2017年2月26日 ルカの福音書ーキリストはあなたの主ー

ダビデ自身が詩篇の中でこう言っています。『主は私の主に言われた。「わたしが、あなたの敵をあなたの足台とする時まで、わたしの右の座に着いていなさい。」』 
ルカ20:42,43


講解説教No.106
ルカ20章41—44節

 イエスの時代、ユダヤ人たちはメシヤを待ち望んでいました。ローマの暗黒の支配下にあった彼らは、いつの日かメシヤがローマを滅ぼし、独立国家を復興してくださると期待するようになりました。またそのメシヤはダビデの子孫から現れると。ところがイエスはその期待を打ち壊されました。詩篇を引用して、ダビデがメシヤを指して「私の主」と言っているのだから、メシヤは「ダビデの子(子孫)」であるはずはないと言われたのです。ただもう少し聖書を見てみると、「きょうダビデの町で…救い主がお生まれになりました。この方こそ主キリストです」(ルカ2:11)ダビデの町で生まれた救い主と紹介されているので、ダビデと何らかのかかわりを持っていると考えられます。またイエスがエルサレムに王として入場された時、「人々は道に自分たちの上着を敷いた」(ルカ19:36)と。これは敵を打ち破って凱旋する王を喜んで迎える作法です。つまり人々はダビデ王のような英雄としてのメシヤを期待していたのです。ところがイエスが王として行ったことは、自分の利得だけを考えて神殿で売り買いをする人たちを追い出しました。指導者たちは何の権威で?と詰問を。その流れでイエスは「キリストはダビデの子」ではないと。私たちはイエスをだれだと言うでしょうか。自分の願いや期待から聖書とは違うイエスを作り上げていないでしょうか。ダビデのように「私の主」と呼ぶことができるには、私たちの考えの及ばないところでキリストに出会うことです。死者の中から復活したイエスと出会うことが必要です。上記の聖句(43節)は、父なる神がキリストに敵への勝利、復活の完全勝利を与えてくださることを歌ったものです。イエスの弟子のひとりトマスは、「救い主が十字架で死ぬはずがない」と堅く信じ、十字架で釘づけにされたイエスの手の傷痕に触れて見なければ、復活など決して信じないと。彼の前に現れたイエスは一言「信じる者になりなさい」彼は「私の主、私の神」と叫びました(ヨハネ20:28)。



2017年2月26日 週報より報告

【信仰約束献金の祝福】
☆信仰約束献金の祝福を感謝します。昨年以上に多くの兄姉が主に約束され、合計金額も増えています。最終的に総会で支援先の献金額を決定します。先週締め切りでしたが本日も受付が可能です。信仰約束献金カードを献金袋もしくは牧師までご提出ください。主はその信仰に答えてくださり、ささげるものをも用意してくださいます(Ⅱコリント9:10)。

【JBBF関係】
☆海外宣教委員会発行の宣教クォータリーが届いています。海外宣教委員会では、各宣教地への送金などを行う事務員がいます。これまで滝山教会の元吉兄が担当されていましたが、今年度から寺岡美穂姉が引き継ぎました。クォータリーに紹介されています。
☆足利聖書バプテスト教会から宣教レポートが届いています(A4サイズ7枚)。お読みいただくと現状が詳しくわかります。祈りに覚えてください。
【本日の予定】
☆14時から午後礼拝を行います。テーマのとおり「主の祈り」に「みこころの完成(再臨)を祈る」ことを見て行きたいと思います。この理解で私たちの祈りと生活が変わります。
☆会堂清掃後、聖歌隊の練習を行います。

【予定】
☆3月12日(日)カンボジア宣教の芝山直路、尚子宣教師ご夫妻をお迎えします。日曜学校、礼拝での説教、カンボジア宣教報告をプロジェクターでお伝えします。
☆3月12日(日)14時から臨時教会会議を行います。
☆3月13日(月)~15日(水)JBBF総会が行われます(会場:日本バプテスト聖書神学校)。牧師はJBBF役員(国内宣教委員)として、また立川教会の代議員として出席します。
☆3月19日(日)14時から総会を行います。

2017年2月19日 ルカの福音書 -生きている者の神-

神は死んだ者の神ではありません。生きている者の神です。というのは、神に対しては、みなが生きているからです。      
ルカ20:38


講解説教No.105
ルカ20章27—40節

 復活はないことを主張したいサドカイ人がイエスに尋ねました。子が生まれずに死んだ兄に代わって弟が兄嫁と再婚し、ところが弟も兄と同じ状況に陥り、三男が兄嫁と再婚したが、やはり子を残さずに死んでしまい…(当時のユダヤ社会は神の祝福として、神の民をその家から絶やしてはならないという定めがあった)。さて復活の時皆がよみがえるとしたら一体だれが妻の夫になるのか?これを尋ねることで彼らは復活ことを主張したかったのです。イエスのお答えは「次の世に入るのにふさわしく、死人の中から復活するのにふさわしい、と認められた人たちは、めとることも、とつぐこともありません」(35)もう結婚する必要はないと。その理由が大切です。「彼らはもう死ぬことができないからです」(36)イエスが死んで復活された同じ復活体を頂くのです。地上を生きるこのからだと復活のからだには大きな隔たりがあります。地上での夫婦の関係をそのまま復活へと持ち込むことはできません(赤の他人になるということではない)。復活は命とからだの完成です。からだだけの完成だけではなく、人との関係性も完成します。サドカイ人が尋ねた心配は一切必要ないということです。地上の一切の事柄、問題、苦しみ、悲しみのすべてが復活の時には完成するので、完全に解放されます。人は神との関係においてこそ本当に生きることができます。それは愛であり、義であり、永遠である神とかかわり、交わるように人が造られているからです。その神から離れて、すなわち愛や信頼に生きることをやめ、欲するまま自分本位に生きるなら、それは死んでいるのです(エペソ2:1)。しかし、キリストの贖いによって神との関係に生きることを開始するなら、たとえ死んでも生きます。神はよみがえらせて永遠に生きます。

2017年2月19日 週報より報告

【信仰約束献金】
☆本日信仰約束献金の締め切り日です。今後、約束された献金額の合計を支援先に配分します(最終的に総会で決議)。印刷物の「信仰約束献金について」で言及しましたが、今回特に二つのことを心に留めてください。①額ではなく喜んで。いくらささげるかではなく、喜んでささげることが大切です。②定期的にささげる。忠実さが求められます。そうすれば支援先に定まった額をささげることができます。わずかでも一人でも多くささげる忠実者がいるなら、神が祝福してくださるでしょう。
☆プレイヤーカードがあります。ご自宅でお使いいただき、祈りに覚えてください。

【部会報告】
☆2月16日(木)ドルカス会の礼拝が行われました。
☆2月18日(土)青年会で「祈りの力~WAR ROOM~」の映画鑑賞が行われました。

【本日の予定】
☆14時から午後礼拝を行います。Ⅱコリント4章から、クリスチャンの責任、器であるクリスチャンの中身、勇気を失わない根拠について語られます。
☆清掃後、聖歌隊の練習を行います。

【予定】
☆3月12日(日)カンボジア宣教の芝山直路、尚子宣教師ご夫妻をお迎え、日曜学校、礼拝で説教をお願いしています。宣教の恵みに預かるチャンスです。
☆3月12日(日)14時から臨時教会会議を行います。新年度の予算案を検討します。教会が成長し、宣教に従事できる体制を祈って行きましょう。
☆3月19日(日)14時から総会を行います。

【暗唱聖句大会】
☆3月26日(日)日曜学校で暗唱聖句大会を行います。各クラス覚えた聖書のことばを発表します。神のことばは生きていて力があります。参加しない方々にも聖句の一覧表をお渡しすることができます。

2017年2月12日 ルカの福音書 -神のものは神に返しなさい-

すると彼らに言われた。「では、カイザルのものはカイザルに返しなさい。そして神のものは神に返しなさい。」
ルカ20:25


講解説教No.104
ルカ20章19—26節

ユダヤの指導者たちは、イエスを陥れてローマの支配と権威に引き渡し抹殺しようと躍起になっています。そこで考えたたくらみが「ローマ皇帝カイザルに税金を納めることは律法にかなっているか、違反か?」です。律法違反だと答えるように仕組まれた質問にイエスは、デナリ銀貨を持って来させ、そこに刻まれている肖像と銘がだれかを答えさせました。「カイザルのです」と答えた彼らにイエスは、「では、カイザルのものはカイザルに返しなさい。そして神のものは神に返しなさい」と言われました。カイザルを考える前に、「神のもの」の範囲を考えるべきです。「すべてのものはこの方によって造られた」(ヨハネ1:3)とありますから、すべてのものが神のものです。私たちが自分で所有していると思っているもの、自分自身のいのち、カイザルの支配も。神はご自身の権威のもとに地上的権威をローマはじめ各世界に与え、世界の秩序を保たれるようにされているのです。神のものは神に返すとは、神の全世界に対する支配と権威を認めて、神にこそ栄光を返し、従うことです。最終的に敵のたくらみが成功し、イエスはローマの権威のもとに十字架で処刑されました。しかし彼らの成功は、神の計画された、十字架刑による救いのわざの実現なのです。神は人間のどうしようもない悪の支配をも使って救いを実現することのできる全能のお方です。すべては神のものです。日曜日に教会に来て礼拝をささげるときが神のものではありません。月曜日から土曜日までの日々の現実の生活も神のものです。ですから全生活の中で神こそ支配者であることを信じて生きることが求められているのです。家庭の営みにおいて神のものは神に返しましょう。仕事の取り組みにおいて神のものは神に返しましょう。学生としての勉強において神のものは神に返しましょう。神のものを勝手に使っていても幸いを得ることはできません。あなたがささげている献金においても「神のものは神に返しなさい」との教えに即してささげて行きましょう。

2017年2月12日 週報より報告

【宣教大会の祝福】
☆2月5日(日)宣教大会が行われました。Ⅰペテロ2:1-10から、宣教する動機を確認しました。神が私たちを選び、祭司とし、聖なる者とし、神の所有とされたが故に、喜びをもって宣教に参加することができます。

【信仰約束献金】
☆現在の献金先はインドネシア(田村成幸師、入江一義師、広瀬憲夫師)、香港(吉田正治師)、台湾(堺秀一師)、ハワイ(上久保崇師)、東アジア(2名)、ロシア(佐藤葉子師)、カンボジア(芝山直路師)、バングラデシュ(富岡昌師)、JBBF機関(海外宣教事務局、国内宣教事務局)、立川開拓基金です。新たな提案として国内教会(足利教会、上田教会、カルバリの丘教会)が挙げられています。兄姉が宣教のために主と約束され、ささげられた献金が全世界の福音の働きのために用いられます。2月19日(日)締め切りです。

【本日の予定】
☆本日第2週のため午後礼拝はありません。
☆清掃後、聖歌隊の練習を行います。
☆聖歌隊後、定例の日曜学校教師会を行います。

【予定】
☆2月16日(木)10時30分からドルカス会を行います(礼拝)。
☆2月19日(日)13時30分から青年会を行います。
☆3月12日(日)14時から臨時教会会議を行います。
☆3月19日(日)カンボジア宣教の芝山直路、尚子宣教師ご夫妻をお迎えします。日曜学校と礼拝説教をお願いしています。ご長男の恵生(けい)さん(小3)もご一緒です。今月の宣教大会に続き、宣教の恵みを期待し、益々与える教会となりましょう。

【ジュニアキャンプ】
☆ジュニアキャンプの申込みが迫っています。富士山のふもと(御殿場)の近場の施設です。参加するならば必ず恵まれます。楽しいです。キャンプ参加対象者はぜひお申込みください。日時:3月30日(木)~4月1日(土) 2月18日(土)締め切り。

2017年2月5日 宣教大会 -今、神の民、あわれみを受けた者として-

しかし、あなたがたは、選ばれた種族、王である祭司、聖なる国民、神の所有とされた民です。それは、あなたがたを、やみの中から、ご自分の驚くべき光の中に招いてくださった方のすばらしいみわざを、あなたがたが宣べ伝えるためなのです。 
Ⅰペテロ2:9


ペテロの手紙第一2章1—10節

 福音宣教はキリストの命令ですが、それに対する確かな動機をもってはじめて宣教に従事できます。ペテロからの手紙を受け取ったクリスチャンたちは、「キリストの名のための非難」(4:14)を執拗に受けたため、伝道することを躊躇しました。非難を恐れて未信者に合わせ、悪に対して悪で報い、侮辱に対して侮辱で報いていました(3:9)。そのうち彼らは「宣教をしないことは、そんなに問題ではないのでは?」という理由を探し出しました。問題はそうやってその人の行動を決定づけてしまう心の動機です。ペテロは「すべての悪意、すべてのごまかし、いろいろの偽善やねたみ、すべての悪口」という悪い動機を捨てよと命じました。捨てると自分を守り、隠すものがなくなります。目的はその無防備な裸の状態になってみことばを求めるということです。赤ちゃんが無防備でただ母にすがって母乳を求めるようにです。純粋に神のことばだけを求めることができるようにするということです。これによって人があなたをねたみ、見捨てるという事実ではなく、神があなたを選ばれた種族とし、王である祭司とし、聖なる国民とし、神の所有とされた民とするという事実を見ることができます。そうであれば人があなたを憎もうと、私を見る神の事実に喜ばないではいられないでしょう。次に喜んだ人は、神が私を選び、祭司とし、世と区別し(聖)、ご自分の宝物とされた目的を考えましょう。「それは、あなたがたを、やみの中から、ご自分の驚くべき光の中に招いてくださった方のすばらしいみわざを、宣べ伝えるためです」あなたが選ばれ、神の宝物とされたことで、人々に神の愛とあわれみを示すことができます。そうしてあなたの家族を、親せきを、地域の人たちを、果ては世界の人たちを神のもとに招くためです。先に神に招かれたことの喜びと感謝が宣教の動機となっているのです。さっそく、愛する家族やあなたをとりまく人たちのために祈り、福音を伝えて行きましょう。

2017年2月5日 週報より報告

【救い】
☆1月29日(日)3名の方々がイエスキリストの救いに預かりました。主に感謝します。

【部会】
☆1月29日(日)兄弟会、2月2日(木)ドルカスが行われ、教会のヴィジョンに基づいて、それぞれ聖書の学びとメッセージが語られました。2月4日(土)の青年会では「祈りについて」学びました。

【葬儀】
☆1月30日(月)静岡市の静岡バイブルバプテスト教会で故足立茂師の前夜式が行われ、牧師が出席しました。5名の証と聖書のメッセージ(浜谷師)で悲しみの中にもキリストの御名があがめられました。後継牧師のためにお祈りください。奥様の足立委子夫人よりメールでお礼状が届いています。

【宣教大会】
☆本日は宣教大会です。聖歌隊の賛美がささげられ、宣教に関する聖書のメッセージが語られます。みことばに応答することで宣教が前進します。
☆本日の昼食は各国の料理が出て来るインターナショナル・ランチです。ご参加ください。

【信仰約束献金】
☆信仰約束献金をささげることで宣教に参加できます。用紙を受け取り、2月19日(日)までに提出してください。これまで支援してきた宣教師たち、BBF各機関、開拓基金のほかに新たな支援先(国内開拓)を提案します。説明のためのプリントをお渡します。

【本日の予定】
☆14時から午後礼拝を行います。キリストの再臨を待ち望むための大切な教えをピリピ人への手紙から学びます。午後礼拝後、分かれて短く祈りの時を持ちます。
☆会堂清掃後、聖歌隊の練習を行います。

【ジュニアキャンプ】
☆3月30日(木)~4月1日(土)に行われるジュニアキャンプの申込用紙が届いています。2月18日(土)締め切りです。

2017年1月29日 ルカの福音書ー礎の石ー

イエスは、彼らを見つめて言われた。「では、『家を建てる者たちの見捨てた石、それが礎の石となった。』
と書いてあるのは、何のことでしょう。
ルカ20:17


講解説教No.103
ルカ20章9—18節

 主人が農夫たちにぶどう園を貸して収穫の取り分を受け取るためにしもべたちを遣わしたところ、農夫たちはしもべたちを袋叩きにし、何も持たせず追い出してしまいました。そこで主人は「息子を遣わせば敬ってくれるだろう」と送り出しましたが、逆に殺されてしまいました。こうなると主人は農夫どもを滅ぼし、ぶどう園をほかの人に与えます。このたとえを民衆に話したところ、「そんなことがあってはなりません」とその理不尽さを嘆きました。イエスはこのたとえを、引用された聖書のことば(詩篇118:22)の意味を問うために話されました(上記)。民衆の言う通り、あってはならないと判断したことが、まさに起こると聖書が既に予告していると、イエスは言われたのです。建物の礎石として決定的に重要な役割を果たす石を、建築家が捨ててしまうということが起こるということを。建築家が見立て違いをしたように、しもべたちを侮辱し、主人の息子を殺した農夫たちは決定的な見立て違いをしました。農夫とはユダヤの指導者たちのことです。神を礼拝し、信仰に生きることを教える人たちが主人である父なる神の遣わした息子すなわち御子イエスキリストを受け入れません。むしろイエスをねたみ、憎み、殺そうとします。罪ある人間は自ら神を知ることはできません。しかし、神が人となられて私たちのところに来てくださったことにより、神を知り、また信じることができるようになったのです。このイエスキリストこそ、まことの神、永遠のいのちです(Ⅰヨハネ5:20)。引用された聖書の意味は、この方こそ神、礎の石であることと、捨てられた救い主であることも教えています。十字架刑に処したユダヤの指導者たちの言い分は「人を神とした神への冒涜罪」です。ところが捨てられて十字架で死なれた方が、それによって罪の贖いを成し遂げました。イエスは死者の中からよみがえられたことで、ご自身神であることと、人間の罪の贖いのわざが完全であることを証明されました。この意味は是か非か、あなたに問われています。

2017年1月29日 週報より報告

【ヴィジョン】
☆2017年のヴィジョンは主の御心である再臨の完成を祈ることです。教会として具体的に実践していきます。
①毎晩21時に各自祈る。Ⅰペテロ4:7-11、黙示録22:20に基づいて祈る。
②午後礼拝後、分かれて祈る。

【信仰約束献金】
☆新年度に向けて信仰約束献金の更新を呼びかけます。本日更新用紙を配布します。締め切りを2月19日(日)とします。「信仰約束献金について」の説明を読み、祈りつつささげましょう。

【祈りのカレンダー】
☆祈りのカレンダー2月号が出来ています。教会の共通の祈りの課題として、また毎日のみことばの養いとして活用してください。

【召天】
☆1月28日(土)早朝、足立茂先生(静岡バイブルバプテスト教会牧師)が召天されました。30日(月)18時から前夜式、31日(火)11時半から告別式が同教会にて行われます。主の慰めがご家族、教会にあるように。牧師が出席予定です。

【ジュニアキャンプ】
☆3月30日(木)~4月1日(土)に行われるジュニアキャンプの申込用紙が届いています。2月18日(土)締め切りです。

【本日の予定】
☆本日は第5週のため、午後礼拝はありません。
☆会堂清掃後、聖歌隊の練習を行います。
☆聖歌隊後、兄弟会を行います。牧師から「キリストの再臨について」のメッセージが語られます。

【予定】
☆2月5日(日)礼拝時に宣教大会を行います。「全世界に出て行き、すべての造られた者に、福音を宣べ伝えなさい」(マルコ16:15)のイエスの命令に喜んで従いましょう。下記のテーマで聖書のメッセージが語られます。
☆2月2日(木)10時30分からドルカス会、2月4日(土)13時から青年会が行われます。
☆2月4日(土)9時30分から運営委員会が行われます。
☆3月12日(日)カンボジア宣教の芝山直路、尚子宣教師ご夫妻が宣教報告に来られます。日曜学校と礼拝で説教をされます。

2017年1月22日 ルカの福音書ー福音を伝える権威ー

イエスに言った。「何の権威によって、これらのことをしておられるのですか。あなたにその権威を授けたのはだれですか。それを言ってください。」
ルカ20:2


講解説教No.102
ルカ20章1—8節

 「何の権威によってこれらのことをするのか?」私たちもこの問を発することがあります。「あの人の言葉を本当に信頼できるのか?」イエスが毎日神殿で教えておられたこと(19:47)、神殿から商売人たちを追い出されたこと(19:45)を、ユダヤの指導者たちは、何の権威によって?と憤慨していました。彼らの問いに対してイエスは逆に一つの問いをもってお答えになりました。「わたしも一言尋ねますから、それに答えなさい。」イエスに対して問うことは、イエスから自分に問われることです。私たちは信仰のことで問いを持ちます。「主に信頼ってどういうこと?」「この試練をどう受け止めたら?」これらを時に教会に尋ね、直接神に尋ねます。このときわきまえておかなければならないことは、信仰の事柄は何かの知識について先生や先輩に質問し、説明を受けてわかるようなたぐいとは違うということです。信仰に関する問いに答えを得るのは、私たちが神から問われることで得ることができます。信仰に関する疑問に答えを得て、納得したら解決が生じるのではありません。その問いに対して逆に神から問われていることを知り、それに誠実に答えていこうとするところに生じるのです。「ヨハネのバプテスマは、天から来たのか、人から出たのですか」(4)は、それは神からの権威か、人の権威によるものか?という問いです。権威ある言葉は神からの権威による言葉のみです。それはイエスが語っていた「福音」です。人の救いのための十字架の死と復活のことです。人の権威は人間の限界と罪に基づく権威です。イエスの権威は永遠のいのち、死を支配した無限の力と支配に基づく権威です。もし主の権威を認めないなら、「わからない」と自分の保身に走った指導者たちのようです。大事なのは自分のことだけで神の権威などどうでもよいのです。しかしもし主の権威を認めるなら、試練のことで主に問うている人は、他の誰よりも慰められるでしょう。なぜなら主の権威は試練にも死にも勝つからです。

2017年1月22日 週報より報告

【部会報告】
☆1月19日(木)ドルカス会、1月21日(土)青年会でそれぞれ礼拝が行われました。今年のヴィジョンに基づいて、Ⅰテサロニケ4:13-18から語られました。主の再臨を願い祈るクリスチャンは、今を「生きること」の恵みだけではなく、キリストにあって「死ぬこと」も同じ恵みであることを聖書から確認しました。確認される方は牧師まで。

【信仰約束献金】
☆新年度に向けて信仰約束献金の更新を呼びかけます。締め切りを2月19日(日)とします。この献金は教会の使命である福音宣教を、各地の宣教を支援する形で実践しています。「受けるより与えるほうが幸いである。」(使徒20:35)がイエスの教えです。これは真理ですから宣教にも生活にも適用されるものです。宣教において適用し、与える幸いが事実であることを証ししましょう。
☆「信仰約束献金について」の説明(印刷物)があります。お読みください。

【本日の予定】
☆14時から午後礼拝を行います。「どのように聖書を読み、或いは聖書を学ぶか?」の助けになるメッセージが語られます。
☆会堂清掃後、聖歌隊の練習を行います。

【予定】
☆2月5日(日)礼拝時に宣教大会を行います。「全世界に出て行き、すべての造られた者に、福音を宣べ伝えなさい」(マルコ16:15)のイエスの命令は、クリスチャン一人一人に命じられています。それを確認し、新たに出て行きましょう。
☆3月12日(日)カンボジア宣教の芝山直路、尚子宣教師ご夫妻が宣教報告に来られます。日曜学校と礼拝で説教をされます。

【神学校冬期講座】
☆1月31日(火)、2月1日(水)神学校の冬期講座が行われます。詳細の掲示あります。

2017年1月15日 ルカの福音書 ー涙するイエス・キリストー

「エルサレムに近くなったころ、都を見られたイエスは、その都のために泣いて、」
ルカ19:41


講解説教No.101
ルカ19章41―48節

 まことの王として、まことの神としてエルサレムに入場されたイエスが神殿で行われている光景をみて感情をあらわにされました。このイエスの涙と怒りは今の私たちにも向けられています。神殿にいる商売人たちを追い出しただけではなく(45)、両替人の台、鳩を売る者たちの腰掛けまでも倒しました(マルコ⒒:15)。彼らは地方から礼拝に来る人たちの使用している通貨を神殿用に両替したり、ささげる鳩を売り礼拝のための便宜を図りました。しかしその行為はイエスが「強盗の巣」と非難したように商売と化し、神殿が礼拝ビジネスとなったことに怒り、悲しまれたのです。イエスは大声で「(神殿は)祈りの家でなければならない」と旧約聖書のイザヤ書のことばを引用されました。イザヤの時代も民のささげる礼拝が形式化してしまい、預言者イザヤが警告したのです。「祈りの家」の意味は「ただ神を愛し信頼し、生きて働きかける神と向き合う」ことです。みことばを聞き、奉仕も怠ることなく行うその本心が自分の願いを叶えるためであったら、その動機は礼拝ビジネスと変わりません。礼拝において本気で神と向き合っているでしょうか?神を自分のために使っているような礼拝になっていないでしょうか?さてイエスは涙を流されました。民が平和への道をわきまえないことを嘆かれました(42)。この後(紀元70年)エルサレムはローマ軍に包囲され徹底的に破壊されます。その原因はイスラエルにあります。平和をわきまえず反乱を起こしたからです。イエスの涙の根本的理由は、平和の根源であられる「神の訪れの時」を彼らが知らなったことです(44)。入場もそうですが(37,38)、罪と死によって失われた私たちを救うために神が人となって訪れてくださいました。この神の訪れを信じ受け入れ、神と向き合うことが祈りの家にふさわしいのです。教会に呼び集められた人たちが、神のことばを聞き、その教えを実行しと、神との交わりに生きるのです。礼拝が一週間の生活の中心に据えられることによって、神とともに歩む生活となります。



2017年1月15日 週報より報告

【来会】
☆1月8日(日)初来会者が与えられました。

【教会会議】
☆1月8日(日)聖餐式及び教会会議が行われました。昨年末の各部の報告、また昨年11、12月の会計報告がされ、必要が満たされつつある祝福が報告されました。お祈りを感謝します。物品施設管理委員会から昨年の会堂清掃、ステンドグラスのライトアップが報告、今後駐車場タイヤ止め、ベビールームと多目的室の音響の改善が求められています。運営委員会から今後の予定の確認、2月5日宣教大会、2月19日信仰約束献金締め切り、臨時会議3月12日同日芝山宣教師訪問、3月19日総会、が確認されました。牧会報告ではヴィジョンの3年計画が説明されました。

【聖歌コンサート】
☆1月9日(月)横須賀で聖歌コンサートが行われました。21教会が参加し主への賛美で満たされました。後日CDが届きます。

【試験】
☆本日(昨日から)、センター試験です。臨んでいる兄姉たちが万全な状態で試験に取り組むことができるようにお祈りください。

【祈り】  
☆1月10日(火)小宮山歩師のお祖母様(父方)が召され、歩師は昨日の通夜、本日の告別式に参列されています。特にお父様の上に主の救いと慰めがあるようにお祈りを。

【本日の予定】
☆14時から午後礼拝を行います。ヴィジョンに基づき、Ⅰコリント15章から学びます。
☆午後礼拝後の清掃にご協力ください。

【予定】
☆1月19日(木)10時30分からドルカス会(女性の集い)の礼拝を行います。1月21日(土)13時から青年会を行います。

【神学校冬期講座】
☆1月31日(火)、2月1日(水)神学校の冬期講座が行われます。詳細の掲示あります。