子たちを通して、最終的にすべての人たちに必ず言い広められます(3)。ですから人を恐れて隠す必要はないのです。さらに恐れ不要の説明をされます(4,5)。人間の死には肉体の死と、その死後、神による永遠のさばきがあります。迫害者たちは「からだを殺す」ことはできるでしょう。しかしその死後、永遠の死を決して宣告できないのです。その権威は神にしかありません。人を恐れず、この方を恐れましょう。恐れからの唯一の解決は、本当に恐れるべき方と出会うことです。価値のないスズメさえも神はお忘れになりません。からだの器官の中で取るに足らない髪の毛さえも数えられている状態にあるのです。神は私たちの小さなことでも把握してくださっています。ですから人を恐れる必要はないのです。私たちはいつまでも人を恐れ続けることもできてしまいます。きょう、恐れる必要のない根拠を知りました。実行に移しましょう。

2016年3月13日 週報より報告

【臨時教会会議】
☆3月6日(日)臨時教会会議が行われました。総会に先立ち、次年度予算案の説明がされました。

【JBBF総会報告】
☆3月7日(月)~9日(水)日本バプテストバイブルフェローシップの総会が神学校で行われました。JBBFの各機関(理事会、国内宣教委員会、海外宣教委員会、神学校、カンファレンスセンター)の報告が行われました。キャンプ場に関する決議結果は、本日総会時の牧会報告でお知らせします。牧師は理事会役員の任期を無事終えました。お祈りを感謝します。新年度から新たに国内宣教委員会役員に選出されました。三澤師、榎本師、山宮師より「これからのフェローシップ」のテーマから講義とメッセージを頂きました。佐藤一彦宣教師、孫宣教師、堺宣教師夫妻から宣教報告がありました。総会資料がありますので自由にご覧ください。

【JBBF機関誌】
☆国内宣教委員会発行の「かいたく」の最新号を配布します。1月に行われたカンファレンスの報告が掲載されています。お読みください。

【祈り会メッセージ】
☆祈り会では旧約聖書からメッセージが語られています。旧約全体の流れを読み取り、イスラエルの民を通しての神の救いのご計画の理解に努めています。先週からルツ記に入りました。毎週録音されています。データが必要な方はお申し出ください。

【本日の予定】
☆13時30分から聖餐式および年次総会を行います。教会員はご出席ください。臨時教会会議を行います。議題は新年度予算の検討です。教会員は出席願います。なお会議のために午後礼拝はありません。
☆会議後、会堂清掃と聖歌隊の練習を行います。

【予定】
☆3月17日(木)10時から「聖書のお話とお料理の会」(ドルカス会)を行います。滝山教会の姉が料理のご指導をされます。午前に伝道メッセージが語られます。説教者(牧師)のために、来会者が福音の恵みに預かるようにお祈りください。
☆3月19日(土)14時からイースター子ども会を行います。復活のメッセージを語る奈保美先生のためにお祈りを。子どもたちをお誘いください。
☆3月27日(日)復活記念礼拝を行います。

2016年3月6日 ルカの福音書-背負いきれない重荷-

しかし、イエスは言われた。「あなたがた律法の専門家たちも忌まわしいものだ。あなたがたは、人々には負いきれない荷物を負わせるが、自分は、その荷物に指一本もさわろうとはしない。
ルカ11:46


講解説教No.66
ルカ11章45-54節

「負いきれない荷物」とありますが、これは律法学者たちが律法を解釈した言い伝えのことです。例えば律法には「姦淫するな、殺すな、むさぼるな…」とあり、これらを解釈し、守り方を教えたり、或いは守っているかどうかの判定もしていました。この言い伝えとしての律法は、神の意図から離れてしまい、守る人々に重い荷となりました。本来の律法の理解は「どんな戒めも、隣人を愛するということばの中に要約されています。」(ローマ13:9)とあるように、律法は他の人を愛することを求めています。盗んだりむさぼったりする人に隣人を愛することはできません。そうではなく自分の利を求めず他の人に与えることが愛することです。『それはいじめに当たるのか、当たらないのか?』と言う場合、たとえいじめに当たらないとしても、その発想自体愛に欠けているということです。神はそのいずれもさばかれます。真の律法は人の心の奥底まではかられ、さばくのです。律法の真意をねじ曲げてとらえると、いつも他人と比べるようになります。自分が他人より上にいれば良い人間だと安心し、他人より不利になるとすぐ不安に陥ります。また他人より上にいて安心を得たいので、他人のあら探しが始まります。弱点を見つければそれを責めて優越感を抱こうとします。イエスは預言者たちを殺した彼らの先祖たちの血の責任が今問われていると言われました。彼らは責任を果たさなければなりません。しかし、このあとイエスはどうなっていったかと言うと、憎しみに満ちた彼らはイエスを殺しました。彼らに責任が問われているのに、その責任を果たすべく、神のさばきを受けたという聖書の記録はどこにも見られません。責任は果たされていません。ところがイエスご自身が十字架上で、私たちの罪の責任を果たされました。このお方を信じましょう。自分の罪を示された方は素直に悔い改めましょう。

2016年3月6日 週報より報告

【来会】
☆2月28日(日)初来会者が与えられました。主の祝福があるようにお祈りください。

【委員会・部会報告】
☆3月3日(木)ドルカス会が行われ、マタイ16:5-12から「聖書をどうとらえるか?」について学びました。
☆3月5日(土)運営委員会が行われました。同日午後に青年会が行われ、コロサイ3:16から「互いに教え合い、互いに戒め合う」が語られました。また来年度の青年会計画を検討しました。

【土地契約】
☆3月4日(金)駐車場に隣接した立川市のゴミ集積場跡地の売買契約が交わされました。所有権が立川教会に移されました。今後ブロックを解体し駐車場を有効利用していく予定です。

【信仰約束献金】
☆新年度、信仰約束献金を行う方で、更新用紙を未提出の方は、本日ご提出ください。次週の総会までに総合計を宣教先に振り分けます。

【本日の予定】
☆13時30分から臨時教会会議を行います。議題は新年度予算の検討です。教会員は出席願います。なお会議のために午後礼拝はありません。
☆会議後、会堂清掃と聖歌隊の練習を行います。

【予定】
☆3月13日(日)13時30分から年次総会を行います。年間報告を未提出の委員会、部会はご提出ください。総会が祝福され、新年度も主が生きて働く教会として前進するように祈りましょう。
☆3月17日(木)10時から「聖書のお話とお料理の会」(ドルカス会)を行います。
☆3月19日(土)14時からイースター子ども会を行います。
☆3月27日(日)復活記念礼拝を行います。☆3月30日(水)-4月1日(金)御殿場の青少年交流の家で全国ジュニアキャンプが行われます

【JBBF総会】
☆3月7日(月)-9日(水)神学校でJBBF総会が行われます。(掲示板にスケジュール)「これからのフェローシップ」とのテーマで3回の集会が行われます。牧師は今年理事会役員として2年の任期を終えます。

2016年2月28日 ルカの福音書-内側のきよさ-

すると、主は言われた。「なるほど、あなたがたパリサイ人は、杯や大皿の外側はきよめるが、その内側は、強奪と邪悪とでいっぱいです。」
ルカ11:39


講解説教No.65
ルカ11章37-44節

 ユダヤ人の伝承で、食前にきよめの洗いという宗教的儀式がありました。「すべて汚れたものに触れるなら、…気づかなくても、彼は汚れた者となり…」(レビ5:2)という聖書に基づくはずのその教えが一人歩きし、聖書に成り代わってしまいました。パリサイ人(ユダヤの宗教指導者)の食卓に招かれたイエスは、それをあえてなさらずにいました。驚いた彼らに対して、「外側はきよめるが、その内側は強奪と邪悪とでいっぱいです。」と彼らの偽善を厳しく批判されました。その内側は欲望を抑えることが出来ない壊れたブレーキのような状態で、それが溢れています。やはり聖書に基づくはずの「(収穫の)十分の一」をささげることもスパイスにいたる小さなものも厳格に守りました。ところがイエスは肝心な「公義と神への愛はなおざりにされている」と批判されました。これを変えることは、キリストの取り扱いを受けなければ不可能です。もし私たちが「礼拝に来ているか?聖書を読んでいるか?祈っているか?奉仕をしているか?」ということにこだわるなら、それは外側です。イエスが求めておられるのは「どういう動機で礼拝に集うのか?どのように聖書を読み、どのように祈るのか?どういう動機で奉仕をするのか?」という内側です。それらを聖書で教える神の真意を正しく汲みながら行っていくのです。批判の中にも解決の道を示しておられます。「とにかく、うちのものを施しに用いなさい」(41)他の人を愛しなさいという律法の真髄を実行せよということです。愛がなおざりにされている彼らに無理な要求です。いえ、それが狙いであって、イエスは善ではないことを善だとだましている彼らの偽善をひっぺがして、愛もきよさもない彼らを丸裸にしようとされました。そして彼らの出来ないすべての責任を十字架上ですべて負いかぶさるのです。この方の前に偽善の罪を認めることが求められているのです。そしてすべての責任を負われるお方に自分を委ねていくのです。

2016年2月28日 週報より報告

【信仰約束献金】
☆信仰約束献金(世界宣教のための献金)は本日締め切りです。

【本日の予定】
☆14時から午後礼拝を行います。
☆会堂清掃後、聖歌隊の練習を行います。

【3月の予定】
☆3月3日(木)10時30分からドルカス会を行います。
☆3月5日(土)13時から青年会を行います。
☆3月6日(日)13時30分から臨時教会会議を行います。午後礼拝はありません。
☆3月7日(月)-9日(水)神学校でJBBF総会が行われます。(掲示板にスケジュール)
☆3月13日(日)13時30分から年次総会を行います。
☆3月17日(木)10時から「聖書のお話とお料理の会」(ドルカス会)を行います。
☆3月19日(土)14時からイースター子ども会を行います。
☆3月27日(日)復活記念礼拝を行います。

【ジュニア・キャンプ】
☆3月30日(水)-4月1日(金)御殿場の青少年交流の家で全国ジュニアキャンプが行われます(対象:新小5~新高1)。テーマ:「つながっていますか?」イエス様とのつながりをということで、教会に来ていない友だちをキャンプに誘おうというのがコンセプトです。ジュニアの皆さんがまず参加し、友だちも誘いましょう。講師は山宮利忠先生です。

2016年2月21日 ルカの福音書 -灯火をともして-

だから、あなたのうちの光が、暗やみにならないように、気をつけなさい。
ルカ11:35


講解説教No.64
ルカ11章33-36節

 このイエスの教えはルカ8:16から或いは内容からも、弟子たちに理解を求めています。「弟子たちに与えられた光を世に輝かす使命を、「行動せよ」と勧告しています。これはキリストから委ねられている宣教のつとめです。またイエスは体の中の目の役割を比ゆ的に語っておられます(34)。これは燭台の上に置く人々を照らす光と意味内容が違います。私たちに与えられたいのちの光が、私たちの全存在を決定づけるものとして語っているのです。目が健康で視力があるうちは周囲が見えて、自分がどこにいるか、どういう状況にあるのかがわかります。ところが目が病んで視力が衰えたりなくなったりすると、周囲が見えなくなり、自分がどこにいるのかわからなくなります。そのように、私たちのうちに灯されているいのちの光は、私たちの存在の意味を照らし出す灯火なのです。私たちがまずすべきことは、自分のうちの光が暗やみにならないように気をつけることです(調べること)。私たちの目が健全か、それとも悪く濁っているかを調べるのです。これは聖書のみことばの聞き方と深く関わって来ます。「健全」は単純、簡素という意味があります。つまりみことばを待ち望み、他は何も求めない、みことばだけに聞き、養われ、生かされる歩みに徹するようにということです。「悪い」は悪意に満ちた、病んでいるという意味です。単純、簡素の反対の言葉としていうと、余計なものが間にいっぱい入っている状態のことです。いのちの光を輝かすため、まずしなければならないことは、自分の内から悪や罪を取り除くことではありません。それ以上にすべきことはみことばに触れ続けることです。それによって初めて罪を取り除くことが可能になります。みことばの訓練の目的は、いのちの光を輝かすためです。「入って来る人々に、その光が見えるため」とイエスは人々が光を受け取るために、入って来てほしいと切望されています。この主にきょうも仕えましょう。まずはみことばにある生活を具体的にしていきましょう。

2016年2月21日 週報より報告

【部会報告】
☆2月18日(木)ドルカス会が行われました。Ⅰヨハネ3:4、マタイ22:37-40から、「罪とは神への愛に反すること、人への愛に反すること」について礼拝メッセージが語られました。
☆2月20日(土)青年会が行われました。Ⅱコリント8:1-15から「信仰約束献金」について学びました。

【信仰約束献金】
☆世界宣教のために用いる信仰約束献金を受け付けています。更新用紙に記入し、献金時に献金カゴにお入れください。2月28日(日)まで。

【本日の予定】
☆礼拝後、青年会の打合せを行います。(次年度活動計画について)
☆14時から午後礼拝を行います。
☆清掃後、聖歌隊の練習を行います。

【予定】
☆3月6日(日)13時30分から臨時教会会議(次年度予算について)
☆3月13日(日)13時30分からび年次総会を行います。各部、委員会は年間報告を3月6日(日)までに提出してください。
☆3月7日(月)-9日(水)神学校でJBBF総会が行われます。

【ジュニア・キャンプ】
☆3月30日(水)-4月1日(金)御殿場の青少年交流の家で全国ジュニアキャンプが行われます(対象:新小5~新高1)。テーマ:「つながっていますか?」イエス様とのつながりをということで、教会に来ていない友だちをキャンプに誘おうというのがコンセプトです。ジュニアの皆さんがまず参加し、友だちも誘いましょう。講師は山宮利忠先生です。

2016年2月14日 ルカの福音書 -霊的盲目。信じるとは?-

さて、群衆の数がふえてくると、イエスは話し始められた。「この時代は悪い時代です。
しるしを求めているが、ヨナのしるしのほかには、しるしは与えられません。
ルカ11:29


講解説教No.63
ルカ11章29-32節

 イエスは悪霊を追い出しましたが、イエスが本当の意味でどういう方なのかわからず、まだ疑っている人たちがいました。そういう人たちはイエスが神の御子であることの天からのしるしを求めました。イエスは彼らに「悪い時代です(この時代の人たちはよこしまだ)」と言って警告されました。彼らは本来まっすぐに向かうべきものに心が向かわない、目指すべきものから心が逸れて行ってしまう人たちです。またイエスは彼らに「しるしはヨナのしるししか与えられていない」と言われました。預言者ヨナはニネベの町に遣わされ、神から託された「悔い改めなければ町を滅ぼす」とのことばによって、民に悔い改めを迫った人です。ヨナに託されたことばを信じるかどうかで救いが決まったのです。これをイエスは「しるし」と言われたのです。人々が言っているしるしは、「これこれのことをしてくれたら神を信じる」という人間の判断基準でした。イエスの場合は神のさばきの基準がしるしでした。イエスご自身がそのしるしです。このお方に私たちの側でどのような態度を取るのかということが問われなければなりません。ソロモンが語った神の知恵を信じて、地の果てから南の女王がやってきました。彼女は一つの奇蹟を見ることも求めることもしていません。彼女はヨナのことばを信じて悔い改めた人々ともに、しるしを求めた人々をさばくとイエスは言われました。今イエスの前にいる人たちは、神の御子としての奇蹟を見る特権に預かりながらもイエスを拒みました。ヨナよりもはるかにまさったイエスご自身が目の前におられるのに。私たちが困難に直面したとき神の助けを期待します。しかし望んでいた通りに事が進まないと、神がおられるならなぜこんな目に?と疑います。また信仰を持って生活することに意味を見出せるのかとあせります。しかしこれはイエスがどういう方なのかをこちらが判断する考えです。死人をよみがえらせ、自然法則を超越され、罪を赦す権威をお持ちなのは、イエスが神の御子であられることを一方的に人間に示されている事実であって、人間がとやかく判断できるものではないのです。それは信ずべき事柄なのです。

2016年2月14日 週報より報告

【宣教大会の祝福】
☆2月7日(日)東アジアの林宣教師を説教者に迎えて宣教大会(日曜学校、礼拝時)が行われました。プロジェクターで宣教地の様子を見、ルカ5:1-11から神が用いる人として、①神のみことばを聞くことができる人、②自分の経験、知識があっても、おことばどおりに実行する人、③罪人という自分の立ち位置を知っている人について語られました。すでに宣教地に戻られている林宣教師の働きの祝福のためにお祈りください。

【教会奉仕】
☆3月に教会総会を控え、新年度の奉仕体制を準備して行く時期です。教会はキリストにあって一つのからだであり、ひとりひとり互いに器官にたとえられています(ローマ12:5)。神はからだをバランスよく機能させるために、ひとりひとりに必ず賜物をお与えになっています(ローマ12:6)。それに基づいて立川教会としての各奉仕をしていくのです。自分に与えられた賜物がよくわからない人も、奉仕に参加していくことで見出すことも出来ます。後日教会員に奉仕の一覧表を配布します。祈りつつ準備しましょう。

【信仰約束献金】
☆世界宣教のために用いる信仰約束献金をおささげする兄姉は、更新用紙に記入し、献金時に献金カゴにお入れください。2月28日(日)まで。林宣教師から直接的な宣教の必要を伺うことができました。そのほかに13組の宣教師に献金をささげています。この主の必要は尽きません。

【カコバ教会牧師館建設支援】
☆ウガンダのカコバ教会牧師館建設に献金をささげる方は教会指定の献金袋に「カコバ牧師館」と明記しておささげください。

【本日の予定】
☆会議月のため午後礼拝はありません。
☆清掃後、聖歌隊の練習を行います。
☆聖歌隊後、日曜学校教師会を行います。

【予定】
☆2月18日(木)10時30分からドルカス会を行います。2月20日(土)13時から青年会を行います。
☆3月6日(日)13時30分から臨時教会会議、3月13日(日)13時30分からび年次総会を行います。各部、委員会は年間報告を提出してください。
☆3月7日(月)-9日(水)神学校でJBBF総会が行われます。

2016年2月7日 宣教大会 -でも、おことばどおり-

するとシモンが答えて言った。「先生。私たちは、夜通し働きましたが、何一つとれませんでした。でもおことばどおり、網をおろしてみましょう。」
ルカ5:5


ルカ5章1-11節

(本日の午後礼拝説教要旨)
使徒の働きは、「こうして神のことばは、」(6:7)、と教会の進展を総括しています。「こうして」に含まれる出来事を見ていくと、①教会指導者の逮捕(4:1~)②教会の内部問題その1(5:1-11)③教会指導者の2回目の逮捕(5:17~)④教会の内部問題その2(6:1-6)。教会は困難な中に置かれました。教会の中に偏見による差別の問題が生じました。立場の弱い人たちが追いやられた時に、同じ立場の人たちから解決策としての奉仕者が選ばれました。教会には教会生活の目的を達成するために必要な機能が備えられています。教会とは宣教を行なうという目的のために必要な機能を備えた組織体のことを言います。このときエルサレム教会は奉仕のあり方がはっきり区別されました。みことばを解き明かし、みこころを示す牧会の働きをする奉仕者と、そのみことばの奉仕者の働きを推進させる役割を担った総務的な奉仕者とに。奉仕は主が賜物としてそれぞれにお与えになったものなので優劣はありません。こうして神のことばが拡大し、弟子の数が増えるという宣教能力が成長していくこと、それが教会の真の成長です。教会は様々なことが起こります。問題が生じます。しかし最終的にはその教会が宣教の進展と言う働きができればそれで良いのです。教会は問題を生じさせてしまう弱さがあります。ですから、教会は聖霊の導きに委ねること、聖霊の命令に従うことが必要です。教会の働きは、それがみことばの解き明かしであろうと、食卓にたずさわる働きであろうと、他のどんな奉仕であろうと聖なる仕事です。「こうして神のことばが広まって行き、弟子の数が増えていく」という宣教を目的とした聖なる仕事なのです。

2016年2月7日 週報より報告

【部会報告】
☆2月6日(土)青年会が行われました。東アジアに関する宣教DVDを鑑賞し、聖書のみことばに基づいて宣教について考えました。

【本日の説教者】
☆本日の説教者、林(りん)宣教師をご紹介します。1971年大阪の堺生まれ。小学二年生でイエスキリストを信じ救われ、小学三年生‎で受浸。
高校一年生の時に献身、19歳で海外宣教の召しを確信。神学校卒業後(24歳)、既に宣教師として東アジアで労していた由佳里先生と結婚。語学のため1998年に台湾へ。2000年より台東で牧会、2012年7月より東アジアにて‎宣教に従事

【信仰約束献金】
☆立川教会が献金をささげているところは以下のとおりです。田村宣教師、入江宣教師、広瀬宣教師、ガルシア宣教師(インドネシア)吉田宣教師(香港)、堺宣教師(台湾)、佐藤宣教師(ウガンダ)、上久保宣教師(ハワイ)、孫宣教師、林宣教師(東アジア)、佐藤葉子宣教師(ロシア)、富岡宣教師(バングラデシュ)、芝山宣教師(カンボジア)、泉宣教師(タイ)、この他に神学校、宣教事務局。宣教の恵みに進んでささげることで預かりましょう。信仰約束献金の更新用紙を配布します。2月28日(日)までにご提出ください。

【カコバ教会牧師館建設支援】
☆ウガンダのカコバ教会牧師館建設に献金をささげる方は教会指定の献金袋に「カコバ牧師館」と明記しておささげください。

【本日の予定】
☆本日の礼拝は宣教大会です。
☆14時から午後礼拝。宣教に関するメッセージです。

【予定】
☆3月6日(日)13時30分から臨時教会会議を行います。議題は新年度の予算についてです。この日の午後礼拝はありません。
☆3月13日(日)13時30分から聖餐式及び年次総会を行います。各部、委員会は年間報告を提出してください。

2016年1月31日 ルカの福音書-いや、幸いなのは-

しかし、イエスは言われた。「いや、幸いなのは、神のことばを聞いてそれを守る人たちです。」
ルカ11:28


講解説教No.62
ルカ11章27-28節

 イエスの奇蹟、教えの偉大さに感動した一人の女性が「こんな素晴らしい人(イエス)を産んで育てた母はどんなに誇り高くて幸せでしょう」と声を張り上げました。それに対してイエスは「本当に幸いなのは神のことばを聞いてそれを守る人たちです」とお答えになりました。「守る」とは、「しっかり保管する、見守る」という意味で、イエス誕生のとき羊の番をしていた羊飼いの出来事に使われたことばです。「野宿で夜番をしながら羊の群れを見守っていた」(ルカ2:8)獣が襲って来ないように、或いは盗人が盗んでいかないように夜を徹して見守ったということです。そうすると、神のことばを聞いてそれを守るというのは、単に教えに感動を覚えるだけではなく、しっかりとみことばを受け止めること、たとえそれが自分の望んでいない事柄でも受け止めるのです。またみことばを大切にする人は、ただ大事にしまっておくことはしません。主の命令に従いたくてそれを行っていくのです。私たちのうちから悪霊を追い出していただき、イエスを自分のうちに迎えた人は、空き部屋状態にしてはいけません。主の教えに感化されているだけでは、イエスの一時滞在に過ぎず、すぐ空き部屋になるでしょう。それは罪の扉を開けてしまっている状態で、いつでも罪を犯す準備ができているようなものです。「どうぞ、あなたのおことばどおりこの身になりますように」(1:38)としたマリヤは、イエスの母ゆえに幸いなのではなく、みことばを聞き、従ったから幸いなのです。彼女がみことばを受け入れることは本人にしてみれば不本意なことですが、その上でしっかりとみことばを受入れ、大切にしました。実に忍耐を働かせることになります。「…みことばを聞くと、それをしっかりと守り、よく耐えて…」(ルカ8:5)これこそが幸いな人です。

2016年1月31日 週報より報告

【来会】
☆1月24日(日)初来会者が与えられ、礼拝に出席されました。祝福をお祈りください。

【日曜学校】
☆本日の日曜学校は次週の宣教大会に備えて、宣教週として行いました。Ⅱコリント4:7から「弱いからこそ」というテーマでメッセージが語られ、宣教に関するビデオを鑑賞しました。

【祈りのカレンダー】
☆祈りのカレンダー2月号が出来ています。デボーションのために活用してください。

【宣教への参加】
☆主イエスが行い、命令されている宣教の働きに参加しましょう。宣教には学校や職場、地域に自らが証をし福音を伝える働きと、献金を通して宣教を支援する間接的な働きとがあります。現在立川教会は14名の宣教師と海外、国内の各宣教事務局、神学校に「信仰約束献金」としてささげています。更新の時期が来ました。次年度は今以上に宣教の恵みに預かることができるように祈り備えましょう。「信仰約束献金の勧め」を週報に折り込みました。

【カコバ教会牧師館建設支援】
☆現地牧師招聘に伴い、ウガンダのカコバ教会敷地内に牧師館を新設します。このための献金要請が諸教会に来ています。おささげする方は教会指定の献金袋に「カコバ牧師館」と明記しておささげください。

【本日の予定】
☆本日午後礼拝は第5週目のためにありません。
☆清掃後、聖歌隊の練習を行います。
☆聖歌隊後、兄弟会を行います。

【予定】
☆2月7日(日)林先生(東アジア宣教)を迎えて、10時からの日曜学校及び11時からの礼拝と、宣教大会を行います。祝福をお祈りください。
☆3月6日(日)13時30分から臨時教会会議を行います。議題は新年度の予算についてです。この日の午後礼拝はありません。
☆3月13日(日)13時30分から聖餐式及び年次総会を行います。各部、委員会は年間報告を提出してください。

【JBBF総会】
☆3月7日(月)-9日(水)神学校(西軽井沢)でJBBF総会が行われます。

【流行風邪】
☆インフルエンザが流行し始めました。教会内でお互いに注意し、こまめに手の消毒をしましょう。

2016年1月24日 ルカの福音書 -神の支配の到来-

しかし、わたしが、神の指によって悪霊どもを追い出しているのなら、神の国はあなたがたに来ているのです。
ルカ11:20


講解説教No.61
ルカ11章14-26節

 祈りについての教えを終え、今イエスはエルサレムに向かって進んでいる最中です(9:53)。きょうはその流れの中でイエスがパリサイ人と対決される話です。イエスが悪霊を追い出し、口が聞けなかった人が話すことが出来るようになりました。群衆は驚きましたが、これを冷ややかに見ていた人たちがいました。イエスを監視するために派遣されたユダヤの監察団です。イエスを議会に告発するための材料を狙っています。彼らもイエスの奇蹟を否定できずにいますが、「悪霊のかしらによって悪霊どもを追い出している」と攻撃してきました。イエスはそれに対してまず、内輪もめはおかしいと言い、またパリサイ人の弟子たちにも悪霊を追い出している人たちの例を出されて、彼らも悪霊によって追い出していることになり、イエスを批判するように仲間を批判することになると、常識的な部分で反論されました。これだけで敵方は反論できないわけですが、イエスはさらに続けます。「わたしが、神の指(神の御霊)によって悪霊どもを追い出している」と。イエスは公生涯に入られたとき、聖霊をお受けになりました(3:22)。それ以降イエスの宣教は聖霊の働きによって進められて来られました(4:14,18)。神の御霊がイエスを通して働いておられる事実が、「神の国(支配)が来ている」証拠なのです。それによってサタンの支配は追い出されてしまったのです。私たち自身がイエスによってサタンから解放されている事実を覚えるべきです。今私たちの生活の中に「神への感謝」があるのは、私たちの中からサタンを追い出してくださった一つの証拠です。神への感謝がないことを聖書は、むなしい心の問題として深刻に扱っています(ローマ1:21)。サタンの支配化にある人は感謝がありません。しかし、今私たちの内から感謝があふれるのは、聖霊の力によって悪しき者が追い出されたために可能なのです。この事実に立って宣教に従事しましょう。

2016年1月24日 週報より報告

【ドルカス会】
☆1月21日(木)ドルカス会の礼拝が行われました。コロサイ2:6、7から「キリストの中に歩む」について語られました。

【凍結ご注意】
☆先週降った雪が凍っている部分があります。玄関の階段などもご注意ください(白い粒上の融雪剤をまいています)。

【カコバ教会支援】
☆ウガンダのカコバ教会の牧会者を佐藤一彦宣教師から、現地のパイキ牧師に引き継がれたのに伴い、カコバ教会敷地内に牧師館を建設します。そのための献金要請が諸教会に来ています。日本円の目標が60万円です。宣教の前進のために私たちもこの恵みのわざに参加しましょう。献金される方は、献金袋、或いは「指定献金」の袋で「カコバ牧師館」と明記しおささげください。佐藤宣教師からの宣教レポートを折り込みましたのでお読みください。

【フェローシップ】
☆名古屋聖書バプテスト教会から教役者異動についてのお知らせが来ています(掲示板)。名古屋教会の伝道所岐阜聖書バプテスト教会の市村宣夫先生が退任をされました。専従者が与えられるようにお祈りください。

【本日の予定】
☆14時から午後礼拝を行います。
☆清掃後、聖歌隊の練習を行います。

【予定】
☆1月26日(火)-27日(水)神学校の冬期講座が行われます。参加者の足が守られ、有益な講義の時となるようにお祈りください。テーマ「四福音書の調和と特徴」、講師、八千代聖書バプテスト教会の白石公章師。
☆2月7日(日)10時からの日曜学校及び11時からの礼拝は、林先生(東アジア宣教)を迎えての宣教大会として行います。祝福をお祈りください。

2016年1月17日 ルカの福音書 -求め続けよ-

わたしは、あなたがたに言います。求めなさい。そうすれば与えられます。捜しなさい。そうすれば見つかります。たたきなさい。そうすれば開かれます。だれであっても、求める者は受け、捜す者は見つけ出し、たたく者には開かれます。
ルカ11:9,10


講解説教No.60
ルカ11章5-13節

主の祈りにおいて、祈りの内容が教えられました。次に、いかに祈るかという求める姿勢と、その祈りに対する父なる神の対応が教えられています。この教えに貫かれている主題は「求める」です。厚かましくも真夜中に友人にパンを求めるというたとえ話の論点は「あくまで頼み続けるなら、そのためには起き上がって、必要な物を与えるでしょう」で、どのように状況が苦しくても、祈り求めることを止めないようにしなさい!ということです。苦しい状況というのは、主の祈りに見られる、クリスチャンが終末に直面する生活の場での祈りというのが前提です。御名があがめられるようにと祈るも、現実はその逆です。また試みに会わせないでくださいとの祈りにあるように、クリスチャンは常にサタンの誘惑に陥る危険があります。そのように私たちは世の終わりに直面する生活の場にいるのです。だからこそ、祈ることを止めないで祈り続けよと主は励ますのです。もし私たちの祈りが答えられないという状況があったとしたら、それは間違った祈りをしているか、祈っていないかのいずれかでしょう。特に、これまでは祈っていたけれどあきらめたということを経験しているかもしれません。祈る意欲を失わせることはサタンの側にしてみたら、クリスチャンに対する効果的な攻撃なのでしょう。私たちは求め続けることを止めてはいけません。「求めなさい・・・」と主は言われます。その理由が大切です。「だれであっても、求める者は受けるからです。」この世界では何を求めても、それを受けるには資格や条件が要求されます。しかしイエスは資格や能力がない者でも求める者は受けるという福音的世界を告知されたのです。神と私たちとは本来、そのような無条件な関係で結ばれています。それが神を父と呼ぶゆえんです。父は子を無条件で愛し、良いものを与えるのです。

2016年1月17日 週報より報告

【来会】
☆1月10日(日)初来会者が礼拝に出席されました。主イエスキリストの恵みと救いがあるようにお祈りください。

【教会会議】
☆1月10日(日)聖餐式と教会会議が行われました。昨年11、12月の各部、委員会の報告が行われ、会計報告(11,12月分)については承認されました。牧会報告でビジョンの3年計画として、今年の「キリストの弟子を教え導く」について牧師から改めて説明がありました。

【聖歌コンサート】
☆1月11日(月)聖歌コンサートが行われました。23教会と神学校が出演し、立川教会も賛美をささげることができました。お祈り感謝します。東アジア宣教師の孫武師から賛美についてのメッセージが語られ、午後の部はじめに成人の祝いが行われました。コンサートプログラムが1階に掲示してあります。

【青年会】
☆1月16日(土)青年会で聖書の学びと宣教のビデオ鑑賞が行われました。

【本日の予定】
☆14時から午後礼拝を行います。
☆清掃後、聖歌隊の練習を行います。2月7日に行われる宣教大会に向けての練習です。

【予定】
☆1月21日(木)10時30分からドルカス会の礼拝を行います。
☆1月26日(火)-27日(水)神学校の冬期講座に参加を希望される方は牧師にお知らせください。テーマ「四福音書の調和と特徴」、講師、八千代聖書バプテスト教会の白石公章師。
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2016年1月10日 ルカの福音書 -試みに会わせないでください-

誘惑に陥らないように、目をさまして、祈っていなさい。心は燃えていても、肉体は弱いのです。
マタイ26:41

講解説教No.59
ルカ11章1-4節

 聖書の語る「試み」は、試練とも誘惑とも取ることのできる言葉です。例えば、お金そのものは罪ではありませんが、その人を悪に陥らせることもあり、逆に健全に管理し、自分にも他人にも徳を立たせることもできます。そういう意味で試練は神の試験(テスト)と言うこともできます。そのテストにパスする人と過ちに陥る人と。聖書を見ると、このテストが人間にとってとても大切であることがわかります。「神はアブラハムを試練に会わせられた」(創世記22:1)、「…試練に会うときには、それをこの上もない喜びと思いなさい」(ヤコブ1:5)。試みはクリスチャンの成長に欠くことのできないものです。そういうことから、「試みに会わせないでください」との祈りは、『私たちの生活のいろいろな試みが、誘惑の(罪を犯す)機会とならないように力をお与えください』という意味になります。神のテストで罪に陥る可能性のないものはありません。しかしそれでも祝福に預かる準備として、多くのテスト、訓練が必要であることを神はご存知なのです。では、なぜ私たちは罪を犯す機会から守られるように祈るのでしょう?それは、神と私たちとの交わりが破られないためです。偉大な神に対して「父よ。」と呼ぶことが赦されているその人格的な関係が保たれ続けるために願うのです。クリスチャンとしてのきよさを保つためにこの祈りを祈るのではありません。そうではなく、神との正しい関係をいただくために祈るのです。神を知り、神との間に何の妨げのない真の交わりを頂くために。イエスは弟子たちのために次のことを祈られました。「彼らをこの世から取り去ってくださるようにというのではなく、悪い者から守ってくださるようにお願いします。」(ヨハネ17:15)イエスの弟子は世から憎しみを受けます。その世からの憎しみを試みとして受けて精練されて、御国への道を歩み始めるのです。その道中、悪魔の誘惑に屈する人も出るでしょう。しかしキリストは、「クリスチャンをこの世から取り去って楽にしてくださるように」ということではなく、「この世にありながら御国に属する者として、悪い者から守ってください」と祈られたのです。試みを避けるのではなく、祈れと言われたこの祈りをしっかり祈って、成長を遂げましょう。

2016年1月10日 週報より報告

【教会ヴィジョン】
☆先主日の新年礼拝では、2016年の教会ヴィジョン「キリストの弟子を教え導く」について語られました。「わたしがあなたがたに命じておいたすべてのことを守るように、彼らを教えなさい」と主は命じておられます。重要なのは、主の教えを守るように教えること、この命令が救われたすべてのクリスチャンに命じられていることです。先週出席されなかった方は3日の週報と折り込みの「立川教会3年計画」をお持ちください。

【国内宣教カンファレンス】
☆1月5日(火)、6日(水)富士宮で国内宣教カンファレンスが行われました。「失敗からの回復」とのテーマで浜谷師(瀬戸BBC)から3回のメッセージ、同テーマで婦人集会において、サンディーパイエット師(茨木BBC)、三谷克美師(平塚BBC)が語られました。恵まれた集いでした。小宮山姉が参加しました(牧師は体調不良で欠席)。

【本日の予定】
☆昼食後、聖歌コンサート参加者は礼拝堂に集まってください。
☆13時45分から聖餐式及び教会会議を行います。教会員はご出席ください。
☆清掃後、日曜学校教師会を行います。

【予定】
☆1月11日(月・祝)横浜聖書バプテスト教会主催の全国聖歌コンサートが行われます。参加者は10時30分に会場に集合してください。
☆1月16日(土)13時から青年会が行われます。
☆1月26日(火)-27日(水)神学校の冬期講座が行われます。テーマは「四福音書の調和と特徴」、講師は八千代聖書バプテスト教会の白石公章師です。4つの福音書(マタイ、マルコ、ルカ、ヨハネ)は、それぞれの意図や目的が生かされつつキリストの生涯がまとめられています。各福音書の描くキリストを学びます。参加希望者は牧師まで。

2016年1月3日 新年礼拝 主の弟子を教え導け

また、わたしがあなたがたに命じておいたすべてのことを守るように、彼らを教えなさい…。
マタイ28:20前半


マタイの福音書28章16-20節

2016年の教会ヴィジョンは「キリストの弟子を教え導く」です。マタイ28章19、20節の宣教大命令全体を確認しながら考えて行きます。イエスが命じておられるのは弟子をつくることです。そのために「行きなさい」と命じておられます。イエスが福音のために天の大座からこの世に出て行かれたように、また地上での宣教においても各地に出て行かれたように、私たちも福音を伝えるために出て行きます。教会で人々が来るのを待っているのではありません。次に弟子となった人にバプテスマを授けます。父・子・聖霊の御名によって授けることは、三位一体の神の権威が授けられたことを意味します。キリストが弟子としてあなたを公に任命するとの宣言です。次に、弟子となった者に、弟子として導くことが「教える」です。イエスが命じられたすべてのこと、すなわち権威を持って命じられたこと、教え、たとえ、預言などいっさいのことです。パウロ書簡などもすべてイエスの教えに基づいて手紙が書かれています。これらをただ教えるのではなく、守ることができるように教えます。弟子であるということは、本質的には主人であるイエスのようになることです。この地上で、みことばによって生きる、すなわちみことばを守る弟子が増やされることで神の国の支配が拡大して行きます。さて、この命令は誰に命令されたでしょうか?王であられるイエスが拒まれてから、イエスが再び来られるまでの間に救われたすべてのクリスチャンに命じられています。私たちが主の命令を守るように教えられたなら、今度は私たちが他の人に主の命令を守ることができるように教えなければいけません。私たちは主の教えを守るように教えられて来たでしょうか?もしそうでないなら、ただちに主の教えを受けましょう。この命令を果すためには特別な恵みが必要とされます。「あなたがたとともにいます。」との特別な恵みがあった初めて可能です。この恵みがなければ誰もできません。逆にこの恵みがともにあるなら、どの弟子にも出来ます。

2016年1月3日 週報より報告

【教会ヴィジョン】
☆本日の礼拝説教は、2016年の教会ヴィジョンについて語られます。週報の折り込みにヴィジョン(3年計画)がありますのでご確認ください。

【報告】
☆12月27日(日)午後に年末感謝会を行いました。参加者一人一人が昨年の主の恵みを証ししました。
☆12月28日(月)教会の床ワックスがけを行いました。1階多目的室スペース、玄関、階段を終え、すべての床をきれいにすることができました。
☆1月1日(金)元旦礼拝が行われました。佐藤源治さんご一族(16名)が揃って出席されました。メッセージは詩篇34篇から「主への賛美」と題して語られました。

【教会カレンダー】
☆教会年間カレンダーが伝道用、贈呈用に用いられました。各ご家庭にもお持ちください。

【祈りのカレンダー】
☆祈りのカレンダー1月号が出来ています。デボーションにご活用ください。

【本日の予定】
☆14時から午後礼拝を行います。
☆聖歌コンサート参加者の練習を行います。

【予定】
☆1月7日(木)10時30分からドルカス会の聖書の学びを行います。
☆1月5日(火)、6日(水)国内宣教委員会主催の国内宣教カンファレンスが静岡県富士宮市で行われます。テーマ「失敗からの回復」講師は浜谷勉先生です(瀬戸BBC牧師)。
☆1月11日(月・祝)横浜聖書バプテスト教会主催の全国聖歌コンサートが行われます。